Career NetworkingOBOG会紹介

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11期生によるOBOG会が開催されました

2025年3月28日(金)、11期生による初のOBOG会が開催されました。

11期生は、期中に『青い壺』(有吉佐和子)を課題図書として、自主勉強会「つぼる会」を実施していました。
西園寺塾修了式において、学びの継続を決意し「第2回 つぼる会」の開催を決定、『ある男』(平野啓一郎)を課題図書としました。

4名の修了生が書籍を通じて考えたことを紹介、参加メンバーでディスカッションしました。

終了後は、11期生修了後初の執行役員昇進となった上田啓二さん(サッポロビール株式会社)のお祝い会を兼ねて、さらにディスカッションと交流を深めました。

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8期生によるOBOG会が開催されました。

2025年3月14日(金)、8期生によるOBOG会が開催されました。
今回は、8期生の上原秀介さん(日清シスコ株式会社)のご案内により、「カップヌードルミュージアム 横浜」を訪問させていただきました。

まず、清藤勝彦館長からミュージアムについてご説明いただき、続いて「創業者精神について」と題し、安藤百福氏の秘書を務められた経験から肌で感じられた同氏のお考えについてお話しいただきました。

その後、カップヌードルミュージアム館内の見学、チキンラーメン手作り体験、マイカップヌードルファクトリーなどの体験を通して、発明の原点などについて理解を深めました。

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10期生によるOBOG会(長崎フィールドワーク)が開催されました

2025年2月22日(土)~24日(月祝)、10期生によるOBOG会を開催、今回は長崎県を訪問しました。

【主なスケジュール】
▼1日目
軍艦島デジタルミュージアム・日本二十六聖人殉教地・稲佐山展望台

▼2日目
田平天主堂・松浦資料博物館・平戸ザビエル記念教会・島の館・丸尾山(丸尾様)・春日集落(かたりな)

▼3日目
コルベ神父記念館・長崎スタジアムシティ

今回のフィールドワークに参加された10期生の瀧藤昭弘さん(東日本旅客鉄道株式会社)のレポートです。

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立命館西園寺塾10期生の研修プログラム修了後初のフィールドワークは、木村幹先生講義の課題図書「犠牲者意識ナショナリズム」にて学んだコルベ神父ゆかりの地である長崎にて実施しました。今回のフィールドワークの最大テーマは「キリスト教」(とりわけ、潜伏キリシタン・隠れキリシタン)と世界遺産「軍艦島」です。正直なところ私は軍艦島に惹かれて参加しましたが、キリスト教関連の見学が印象に残る2泊3日となりました。

1日目に予定していた軍艦島上陸ツアーは残念ながら荒天のため中止となりましたが、軍艦島デジタルミュージアムを見学、当時最先端の鉄筋コンクリート建築物が建設されたこと、63,000㎡(≒250m×250m)の島に最大5,300人が生活し、1,000人以上の児童・生徒が通う小中学校があったことなど、多くの視覚的資料から学びました。当時の島民の生活を想像し、「長崎を再訪し次こそは軍艦島に上陸しよう」と固く誓いました。
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2日目は平戸にて平戸観光協会のガイドの方にご案内いただき、松浦資料博物館・平戸ザビエル記念教会・生月町博物館「島の館」・春日集落(かたりな)を訪問、加えて田平天主堂、日本二十六聖人記念館(1日目)も見学しました。そこから学んだことは、「平戸における領主から領民へのキリスト教入信の指示」「キリスト教信者の迫害」「隠れキリシタンの潜伏と明治維新期における発見・再迫害」「明治維新後も隠れキリシタン時代の独自の教えを守り、キリスト教信者とならなかった日本人の存在」「明治維新後、小さな集落に立派な天主堂が建設されたこと」「カトリック教会による殉教者の聖人化」などでした。特に印象に残ったのは、生月島でキリスト教が従来の仏教や神道と融合した形で信仰され続けた点、明治維新後もキリスト教徒とはならず、隠れキリシタン時代の信仰を守り続けた点です。前者からは、仏壇や神棚を隠れ蓑にしてキリスト教の信仰を守っていた人々の姿が伺えました。彼らの信仰の深さはどの程度であったのでしょうか。ヒントとして「領主が領民を一斉にキリスト教に改宗させた地域があったこと」「絵踏をしていた人々が明治時代に入りキリスト教信者となったこと」があります。一点はキリスト教の信仰の深さに個人差があったのではないかということです。これは推測の域を出ませんが、「キリストの絵を踏むことは許容する」「キリスト教だけでなく仏教や神道も信仰する」など様々な判断があったのだと考えます。平戸領主の松浦隆信はキリスト教の布教を認めたとはいえ、入信はせず好意的ではなかったこと、一方で松浦隆信の家臣(親類)が熱心な信者であったことや、松浦隆信の孫に大村純忠の娘(キリシタン)が嫁ぐなど、平戸においてキリスト教信仰の追い風と逆風が繰り返されていたことも影響したのではないかと感じました。私は、中学時代に歴史の授業で絵踏や島原の乱について学び、「当時の日本でキリスト教に入信した人はみな敬虔な信者であった」と思い込んでしまっていたのだと痛感しました。

 
 
 
 


今回のフィールドワークで、戦国時代から江戸時代初期にキリシタンとなった日本人の信仰の深さについて参加メンバーで議論をしました。私なりの結論は、「キリスト教には現在も世界中で多くの人が信仰し、惹きつけられる魅力がある」「現代の日本人は宗教に対してドライな面がある」という両面が当時の日本にもあり、人々のキリスト教信仰に濃淡があったのだろうというものです。これには、私自身カトリックの学校に通い、当時はキリスト教に魅力を感じながらも結局入信しなかった、という経験をしたことも影響しています。一方で、16世紀後半から17世紀前半の短期間でキリスト教の教えに共感し、熱心なキリスト教徒になった日本人がいた、という事実も「日本二十六聖人記念館」にて改めて学びました。
平戸をご案内いただきました平戸観光協会のガイドの方はとても造詣が深く、私たちのすべての質問に丁寧に対応くださり、まさに今回のMIPでした。平戸城にもオランダ商館にも行かないというこだわりの行程が、私に多くの示唆を与えてくれました。
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幹事からの提案により今回のフィールドワークでは、毎朝長崎の町を皆でランニングしました。自分の足で見て回ることで、長崎の町の規模と位置関係、坂の多さを実感できたうえに、諏訪神社や西園寺公望公の仮寓居跡を訪問することもできました。頭と体を使って存分に学んだ充実のフィールドワークでした、
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10期生によるOBOG会が開催されました。

2025年1月31日(金)、10期生によるOBOG会が開催されました。

10期生は、期中から「自主勉強会」を実施、修了後も継続しています。
そして、今回は、10期生の田部井進一さん(サーキュラーリンクス株式会社 代表取締役社長)が、講師を務めてくださいました。

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6期生による出雲フィールドワークが開催されました。

2025年1月25日(土)~26日(日)、6期生によるOBOG会を開催、今回は島根県を9名で訪問しました。

【スケジュール】
▼1月25日(土)
荒神谷遺跡・古代出雲歴史博物館・稲佐の浜・出雲大社・石見銀山世界遺産センター・石見銀山の跡地/坑道

▼1月26日(日)
美保神社・松江城・神魂神社・足立美術館・日御碕灯台

今回のフィールドワークに参加された6期生の山川知俊さん(住友電設株式会社)のレポートです。

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今回のフィールドワークの舞台は、神秘的な成り立ちや古代の大和や筑紫との繋がりなど、その歴史に興味を持ちながらも、これまで漠然としか知らなかった、なんとなく取っ付きにくい印象のあった出雲地方です。そのような出雲について少しでも理解を深めようと、慣れないカタカナで書かれた数々の古代の神様の名前、その偉業の理解に四苦八苦しつつ、梅原猛先生の著作「葬られた王朝 古代出雲の謎を解く」を事前に読み込み参加することにしました。
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出雲神話は、過去、フィクションとされる説が主流であったようです。その説が改まるきっかけのひとつとなったのが、弥生時代の遺跡である荒神谷遺跡です。それまで日本国内で発見された総数を超える358本もの銅剣が一度に発見された当時の研究者や古代史ファンの興奮は想像するに余りあります。実際、梅原先生もご自身のフィールドワークや研究を重ねることで、「出雲神話は事実に基づいた物語であった」と考えを改められたようです。遺跡見学後、ガイドの方の勧めにより島根県立古代出雲歴史博物館を訪問、実物の銅剣・銅鐸・銅矛などが整然と陳列された様子は、正に圧巻の一言でありました。

出雲大社は、「縁結びの神社」という認識しか持ち合わせておりませんでした。御祭神は大黒様としても有名な大国主大神で、天照大神に国譲りをしたとされる神様です。「国譲り」とは言え、当時の覇権争いなどを想像することもできる訳で、それでもなお、現在にいたるまでこれほどの存在感を示しているこの大社に、悠久の歴史を感じ取ることができました。また、驚いたのは、2000年に境内の地下から3本1組のスギの大木が3箇所から発見されたという事実です。それが本殿の支柱ならば、当時、本殿は数十メートルにも及ぶ高さを誇ったとも考えられます。将来、発見されるかもしれない歴史的な新事実に、今後ますます興味を惹かれそうです。

 

美保神社や神魂神社、日御碕神社については、ほんの一部ではあるものの予備知識を頭に入れ、その御祭神の功績などを想像しながら拝観することで、これまで漫然と見てきた神社仏閣とは違った思いで訪れることができました。また、世界遺産となった石見銀山のある大森町の住民憲章(おだやかさと賑わいの両立)への思い、そして、足立美術館を創設した足立全康氏の破天荒な経歴や収集された作品なども興味深く拝見させていただき、大変貴重な体験となりました。
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最後に、6期生として2020年2月に修了して以降5年が経過した今も、こうして皆様と親密な交流が続いている喜びを噛みしめています。そして、学び続けることの楽しさを教えてくださった事務局及び6期生の皆様に改めて感謝申し上げます。


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8期生によるOBOG会が開催されました。

2024年12月20日(金)、8期生によるOBOG会が開催されました。
今回は、8期生の髙岡友和さん(サッポロビール株式会社)のご案内により、「YEBISU BREWERY TOKYO(以下、YBT)」を訪問させていただきました。

はじめにミュージアムエリアで「ヱビスビール」の歴史を学び、「YBT」で醸造されたビールを楽しみました。
髙岡さんは「YBT」の開業に携わっておられ、そのご経験なども共有いただきました。

終了後は場所を移して懇親会を実施、久々に会えたメンバーとの旧交を温めました。


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10期生によるOBOG会が開催されました。

2024年10月25日(金)、10期生によるOBOG会が開催されました。

10期生は、期中から「自主勉強会」を実施、修了後も継続しています。
そして、今回は、10期生の竹内祐貴さん(東京海上日動火災保険株式会社)が、講師を務めてくださいました。







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9期生によるOBOG会が開催されました

2024年10月4日(金)、9期生によるOBOG会が開催されました。
今回は、9期生の川瀬雄大さん(日本航空株式会社)のコーディネートにより、「羽田オペレーションセンター」など、JAL社員さんの職場を見学させていただきました。

まずは、ステーションコントロールセンターにて、どのようなシステムでスムーズな運航管理を行っているかについて、ご紹介いただきました。
あわせて、パイロットのブリーフィングシステム、客室乗務員のブリーフィングの様子などを見学しました。

続いて、JAL客室乗務員訓練センターに場所をうつし、客室教育訓練部の方から客室乗務員養成についてご紹介いただいたのち、実際にモックアップで訓練されている様子を見学しました。
その後は、質疑応答の時間も設けていただき、インフラとしての飛行機、安全にかかわる意識などを深く学ぶことができました。

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5期生による札幌フィールドワークを実施しました

2024年9月28日(土)~29日(日)、5期生による札幌フィールドワークを実施しました。

【スケジュール・内容】
▼9月28日(土)
・ウポポイ(民族共生象徴空間)
  *国立アイヌ民族博物館 学芸員の霜村様にご案内いただきました。
・サッポロビール北海道工場

▼9月29日(日)
・エスコンフィールド
・アイヌ文化博物館
・萱野茂 二風谷アイヌ資料館

アイヌに関する各資料館では、アイヌ文化の展示や調査研究にふれ、多様で豊かな文化と歴史、そしてアイヌ文化を未来につなげる活動を学びました。
サッポロビール北海道工場では「サッポロビールの歴史」「ビールの原料・製造」を学び、エスコンフィールドでは、「ファンづくり」「地域社会の活性化」を体感しました。

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10期生によるOBOG会が開催されました。

2024年9月27日(金)、10期生によるOBOG会が開催されました。

今回は、小泉悠先生(東京大学 准教授)を特別ゲストとしてお招きし、いまだ続いているロシア・ウクライナ戦争を中心に、ディスカッションしました。
小泉悠先生は、終了後の懇親会にもご参加くださり、更に議論を深めることができました。

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