LSI設計設備
カスタムLSI設計
自作のカスタムLSIを論理設計,回路設計,レイアウト設計,論理合成まで行うワークステーションです.ローム記念館3Fのサーバールームに藤野研専用の8コア搭載のLSI設計サーバー2台と,6TBのファイルサーバを1台設置.
各自のマシンからリモートログインすることで,それぞれのPC上でLSI設計の全てのフローを行うことが出来ます.
設計ツールとしては,Cadence,Synopsys社のツール全般(下記にソフトウェア名を記載)が利用できます.
論理設計:NC-Verilog,回路図作成:Composer,回路シミュレーション;Hspice,Hsim,Specter
レイアウト設計:Virtuoso,レイアウト検証:Caribre
論理合成:Design Compiler,配置配線:Astro,IC Compiler,


電子情報デザイン学科,むしろ立命館大学の研究室でも,試作チップを実際に作ることが出来る数少ない研究室です.


FPGA設計
FPGA(Field Programmable Gate Array)は,内部論理をプログラミングすることができるLSIであり,大規模ディジタルLSIを設計するときの開発/デバッグツールとして必要です.また,自作のカスタムLSIを論理テストするときの簡易テスタとしても利用できます.
設計ツールは論理シミュレーション(Modelsim,ncverilog),論理合成・配置配線(ISE)で企業でも使われているのと同じソフトウエアを用意しています.
下の写真は,FPGA設計の練習として「野球ゲーム」を作っている様子です.さらにもうひとつの写真は簡易サーバー立ち上げたFPGAの写真です.FPGAは用途によってさまざまなボードを用います.
藤野研FPGAボードページもご覧ください.

