「スポーツ傷害」という新たな学びから広がる夢
指導実習にレポート…、幅広い課題に地道に取り組む
※インタビュー及びプロフィールは、取材をした2023年5月時点の内容です。
幅広い授業を履修する中でスポーツ傷害の分野に興味を持ち、現在、整形外科医としても活躍されている先生のゼミでスポーツ医学について学んでいます。元々私は膝の半月板が比較的大きいことから、激しい運動を控えなければならないといった経験をしてきました。そうした過去から、入学時には理学療法士やトレーナーになって同じような境遇の人を支えたいと考えていました。しかし、スポーツ健康科学部での学びが深まるにつれ、今はもっと広い視野でスポーツを捉え、在学中に健康運動指導士の資格取得も目指しています。
現在、私は「スポーツ指導実習」の課題に取り組んでいます。これはさまざまなスポーツや年齢層における指導方法と、それを実践するための能力を身につけることが目的です。ほかにも心臓病に関するレポート課題が出ていたり、過去の文献を調べて自分の意見をまとめるような課題があったりと、とにかく課題はたくさん出るので、私は通学の移動時間などを有効活用しながら地道に取り組んでいます。
この学部には、私のようにスポーツをあまりしてこなかった学生や、卒業生の中には美容系のお店を起業された方もいるなど、スポーツ以外にも色々な興味を持った学生が集まっています。目の前にある機会を大切にし、何事も中途半端にせず、自分の納得のいくまで突き詰めることができれば、自然と道は拓けると私は信じています。
PROFILE
中本 夕理
スポーツ健康科学部 スポーツ健康科学科 3回生