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「東アジア現地実習(韓国)」でソウルに行ってきました

 海外実習科目「東アジア現地実習(韓国)では、韓国の名門大学高麗大学校韓国語教育センターでの2週間にわたる短期留学(語学研修・文化体験)と、ソウル近郊でのグループ別フィールドワークを行っています。韓国語の実力を向上させ、現地の人びとと直接触れ合うことで現代韓国に関する知的好奇心を高めることを目的としています。
 2023年に3年ぶりに実施できましたが、2024年度も22名の学生が参加して、楽しくかつ充実した学びを得られました。
 入学式終了直後に求められた、いきなりの自己紹介に戸惑いながらも、韓国語で頑張ってもしっかりと答えて、2週間の授業後にはしっかりと受け答えできるようになっていました。

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<授業の風景>

 螺鈿キーホルダーやハングルカリグラフィーを用いたポーチ作りなどは初めての体験でしたが、出来上がった作品はどれもこれもすばらしい出来で、想い出を振り替えられるいい記念品になりました。また、土曜日を利用した国立中央博物館見学では、韓国の至宝の数々に出会い、歴史や当時の人びとの生活に思いを馳せる時間となりました。

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<ハングルカリグラフィーを作る受講生(左図)、受講生が作成した螺鈿キーホルダー(右図)>

 そのほか、2周目の午後には、グループでテーマを設定したフィールドワークでソウルや近郊都市のあちこちを回りました。日韓関係、伝統カフェとリノベーション、美容事情、チェーン店比較などなど、現代韓国社会の多様な在り方を調査しました。
 日本ではわからなかった現地の様子をじかに観察・調査することで、今後の学びの礎を築きました。

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<国立中央博物館での記念撮影(左図)、修了式(右図)>

 数十年ぶりといわれたソウルの夏。最後は台風による帰国遅延も危ぶまれましたが、無事に関西空港に到着し、参加学生たちは暑かったソウルでの日々の余韻に浸りつつ、帰宅の途につきました。

 なお、活動記録もご覧下さい。

 同時期に実施した「韓国イニシエーション実習」および「東アジア現地実習(中国)」の活動についてもご覧下さい。