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2011年11月のアーカイブ
この8月に、立命館大学主催で気仙沼へボランティアに行ってきました。
今回は個人のボランティアの集まりではなくて、いろんなサークルのメンバーが集まり、各サークルの持つ特技・特色を生かして被災された方々に楽しんでいただくための活動をしてきました。

【名称】気仙沼暮らし楽しませ隊
【日程】2011年8月16日(火)夜京都発~8月23日(火)朝京都着 5泊8日
【場所】宮城県気仙沼市 岩手県一関市 他
【宿泊】洞雲寺(岩手県一関市千厩町)
【主催】立命館大学サービスラーニングセンター、学生オフィス
【協力】気仙沼市社会福祉協議会ボランティアセンター
    社会福祉法人大阪ボランティア協会
    公益社団法人シャンティ国際ボランティア会
【参加者】
 クラシックギタークラブ 4人
 cubes 6人
 落語研究会 2人
 ESS 2人
 美術研究部 5人
 出前ちんどん 3人
 311+Rnet 1人
 乾ゼミ生 3人
 引率教職員 2人
  計28人


今回の活動では本当にたくさんの方にお世話になったのですが、特にお世話になったのが宿泊させていただいた「洞雲寺」の方々です。ここは宿坊ではなく、ごく普通のお寺です。そこに、気仙沼で被災された方2人が避難してきて住んでおられます。そのお2人とご住職のご好意で、今回のプログラム期間中宿泊させていただきました。
朝夕の食事も作っていただき、それが手作りで心がこもっていて、とっても美味しい! 毎日エネルギーをフル充電して次の活動に向かう原動力になりました。
また、震災当日~これまでのことをお話ししていただいたり、学生が活動中に感じたことを聞いていただいたりもしました。洞雲寺のみなさんとお話しすることで、学生は活動中に受け取った心の重りを消化し、心が軽くなっているようでした。


訪れた地域では、避難所から仮設住宅への引越しが進み、これから新しくコミュニティを作り直そうとしているところが多いです。プログラムに協力していただいた、気仙沼足社会福祉協議会やシャンティ国際ボランティア会は、まず新しい住民同士が知り合うところから始めようと、各地で食事会や「お茶っこ」の活動をしています。
我々も食事会やお茶っこに参加させていただき、出前ちんどんや落語研究会、クラシックギターによる演芸や、美術研究部による似顔絵、バールーンアートなどをして場を盛り上げ、楽しんでいただきました。また子どもとドッチボールなどで遊んだり、いっしょにお茶を飲んでほっこりするなど、現地の方と楽しい時間を過ごすことができました。


出前ちんどんによる歌声カフェ。「青い山脈」などをみんなで歌いました。
この場でいただいた生八つ橋は法然院さんに、京漬物は竜安寺前の富川さんに提供いただきました。
またお土産とした京コマは法然院の梶田住職に提供いただきました。


子どもといっしょにドッチボール。


美術研究部による似顔絵コーナー。似顔絵を描きながらゆっくりお話をすることで、心の底にあるものがポロっと出てくることもありました。
「次に津波が来たら、これを持って逃げます」なんていう言葉もいただきました。


お茶を飲みながら落語を聴く。


クラシックギターの演奏を聴く。


東北から帰ってきて、改めて思い出されるものは現地の方々の笑顔です。きっと我々には想像も付かないような経験をされたのだと思いますが、それを乗り越えて笑顔で進んでいこうとしている。そんな人間の強さを感じます。
参加した立命館大学の教職員にとっては、今回の活動はあくまでスタート。これから何ができるのか、ずっと考え、実践していきます。

なお、今回は学生サークルの持つ特技を生かして、現地でお役に立てる活動ができるよう、気仙沼市社会福祉協議会ボランティアセンターや大阪ボランティア協会のみなさまにコーディネートしていただきました。おかげさまで、我々の持つチカラを最大限に活かして活動することができ、多くの方に楽しんでいただけたのではないかと思います。たいへんお忙しい中にも関わらず、丁寧に「つなぐ」ことをしていただいたみなさまに改めて感謝申し上げます。

紅葉狩りに行ってきました!

こんにちは!311+Rnetです。


11月27日に行われた、龍谷大学東北こども会さんの「あつまれ!こども稲荷散策隊」に参加してきました!

子どもたちは、「どんぐりを拾おう」「きれいなもみじを見つけよう」「滝を探そう」などなど、
カードに書かれた「任務」を達成しながら稲荷山の頂上まで登りました。

千本鳥居を一本一本数えながら登ったり、川で小さなカニを見つけたり、
何度か行ったことのある伏見稲荷神社も子どもたちと一緒だと新たな発見がたくさんありました。




今回は5人の子どもたちが集まってくれましたが、
みんなとても元気いっぱいで、笑顔で走り回る姿が印象的でした。


稲荷山紅葉狩り!

こんにちは!311+Rnetスタッフです。

今日も学生ルームではボランティアに関する打ち合わせや、常設スペースの展示を作成するためにたくさんの学生が集まっていました。

さて、本日は
龍谷大学「東北こども会」さんの企画ボランティアのお誘いがあります。

「あつまれ!稲荷こども散策隊」
日時:11月27日(日)10時~15時
場所:伏見稲荷大社(稲荷山)

東北から移ってきた子どもたちを対象に
「稲荷山紅葉狩り」を企画されているそうです。
紅葉まっただ中の京都の街で季節を感じ、
楽しんでもらいたいと思っています。

参加者募集のチラシはこちら
「あつまれ!稲荷こども散策隊」チラシ

日程も迫っているため
ぜひ立命館大学の学生にも一緒に活動していただきたいと
お誘いがありました。
ので、ボランティアスタッフとしての参加を募りたいと思います。

興味のある方は11月25日(金)21時までに
311rnet@gmail.com
まで連絡ください。

京都にうつってきた子供たちと直接触れ合えるとても良い機会です。
ぜひご参加ください。


写真は伏見稲荷大社のものです。

こんにちは。立命館大学サービスラーニングセンターの山﨑と申します。
立命館大学では、復興+R基金を活用して、この夏休みに4回の震災ボランティアプログラムを実施しました。
今回は、3、4回目に当たる「いわてGINGA-NETプロジェクト」との連携プログラムについてご報告します。

3月11日に発生した大震災は、大きな被害をもたらしました。避難所や応急仮設住宅で暮らす数多くの避難者の方の生活を支えるためには、長期的に様々な支援が必要です。一方、この未曾有の被害に対し、力になりたいという学生も数多くおり、また大学等も夏期休暇に向けて、学生の活動を支援しようという機運も高まっていました。こうした被災地の要支援ニーズと学生のボランティアニーズを効果的に結びつけるために結成されたのが「いわてGINGA-NETプロジェクト」です。
企画・運営にあたっては、岩手県立大学学生ボランティアセンターが、県内のボランティア活動プログラム開発、マッチングや宿泊サポートを(特)ユースビジョン及び(特)さくらネットが、全国の大学ボランティアセンター、及び学生ボランティア推進団体と連携して、学生ボランティアの募集、送り出しを行いました。

学生ボランティアの募集を行った第2~8期では合計1086名、146校が参加。
立命館大学が参加したのは以下の通り。
第7期
日程:2011年9月7日(水)~9月13日(火)
参加人数:25名
第8期
日程:2011年9月14日(水)~9月20日(火)
参加人数:24名

本プロジェクトの活動は、仮設住宅のコミュニティ活性化を図るものでした。そのために、「お茶っこサロン」と名づけられた活動を岩手県釜石市、陸前高田市などで展開しました。これは、応急仮設住宅に引越ししてきた方々とお茶を飲み、お菓子を食べながら、引越しした後の住民間の新しいご近所づきあい、「顔の見える関係」を築くお手伝いをするものです。
このサロンでは、初めて行く場所では、机や椅子、お茶セットなどを積み込んで、場所の設営から始めました。その後は、お茶っこサロンを訪れてくれた方々にお茶を出してお話をしたり、子どもたちと外で遊んだりしながら、場所や訪れてくれる方々の様子によってサロンの内容を考えていきました。

 7期、8期では、活動の後半であったため、地域住民の間でもサロンの認知は浸透しており、学生たちは前の期での活動を引き継ぎながら、さまざまな工夫をこらし、イベントを企画・運営していました。
 活動終了後には、毎晩活動班ごとにふりかえりを行い、翌日の活動に向けて準備をしたりして過ごしました。「何のために自分たちは活動しているのか」「もっとこんなことがしたい、こんなことができるんじゃないか」「どうしたらもっとサロンに人が来てくれるのか」「今日こんなことがあって嬉しかった・落ち込んだ・考えさせられた」などなど、その日あったことを班内で共有し、よりよい活動にしていくために熱く語り合っていました。

最終日には、「○○します宣言」を1人ずつ書き、恒例の全体写真を撮って活動終了。
実質活動は4日間という短い間でしたが、実に濃い4日間を過ごした仲間との別れは離れがたいものです。最後まで別れを惜しみ、バスの出発時間になってもなかなか乗ろうとしない学生ばかり。再会を約束し、涙と笑顔の別れとなりました。

そして、夏休みのいわてGINGA-NETの活動が終了した約1ヶ月半後の11月13日(日)に、京都で「いわてGINGA-NETプロジェクト報告会~いわてでみたこと・みつけたこと・1086人の学生が動いた60日間」が開催されました。

いわてGINGA-NETプロジェクトが社会にもたらした効果は?
全国から岩手に集結した学生たちは何を行い、何を感じたのか?
大学は、学生の活動をどのような枠組みで応援したのか?
いわてGINGA-NETプロジェクトの今後は?

関西を中心に全国から約200名の参加者が集い、参加した期を越えてGINA-NET参加者による交流が行われました。みんなそれぞれに参加したときのことを思い出し、また岩手に行きたい・帰りたいという声も多く聞かれました。

まだまだこれからも、いわてGINA-NETの活動は続きます。

いわてGINGA-NETプロジェクト
http://www.iwateginga.net/

特定非営利活動法人ユースビジョン
http://www.youthvision.jp/


衣笠の学園祭に参加しました!

こんにちは!311+Rnetです。

11月12日、13日に立命館大学衣笠キャンパスにて学園祭が行われました。
311+Rnetは西側広場で行われた、「FROM 3.11 ~to relationship~」に参加しました。
また、フリーマーケットにも出展し、「おいでよ!道の駅東北」という店名で東北物産を販売しました。

「FROM 3.11 ~to relationship~」と「おいでよ!道の駅東北」の詳しい報告についてはまた後日ブログのほうでさせていただきます。

それまで、写真で当日の様子をご覧ください。





FROM 3.11 ~to relationship~

こんにちは。311+Rnetです!

これまで学園祭でのフリーマーケットの紹介をしてきましたが、それだけではありません。

衣笠キャンパスの西側広場で行われる展示企画、「FROM 3.11 ~to relationship~」にも参加します!

これは、震災を超えての人とのつながりをテーマとして、学園祭実行委員会に311+Rnet、IVUSAが協力して展示を作成しました。

3月11日にいったい何が起こったのか、現地でボランティア活動を行った学生は何を思ったのか、今後どのような地震が予想されているのか。
そういったことを写真などを使って、みなさんに知ってもらいたいと思っています。

この展示をみて、みなさんが何を感じるかはわかりません。しかし、3月11日におきたことを少しでも長く忘れないようにいてもらえれば幸いです。

12日、13日ともに展示しています。食事をしながら、休憩がてらでも結構ですのでぜひ足を運んでみてください!



他にもこんな東北の物産を販売します。


今まで紹介した商品の他にもこんなものも販売します。

・心でつなぐ陸前高田の絆クリアファイル 


・携帯ストラップ「高田松原の松から希望、前進の花を咲かそう」


・I LOVE 陸前高田 シャーペン、ボールペン



いずれの商品も売り上げの一部は陸前高田市や周辺自治体に寄付されます。

フリーマーケットの場所は中央広場と至徳館の間を東に行った突き当りになります。

ワインレッドのTシャツを着たスタッフが出店していますので、探してみてください!


フリーマーケットでの東北物産


こんにちは!311+Rnetです。

以前小原木のタコちゃんを紹介しましたが、他にも東北からの商品を販売します。

その一つが、やなせたかしさんデザインの「希望のハンカチ」です。

今回このハンカチは岩手県陸前高田市にある、伊東文具店というところから購入しました。

伊東文具店は震災の影響で建物が全て流されました。
しかし現在では多くの人に支えられ、プレハブ小屋の仮店舗で営業しています。

東北の物産展は全国各地で行われています。
一つひとつの商品にはストーリーがあり、色んな人の思いがつまっています。

そんなことも考えながら、購入してみてもいいかもしれませんね。


伊東文具店についての記事が掲載されています。

天空祭に参加してきました!

10月22・23日、大分県別府市にある立命館アジア太平洋大学(APU)の学園祭「天空祭」に参加させていただきました!
衣笠311メンバー6人、BKC311メンバー3人、学生コーディネーター4人の計13名とAPU NESTの合同企画を行いました。

前日の夕方にフェリーに乗りこみ、約10時間かけて大分へ。
フェリー上では会議をしたり交流を深めたりしました。

天空祭はすごい活気で、国際色も豊かでtheお祭り!という雰囲気でした♪
311ブースでは、東北の缶詰販売、映像コーナー、ワールドカフェなど震災に関するブースを行いました。
山形の郷土料理「芋煮」をふるまったり、メッセージを書いていただいたりと来場者参加型の企画も行うことが出来ました。

2日間かけてAPUの皆さまに私たちの活動を伝え、また震災についてもう一度考えるきっかけを提供できたのではないかと思います。
私達も、とても楽しく参加することが出来ました!

また、APU NEST、衣笠・BKCメンバーの交流も深まりました♪
帰りのフェリーではみんなで流れ星も見ましたよ!

次はこちらの学祭に向けて頑張っていこうと思います。

小原木タコちゃん

こんにちは!311+Rnetです。

11月12、13日に立命館大学衣笠キャンパスにて学園祭が行われます。
311+Rnetはフリーマーケットを出店し、東北の物産品を販売します。

今回の目玉となるのが、宮城県気仙沼市にある小原木という地域で作られている「小原木タコちゃん」です。
小原木に住む方々が一つひとつ手作りで作っています。
立命館大学が夏季休暇中に実施したボランティアバスで、小原木に行った学生が、タコちゃんを作っている方と出会ったことがきっかけで、この「小原木タコちゃん」販売が実現しました。
小原木の方たちはこのタコちゃんの売り上げで、京都に行くことを目標にしているとのことです。


手作りということもあって数は限られていますが、京都でもできる支援の一つとして、ぜひお買い求めください。



京都災害ボランティア支援センターが9月に行った、福島支援ユースボランティア隊(すざく1番隊)の報告会が11月8日に行われます。

日時:11月8日(火)16:30~18:00
場所:ウェスティン都ホテル京都
内容:参加者による現地での活動報告

参加をご希望される方は、当日直接会場までお越しください。