
何をする場所?
薬剤師免許の取得を目指す薬学部4回生が実習に利用します。5回生で行われる病院・薬局での実務実習を行う上で必要最低限の知識と技能を身に付けます。実務実習を行うには、4回生の12月に全国の薬学部・薬科大学で実施される薬学共用試験(学力試験と実技試験)に合格しなくてはいけないので、そのための学習もします。
2014年12月18日更新
あなたは立命館大学のキャンパスに、「秘密の扉」があることを知っていますか?
「秘密の扉+R」では、みなさんが知らない、聞いたことがない、見たことのない、キャンパス内の特殊な施設をご紹介します。
あなたの興味を刺激する新たな発見があるかもしれません。扉の向こうの世界を見てみましょう。
粉薬を電子はかりで量り、軟膏板の上でワセリンと混ぜます。均一に混ざるように、少しずつ混ぜていきます。帽子・マスク・白衣の袖口など、作業に入るまでの身だしなみも指導されます。
棚に並んだたくさんのボトルの中から必要な水剤を選び、細いメートグラスで正確に測ってから混ぜていきます。
ほぼ無菌状態の安全キャビネット内で注射薬の調合などを行います。
入院患者に薬の説明をするという設定でロールプレイングを行います。
錠剤やチューブを処方せんに合わせて正しく準備したり、粉薬を測って混ぜ、機械で1回分ずつ袋詰めをしたりします。
3体ある人形(通称:フィジ子・フィジ男)や学生同士の体を使って、脈・血圧・心音・心電図などを確認(フィジカルアセスメント)する練習をします。
4回生から、授業で模擬薬局を週に3回ほど利用しています。この施設だからこそ気付けることは多いですね。「私が薬剤師、相手が初診の患者さん」という設定でロールプレイをしたときは、丁寧に言葉を選び、常に「患者さんにとってどう聞こえるか」を考えることの重要性を感じました。患者さん目線を忘れない、思いやりのある薬剤師を目指したいです。
模擬薬局の先生方は、実際に病院や薬局での勤務経験があります。現場での話や教科書に載っていないような細かい部分、薬を扱うときの手技などを教えていただけたのが良かったです。前期に病院で実習をして、医師・看護師との関係の中での薬剤師の役割が具体的にわかり、薬剤師になりたい気持ちがさらに強くなりました。
本学の薬学部は、学生数の割に教員・スタッフが多く、充実していると思います。一昨年、実習スペースが広くなり、指導がさらにきめ細かくできるようになりました。ここで学ぶのは、病院や薬局で薬剤師がやることとほぼ同じです。患者さんにとっては白衣を着ていたら実習生でも病院スタッフなので、知識・技術はもちろん、態度もしっかり指導するように心がけています。
2014/9/30掲載
動物行動研究室
2014/10/16掲載
工作センター
2014/10/31掲載
RecO STUDIO
2014/11/18掲載
存心館 時計台
2014/12/5掲載
インタラクティブラボ
2014/12/18掲載
模擬薬局
2015/1/26掲載
創思館トレーニングルーム1
2015/2/19掲載
木瓜原遺跡