8by8 受験生のみなさんへ

立命館大学 理工学部、
8つの学科の先生たちの研究を紹介。
大学での研究生活を
イメージしてみてください。

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数理科学科 Mathematical Sciences

コマの回転運動を
幾何学を使って分析する

多羅間 大輔

多羅間 大輔

コマの回転運動を
幾何学を使って分析する

コマの回転は、軸によって安定したり不安定になったりします。多羅間 大輔准教授は、こうしたコマの回転運動などの力学系に現れる幾何構造に着目し、微分幾何学、トポロジーや代数幾何学などの幾何学の理論を使って力学系のふるまいのしくみを深く解析しようとしています。数学を使い現実の物理現象を解き明かすことで、さらに深く、豊かな世界を描き出すことが可能になります。

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物理科学科 Physical Sciences

ガンマ線で
高エネルギー宇宙線の謎に迫る

森 正樹

森 正樹

ガンマ線で
高エネルギー宇宙線の謎に迫る

2015年8月、国際宇宙ステーションに設置された宇宙線観測装置「CALET」が稼働を開始しました。ガンマ線を使った高エネルギー天体物理学研究のトップの一人である森 正樹教授は、研究室の学生たちと共に、国際共同プロジェクト「CALETプロジェクト」に参画、高エネルギー宇宙線の発生源を突き止めるとともに、宇宙線の加速や伝播のメカニズム、さらには暗黒物質の正体を解き明かすことを目指しています。

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電気電子工学科 Electrical and Electronic Engineering

薄くて自在に曲げられる
次世代薄膜太陽電池を開発する

峯元 高志

峯元 高志

薄くて自在に曲げられる
次世代薄膜太陽電池を開発する

現在主流の結晶シリコンを使った太陽電池に代わり、銅やインジウム、セレンを主な材料とするCIS系薄膜太陽電池が期待を集めています。厚さは2~3μmとシリコン系太陽電池の約100分の1と非常に軽く、自在に曲げられるため、多様な形状に取り付けられるのが特長。研究開発の先頭を走る峯元高志教授は最近、新しい作製法で世界最高に迫る22%の光電変換効率を企業と共同で達成しました。

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電子情報工学科 Electronic and Computer Engineering

海中を移動する海洋ロボットとの
音波を使った通信を目指す

久保 博嗣

久保 博嗣

海中を移動する海洋ロボットとの
音波を使った通信を目指す

海中ロボットによる新たな海洋資源の調査に注目が集まっていますが、「音波」による海中ロボット・移動体との通信を目指すのが久保博嗣教授です。音波は電波と違い、水中での減衰量が少ないため、長距離での通信に有利なのですが、伝搬速度が遅く、ドップラー効果の影響で周波数のずれが大きくなり、エラーが生じてしまいます。この弱点を克服する無線通信方式の理論を開発し、移動環境での水中音響通信の実現を目指しています。

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機械工学科 Mechanical Engineering

あらゆる手を尽くして
資源問題の解決に挑む

山末 英嗣

山末 英嗣

あらゆる手を尽くして
資源問題の解決に挑む

ある材料や製品を製造するために必要な資源を採掘量で換算する独創的な指標を発展させた山末英嗣教授。この指標を使って、低炭素を実現するための取り組みが、かえって資源の採掘量を増やす場合があることを指摘しました。さらにそうした「資源パラドックス問題」を解決する一手として、マイクロ波を用いて廃棄物に含まれるシリコンやコバルトを抽出する方法を研究しています。

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ロボティクス学科 Robotics

災害現場で力を発揮する
無骨で強靭な機械ロボット

馬 書根(右)、加古川 篤(左)

馬 書根(右)、加古川 篤(左)

災害現場で力を発揮する
無骨で強靭な機械ロボット

内径100mm以下の細長いパイプの中をジグザグ型のカメラ付きロボットが進んでいく。関節で複数のボディをつなぎ合わせた構造になっており、先頭と 最後尾、そして各関節部分に車輪が付けられている。驚いたことに途中パイプが上下左右に折れ曲がっていても、詰まることなく曲がり、垂直方向にも這い上がっていきます。馬書根教授と加古川篤講師は、災害現場など人間が足を踏み入れにくい場所でも活躍するロボットの開発に取り組んでいます。

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環境都市工学科 Civil and Environmental Engineering

築き上げてきた生活や文化と共に
歴史都市を災害から守る

大窪 健之

大窪 健之

築き上げてきた生活や文化と共に
歴史都市を災害から守る

大窪健之教授は、2008年からネパールで歴史的建造物の解析や地域コミュニティの社会調査を実施。地震リスク評価を行うとともに、住民とワークショップを開催して「住民にできる」防災対策を考えてきました。人類が築いてきた文化財としての建物や街並みをそこに根づく生活や文化も含めて守る。その信念に基づく教授の研究は、現実に地震が起きた際にも役立っています。

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建築都市デザイン学科 Architecture and Urban Design

人の「行動をつくる」建築を
学生とともに設計する

宗本 晋作

宗本 晋作

人の「行動をつくる」建築を
学生とともに設計する

立命館大学の研究活動報「RADIANT」がピクセルと化し、コンテンツが実体として現れたような空間で、人が研究と出合い、体験する。そんな展示ブースを設計したのが、宗本晋作教授と学生たちです。このブースは東京ビッグサイトで開催された環境の総合展示会のために作られました。教授はその他にも研究・教育の一環として学生と一緒に国内外のさまざまな建築の設計を手がけています。

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立命館大学 理工学部

海外留学プログラム、ものづくり拠点サイトなど
理工学部の詳しい情報は学部サイトをご覧ください。

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