「ひとり図書館時間」どう使ってる?

「ひとり図書館時間」どう使ってる?

コロナ禍といわれて早2年半。少しずつ日常が戻り始めたといわれますが、コロナ禍を経験する前とまったく同様かといえば、必ずしもそうではありません。

学生生活においては、対面授業とメディア授業のハイブリッド形式といったこれまでになかった授業形態を経験し、ひとりで過ごすちょっとした時間も増えたようです。

本大学図書館で今の大学生が過ごす日常に目をむけてみました。立命館の学生はどのようにひとり時間を過ごしているのでしょうか。

2022年6月に実施したアンケート結果から、これはと思う使い方について紹介していきます!

「ひとり図書館時間」に関するアンケート

衣笠キャンパス、びわこ・くさつキャンパス、大阪いばらきキャンパスに所属する学部学生にアンケートを行い、のべ137件の回答を得ました。

問い

図書館をひとりで使うときってどんなとき?
定期テストの勉強、卒業論文執筆、授業の課題以外でどう使っているのか教えてください!

アンケート結果

順位 ひとり時間の使い方 回答人数
1位 空き時間で作業 28人
2位 読書(紙の本) 22人
3位 思考の整理・スケジュールを組む 18人
4位 就職活動や入試、資格試験の勉強 18人
5位 ふらっと書架の間を探訪する 16人
6位 ぼーっとする(何もしない) 11人
7位 スマホチェック 9人
8位 趣味を極める 5人
9位 情報のアップデート 2人
10位 読書(電子書籍) 2人
その他:次に借りる本を決めるため、映画鑑賞、仮眠、文章執筆(文章投稿サイトに投稿するもの)など 6人

空き時間で作業

多忙な私は効率重視

授業、サークルやアルバイトでいつもバタバタしています。そんな忙しい時間で空き時間ができた時は、図書館で授業の課題に着手したり、レジュメ作りを進めたり、細々とたまるタスクをこなします。図書館は席数も多く静かなので、短時間でも集中して取り組むことができます。空きコマに気軽に作業できるベストスポットです。

回答人数:28人

読書(紙の本)

本と私をさえぎるものは
なにもない

「近頃の大学生はあまり本を読まない」とよく耳にしますが、私は読書が大好きです。気が向いた時にふらっと図書館に立ち寄り、読みたい本を選んで読んでいます。読書をすることで色んな言葉や世界に出会うことができます。そこから想像を膨らませたり、自分なりに考えたりするのがたまらなく楽しいです。電子書籍もいいですが、紙の本は手触りや匂い、ページをめくる音のひとつひとつが心地よいので私は紙派です。

回答人数:22人

思考の整理・
スケジュールを組む

目標管理は入念に

友達との旅行の計画、サークル運営のこと、これから先の自分自身のプランなど。普段はぼんやり頭の片隅に描いては、なんとなくうやむやにしてしまっているけれど、新学期の開始に合わせて自分がやるべきこと、やりたいことを丁寧に洗い出します。計画を立てたり、言葉にならないような思いを具体的に整理していく時は、一人で集中できる席に座るようにしています。人がそんなに通らないのでとても集中できます。

回答人数:18人

就職活動や入試、資格試験の勉強

回答人数:17人

ふらっと書架の間を
探訪する

偶然の出会いを求めて

「もしかしたら今の自分に刺激を与えてくれる1冊があるかもしれない。」そんなことをぼんやりと考えながら、館内をのんびり歩くことがあります。本が目に入っているようで入っていない時もありますが、それでも歩いていると「あ、この本なんだろう?」と、ふと目に留まる瞬間が訪れます。何かに悩んだり、やる気が起きなかったり、行き詰まった時に図書館へ行くと、本との偶然の出会いを通して自分の心が見えてくることもあります。

回答人数:16人

ぼーっとする
(何もしない)

サードプレイスでくつろぐ

対面授業とオンライン授業が続いてやっと一息。授業で、たくさんの人と話したり意見を聞いたりとかなり疲れたので、ひとりになって何も考えない時間が自分には必要です。そんな時はこの場所でリフレッシュすると決めています。外の公園や街の景色をしばらく見ていると、すっきりと疲れが癒えてきます。空調もちょうどよく、Wi-Fiも使えるので、自分にとって居心地のいい場所といえます。
※図書館に限らず、キャンパス内はWi-Fiを利用いただけます

回答人数:11人

スマホチェック

回答人数:9人

趣味を極める

自己の世界に没頭する

自分の好きなことをトコトン突き詰めるために図書館を利用しています。雑誌のバックナンバーを読み漁ったり、関連する書籍を読んだりする中で、自分が知らなかった推しの情報をゲットできた時の喜びは一入です。また閲覧室でパソコンを使って、推しについて考察したり情報発信もしています。今日も図書館のあの場所で、自分の大好きな世界に浸っています。

回答人数:5人