Numerical Solution By Implicit Method - 3
■ プログラムの実行結果 ■
implicit.fを実行すると次の出力ファイルが出てくるはずです。
出力ファイル | 説明 |
input__.dat(例) | 解析に使用したパラメータを記録しています。 |
output__.dat(例) | 解析結果(ある時間における汚染濃度の値(近似解))を記録しています。時間t、汚染濃度cという順番に並んでいます。 |
output__.datをグラフ化させたものを,Fig.10とFig.11に示します。なお,入力条件は,c0=0.2,ce=1.0,T=1.0です。
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Fig.10 dtに関する数値解(陰解法)の比較 | Fig.11 θに関する数値解(陰解法)の比較 |
θ=0のときの曲線は,陽解法における近似解を表わしています。
まず,Fig.10を見てみましょう。Fig.10は,刻み幅冲が陰解法より得られる近似解に与える影響を示したものです。この図によれば,陰解法では,冲を比較的大きく設定しても精度良い解が得られそうですね。
次に,Fig.11を見てみましょう。Fig.11は,重みθが陰解法より得られる近似解に与える影響を示したものです。この図によれば,陰解法では,θが1に近づくにつれて安定した解が得られそうですね。
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