在学生・卒業生の活躍

在学生・卒業生インタビュー

世界で活躍できる研究者を目指して

友尾 圭吾 さん / 3回生

小学生の頃、国立スポーツ科学センターが水泳の北島康介選手に対して科学的な研究をしている雑誌の記事を見て、スポーツの科学的な側面に興味を持ちました。将来はスポーツ健康科学の分野で研究職に就きたいと思いスポ健に入学しました。
入学してすぐに研究をやりたいと学部長に伝えました。通常は3回生から各コースに分かれ研究に入るのですが、すぐにご指導いただける教員を紹介していただくことができました。1回生の春から課外活動として研究をはじめることができたのも、アットホームで教員と学生との距離が近い本学部だからこそだと思います。
1回生の10月に、初めて学会で発表する機会を頂きました。2回生の時には海外での学会発表も経験することができました。特に海外の学会では、発表されている方の多くは大学院生や教員、研究員でしたので、学部生でしかも2回生で参加していることに驚かれました。
これまで、MRIを使って脚の断面図を撮影し、アスリートと一般人の筋や腱の形態を比較することでその特性を調べる研究や、認知機能の改善にはどのような運動が良いのかといった、主としてバイオメカニクスや運動生理学の研究に携わりました。
今後は、ヒトの生理反応のメカニズムに着目した、細胞培養系や動物実験を用いた生化学的な基礎研究を行いたいと考えています。
基礎研究から臨床研究まで多角的にアプローチした研究に携わらせていただける環境は、スポ健の強みだと思います。
卒業後は、海外の大学院へ進学したいと思っています。
本学部には海外の大学や研究機関との繋がりが強い教員がたくさんいらっしゃり、海外の大学の教授や学生を紹介していただく機会がありました。その中で、スポ健から海外の大学院に進学された先輩の話をお聞きする機会をいただき、海外の大学院に進学したいという気持ちが強くなりました。
将来は、海外にフィールドを広げ、世界で活躍できる研究者を目指してトレーニングを積みたいと思います。 私の場合は研究でしたが、他にも部活や様々な課外活動など興味があることに対してバックアップしてもらえる環境が、本学部には備わっていると思います。

※インタビュー及びプロフィールは、取材をした2020年5月時点の内容です。
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