新入生の様子を紹介します!~part4~

Posted on 2012.07.17

前回に引き続き新入生の様子をお届けします。
第4回目はメディア社会専攻葛山陽平くんです。

4DSCN5844.jpg

<メディア社会専攻1回生 葛山 陽平くん>

 

Q.なぜ立命館大学を志望したのですか?
A.以前よりテレビ(お芝居)や映像に関わることに興味が
あったため大学ではメディアに関することを学習したいと
思っていました。立命館大学産業社会学部メディア社会専攻
では、テレビや映像、映画などメディアに関することを
幅広く学べ、将来的に役立つ知識を身に付けることができる
と思い志望しました。


Q.興味関心のある分野、学んでみたいことは何ですか?
A.大学のサークル(劇団立命芸術劇場)で宣伝美術など
自らデザインすることに携わり、非常に面白いと感じました。
今後は、演劇論などの専門科目に加え、自身の能力の指標と
なるものを中心に学んでいきたいと思います。


Q.課外活動(サークル、ボランティア等)は何かしていますか?
A.劇団立命芸術劇場に所属しています。シナリオや演出など
全て自分たちで手がけ、ゼロからひとつの作品を作り上げる
楽しさを感じています。今は次の舞台に向けて練習に励んで
います。


Q.基礎演習(小集団クラス)ではどんな事をしていますか?
     雰囲気はどうですか?
A.「テレビドラマに与える社会の影響」というテーマで
プレゼンテーションの準備を進めています。高校時代とは違い、
ひとつの事柄に対し深く追及することは、非常に新鮮です。
また、準備を進めるにあたり役割分担もしっかりできており、
研究として成り立ってきたと感じています。


Q.産業社会学部で今後チャレンジしたいことは何ですか?
A.英語のみならず第2外国語として履修しているスペイン語も
しっかりと学習し、マスターしたいです。そして会話のツール
のひとつとしてコミュニケーションを図れるようになりたいと
思います。さらには海外留学にもチャレンジしてみたいです。
また、現在教職課程を履修しているので、教員免許を取得する
ことも今後の目標のひとつです。


Q.産業社会学部ってこんな学部
A.産社は、自分を持っている(軸がしっかりしている)人が
多いと思います。そのことが、個性や元気良さにも繋がっている
ように感じます。また学びの領域が幅広いので、たとえ今目標が
なくても研究を進める中で、必ず将来の自分像を描くことができ
る学部だと思います。


Q.母校の後輩、先生に一言メッセージをお願いします!
A.非常に楽しい学部です。やりたいことを見つけたい、将来の
目標を見つけたい、そう思ったらぜひ産社へ!
産社は色んな可能性を秘めています。

 

 

 

 

映画会「風のかたち」が実施されました!~人間福祉専攻企画~

Posted on 2012.07.11

人間福祉専攻は、学生の皆さんの学習の一環として映画会を企画し、
6月28日(木)、以学館1号ホールにて実施しました。

1kaze.jpg  2kaze.jpg

映画「風のかたち」(監督・伊勢真一、2009年作品、105分)は、
小児がんと闘う子どもたちと小児科医師らの10年間を追った
ドキュメント作品です。小児がんは、医学の進歩によって、
「不治の病」から「治る病気」へと変化してきました。白血病
をはじめとする様々な小児がん患者は、全国におよそ2万5千人、
小児がん患者の10人のうち8人までが治っています(映画解説より)。
映画は、10年間にわたって小児がんの子どもたちを追います。
入院風景、小児科医の問診、サマーキャンプ、そして子どもたち
の語り。子どもたちは病気への不安を抱えながらも、将来への夢
を語ります。闘病を通じて、懸命に成長する子どもたちの力強い
姿、病を通じて人に優しくなっていく姿、命の尊さだけでなく、
生きることの意味を問い直してくれます。
映画会は、人間福祉専攻の1回生を中心に、300名近い入場者が
ありました。食い入るように熱心に見入っていた学生の皆さんに、
子どもたちのメッセージがきっと伝わっていたに違いありません。
小児医療だけでなく、児童福祉、特別支援教育など、様々な分野
の学習へと今後展開されることを期待しています。

3kaze.jpg

(寄稿文担当:人間福祉専攻 准教授 黒田学)

 

 

もうひとつのワールドカップ決勝戦~スポーツ社会専攻~

Posted on 2012.07.09

スポーツ社会専攻の基礎演習4クラスは、6月14日(木)サブゼミの
時間を活用し、昨年に引き続き、「ドキュメンタリー観賞会」を
以学館1号ホールで実施しました。

1IMG_4347.JPG

今回、観賞会で取り上げられたドキュメンタリー映画は「アザー・
ファイナル:もうひとつの決勝戦」(監督:ヨハン・クレイマー、
配給:ROBOT、公開:2003年)という作品です。
この作品は、2002年6月30日...世界中が沸いた日韓ワールドカップ
の決勝戦が開催された全く同じ日にアジアの別の場所で行われて
いた、もうひとつのワールドカップを取り上げた作品です。

2soccer.jpg

タイトルにもあるもうひとつの決勝戦とは、日韓ワールドカップ
とは真逆の最下位を決める"もうひとつの決勝戦"。作品中では、
その主役であるFIFAランキング202位のブータン王国代表と203位の
モントセラト代表の姿を試合前から追いかけ、生活習慣は違うが
不利な環境の中でサッカーを愛するという両国を温かい視線から
論じ、商業主義に浸かったワールドカップに対して疑問を投げかけ
るような、スポーツの本来のあり方を考えさせられる感動的な
ドキュメンタリーです。
観賞の前には市井准教授よりドキュメンタリーの内容や時代背景、
作品を通じて考えてもらいたい、「スポーツとは何か」という
問いについての説明がなされ、学生たちは日常生活ではなかなか
見ることのできない75分程のドキュメンタリーを真剣に観賞して
いました。

3IMG_4357.JPG

ドキュメンタリー観賞会を終えてスポーツ社会専攻1回生の濱嵜
愛夏さんは、「映画を見て、これまでの私のスポーツ観が勝敗を
強く意識し、勝つことに強い意義を見出していたということに
気が付きました。映画の中に出てくるブータンの選手たちは、
勝つことだけでなく、相手選手をたたえ、サッカーを純粋に楽し
んでいることがとても印象的でした。今日の、行き過ぎた勝利
至上主義とその背景にあるスポーツと商業主義との関わりから、
スポーツとは何かを改めて考えさせられました。」
と感想を語ったように、今回の観賞会は今後の学習の面において
も学生たちに大きな影響を与えたと言えます。スポーツ社会専攻
では後期にも、昨年に引き続きスポーツを軸に据えたキャリア
形成に関する講演会などの開催を企画しています。

 

 

2012年度前期「デジタル/コンテンツ文化・産業論Ⅰ」第11回講義が開講されました!

Posted on 2012.07.06

今年で開設9年目を迎える音楽関連団体共同寄附講座「デジタル/
コンテンツ文化・産業論」は、一般社団法人コンサートプロモー
ターズ協会、一般社団法人日本音楽出版社協会、一般社団法人
日本レコード協会、公益社団法人日本芸能実演家団体協議会・
実演家著作隣接権センターの4団体の寄附により運営が成り立つ
講座で、音楽評論家の反畑誠一客員教授のコーディネートによって
、コンテンツ産業界の最前線で活躍されている諸氏をゲスト講師と
して招聘するリレー形式の授業です。この科目では、デジタル化と
インターネットがもたらした文化・産業の構造変化を多角的に現状
分析・認識し、次世代の方向性を研究することを課題としており、
コンテンツビジネスやエンタテインメントビジネスに関心を持つ
定員400名の学生が受講しています。

6月22日(金)に行われた第11回講義では、本講座のコーディネー
ターである立命館大学の反畑誠一客員教授により、後半総括として
「音楽と著作権」についての講義が行われました。

11-1RIMG0027.JPG

<反畑 誠一客員教授>

 

ご講義ではまず、本講座の大きなテーマの一つである著作権法に
関する最新情報として、「出版物原版権」についての新聞記事を
紹介し、本格的な電子書籍時代に向けて出版社に新たな権利を
与える構想が浮上している現状と、著作権法に関する出版業界と
音楽を中心とするコンテンツ業界の違いを示しました。また、
ダウンロード行為に刑事罰を科す等の著作権法改正が成立し、
今年の10月より施行されることについて、著作権の年表を参照
しながら解説しました。デジタル技術の進歩に伴い複雑になる
著作権問題に対して、柔軟な対応が求められていることを学生は
痛感しました。

11-2RIMG0009.JPG

さらに、文化庁サイト内「大学生向けの著作権教材」の動画を
上映し、音楽エンタテインメントを考える上で重要となる著作権
について分かりやすく説明しました。複雑な著作権について身近
な問題を取り上げて解説することで学生は理解を深めた様子です。
その後、詳細な資料とともに著作権の定義や歴史、知的財産権の
種類、原盤権についても説明し、今後も積極的に書籍やインター
ネットを駆使して学習を深めて欲しいと学生に伝えました。

11-3RIMG0040.JPG

 

 

 

新入生の様子を紹介します!~part3~

Posted on 2012.07.04

前回に引き続き新入生の様子をお届けします。
第3回目はメディア社会専攻の小溝海くんです。

3DSCN5840.jpg

<メディア社会専攻1回生 小溝 海くん>

 

Q.なぜ立命館大学を志望したのですか?
A.メディアに関する勉強がしたいと中学の頃から思うように
なりました。と言うのも、以前よりテレビでニュースを見たり
新聞を読むことが習慣になっていたこともあり、将来的に
伝える側(マスコミ関連)の職業に就きたいと思っているから
です。産業社会学部は5専攻に分かれているので、メディア
のみならず様々な知識を身に付けることができ、且つ価値観
も広げられると思い志望しました。


Q.興味関心のある分野、学んでみたいことは何ですか?
A.フランス語の授業が非常に興味深いです。英語や日本語と
比べ空気感が全く違い、難しい言語ではありますが、先生も
面白く楽しく受けることができています。また、1回生では
メディアの基礎的な科目を学び、2回生から本格的に専門科目
を受講して、メディアに対する理解を深めたいと思っています。


Q.課外活動(サークル、ボランティア等)は何かしていますか?
A.ダンスサークル(舞style)に所属しています。ダンスは
10年程前よりやっていたので、大学ではダンスサークルに入ろう
と決めていました。"舞style"は約半数が大学からダンスを
始めた人なので、みんなで成長しようという気持ちがすごく好き
です。また楽しい中にも社会秩序やサークル内でのルールを守ろ
うという雰囲気があり、良い意味で上下関係がしっかりと確立
されているサークルだと感じています。今は夏に行われるイベント
に向けて必死に練習しています。


Q.基礎演習(小集団クラス)ではどんな事をしていますか?
  雰囲気はどうですか?
A.今は、プレゼンテーションを各グループに分かれおこなって
います。私たちのグループは、「テレビドラマと社会との相関」
というテーマに基づいて発表をおこないます。調査の難しさを
実感しながらも、良いプレゼンテーションになるようグループで
話し合いを重ね、準備を進めています。
またクラスには同じ目的意識を持った仲間が数多くいるので、
様々な情報を共有することができ、自分自身の刺激にもなって
います。


Q.産業社会学部で今後チャレンジしたいことは何ですか?
A.社会調査士資格を取得したいと思っているので、社会調査士
課程を履修しようと考えています。また、コミュニティーの場を
さらに広げ、枠を越えた色々な知り合いを作りたいと思います。
さらにはエンターなどの活動にも興味があります。私自身エンター
の先輩方には色々な面でサポートしてもらったので、次は私が
新入生のサポートをする立場となり、少しでも新入生の不安を取り
除くことができればと思います。


Q.産業社会学部ってこんな学部
A.産社の印象、それはとにかく皆元気が良いことです。学び舎
である以学館はいつも笑顔で溢れています。また何においても
意欲的な学生が多く、アクティブな学びが期待できる学部だと思い
ます。さらにスポーツ祭などもあり、学術面以外でも楽しい時間を
過ごせます。


Q.母校の後輩、先生に一言メッセージをお願いします!
A.私は、関東出身なので京都に一人で来ることに最初は戸惑いも
感じましたが、下宿等を通して人間的に大きくなれるように感じます。
今では、立命館大学に入学できて本当に良かったと思っています。
立命館で一緒に学びましょう!

 

 

このページの上部へ