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坂口 裕子 先生(薬学部)
2026.1.7
『生命はなぜそこに宿るのか(動的平衡 [1])』
福岡伸一著(木楽舎、2009)
著者は、「生命とは動的平衡にある流れである」と表現しています。つまり、生命は絶え間なく自らを壊しながら作り直し(動的)、バランスを保って(平衡)います。注目すべきところは、「絶え間なく自らを壊す」ことが先にあることです。生命は絶え間なく自らを壊しているからこそ、私たちは食事としてそれを補わなければいけません。1年経過すれば、物質レベルではほとんど別人となっていると聞くと、驚きではないでしょうか。このような動的平衡の考えを基に、身近な話題も交えて分かりやすく生命科学を解説されています。2025年大阪万博のパビリオン「いのち動的平衡館」で本書に興味を持った人もいるかもしれません。是非手に取ってみてください。
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『深い河 (ディープ・リバー))』
遠藤周作著(講談社、1996)
喪失感をそれぞれに抱えた日本人5人が、それぞれの理由でインドへの旅行を決意し、ツアーに参加する。背景や動機は異なるが、同じように聖なる河ガンジスに辿り着き、自らの過去と向き合う。死生観、宗教観に問いかける名著です。本書にインスパイアされた宇多田ヒカルの「DEEP RIVER」も、是非併せて聞いてみてください。
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『名もなき毒』
宮部みゆき著(文藝春秋、2011)
毒と聞くと、化学物質を連想する人が多いかと思います。本書では、化学物質としての毒による「連続毒殺事件」と、社会や人間の中にある「見えない毒の連鎖が生んだ事件」を明らかにしていき、その中で様々な人間ドラマが描かれていくミステリー作品です。私たちの中や、身近にも名もなき毒があるかもしれません。是非本書を読み、名もなき毒について考えてみてください。
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