教員紹介
FACULTY MEMBERS
人間福祉専攻
岡田 まり 教授
OKADA MARI
研究テーマ
病気・障害・介護・貧困・差別などに直面している人の生活支援や環境改善、福祉専門職の養成や研修
おすすめ書籍
私たちは、いろんな思い込みや勘違いで誤った認識をもつことがあります。また、物事がうまくいかない場合に思い込みのために状況を改善できないことがあります。ここで紹介する2冊は、具体的な事例をとりあげて、そんな状況にどう対応すればよいかを教えてくれます。とても面白く読めます。
●ハンス・ロスリング、オーラ・ロスリング、アンナ・ロスリング・ロンランド著、上杉周作、関美和訳『FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』日経BP、2019年
●マシュー・サイド著、有枝春訳『失敗の科学』ディスカヴァー・トゥエンティワン、2016年
学生時代の思い出
大学の授業で最も思い出に残っているのは、3回生の夏休みにあった社会福祉実習です。地域医療で有名な病院で、患者さんとの面談に同席させてもらったり、往診や訪問看護に同行させていただいたりするなかで、患者中心であること、環境の影響をよくみることの重要性を実感できたことは、現在の研究の基盤となっています。また、夕方からはいろんな研究会・勉強会があり、病院内外の医療スタッフや学生ら熱心に議論していたのも刺激的で、専門職のあり方を学びました。
サークル活動では、大学の混声合唱団に所属していました。多くの仲間とともに歌い、ハーモニーを感じるのは本当に楽しく、コンクールや定期演奏会にむけてみんなで一つのことに取り組み、仕上げていく充実感や達成感も忘れられません。今春、卒業〇十数年記念の同期会がありましたが、ものすごく盛り上がり、学生時代の仲間の良さをあらためて感じました。
現在の学問分野に決めた理由
父は市役所で、母は病院で、どちらも福祉の仕事をしていました。そして、2人は京都で福祉に関する仕事や研究をしていた人達が参加していた勉強会で知り合って結婚しました。そのため、わが家では普段から福祉の現場での話があふれており、私は子どもの頃から興味津々でそのような話を聞いて育ちました。大学で社会福祉を専攻したのは、私にとってはごく自然なことでした。実習などでいろんな疑問をもち、それらを検討し、力量をつけてから福祉専門職として就職するつもりで大学院に進学しましたが、結局、どうしたら生活上の課題を抱える人を効果的に支援できるのかを考える続けるうちに、それがそのまま研究の専門分野となりました。