
何ができる?
機械部品の作成や加工ができます。旋盤、ボール盤、フライス盤、切断機、研削盤などの基本的な工具が揃っていて、オープン利用の時間帯に利用することができます。専門的な加工については、職員の方や学生スタッフのみなさんに依頼することもできます。
2014年10月16日更新
あなたは立命館大学のキャンパスに、「秘密の扉」があることを知っていますか?
「秘密の扉+R」では、みなさんが知らない、聞いたことがない、見たことのない、キャンパス内の特殊な施設をご紹介します。
あなたの興味を刺激する新たな発見があるかもしれません。扉の向こうの世界を見てみましょう。
機械部品の作成や加工ができます。旋盤、ボール盤、フライス盤、切断機、研削盤などの基本的な工具が揃っていて、オープン利用の時間帯に利用することができます。専門的な加工については、職員の方や学生スタッフのみなさんに依頼することもできます。
開講期間の午前中は、理工学部機械システム系2回生の機械工作実習が行われています。午後はオープン利用となり、研究室の学生や理工学部プロジェクト団体の学生が利用しています。指導教員の許可があれば、理工学部生以外でも利用することができます。
利用についての詳細は工作センターホームページをご覧ください。
穴を開けたり溝を掘ったりするための機械。台座が横方向に移動します。
円筒形などの工作物をつくるための機械。工作物が回転し、周りを削ったり穴を開けたりします。
回転する研削砥石によって、工作物をミクロン単位で削ったり、表面を整えたりします。
現在の工作センターは1994年、BKC開設時に完成しました。BKC移転前は、衣笠キャンパス1号館(現在の啓明館)や新4号館(現在の洋洋館)にありました。前身となる実習施設は、理工学部がまだ「立命館高等工科学校」、「立命館日満高等工科学校」と呼ばれていた1940年頃から、既に利用されていました。
写真左:立命館日満高等工科学校の実習の様子
写真右上:1940年頃使われていた旋盤と1998年頃実習で使用した車
写真右下:1939年から現在も使われている備品
工作物を回転させて加工します。工具が自動で取り替えられるので、工作物を付け替えることなく加工ができます。
アクリル系樹脂を0.016ミリずつ積み重ねて製品をつくります。製品の周りをやわらかい樹脂で覆うことで、不安定な形であっても製作できます。
主に手動で使う機械が置かれています。授業でも使えるように、旋盤は22台置かれています。
コンピュータプログラムにより、自動で加工ができる大型機械が置かれています。
製作した部品の表面を拡大したり、座標を調べたりして、設計図と誤差がないか確認することができます。
プロジェクト団体の学生のみなさんとは1回生から院生になるまで一緒に作業したりするので、大会の結果報告に来てくれたりするときは嬉しいですね。理工学部生以外でも、学園祭前にマジックサークルが小物をつくりに来たこともありますよ。既製品は誰でも買えますが、企業にはオーダーメードで1つだけ物をつくるということは、なかなかできません。だから自分がつくった物には愛着がありますね。
「旋盤」の授業や設計・加工相談を担当しています。また、研究室から依頼を受けて部品を製作したり、機械のメンテナンスも行っています。でき上がった品物に満足するみなさんの様子を見るのがとても嬉しいです。
現在、工作センターでは8人の学生スタッフが活動をしています。主な活動は、オープン利用の時間帯にやってくる学生のみなさんに機械の使い方を教えることと、機械の手入れをすることです。サークル活動や研究室での利用が多いため、それぞれの活動を垣間見ることができるます。それがやっていて面白いところですね。また、専攻している「制御工学」に活かせるような学びが得られることも、やりがいの一つです。
2014/9/30掲載
動物行動研究室
2014/10/16掲載
工作センター
2014/10/31掲載
RecO STUDIO
2014/11/18掲載
存心館 時計台
2014/12/5掲載
インタラクティブラボ
2014/12/18掲載
模擬薬局
2015/1/26掲載
創思館トレーニングルーム1
2015/2/19掲載
木瓜原遺跡