インターナショナルメディア・スタディーズキャンプが実施されました!

Posted on 2011.11.11

夏休み期間を利用して、日本と韓国の新聞・放送・映画・インター
ネットなど、マスメディアの学びを通じて比較メディア学の視点から
国際的に学んでいくことを目的としたインターナショナルメディア・
スタディーズキャンプがソウルで実施されました。
今回は当プログラムに参加した産社生18名の中から2名の方に
インタビュー取材をおこないました。
二人目はメディア社会専攻3回生の川口大翔くんです。

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<メディア社会専攻3回生 川口 大翔くん>


Q.普段産業社会学部の中でどのようなことに関心を持ち、学習して
いますか?
A.現在所属している金山ゼミのグループ研究では、電子書籍などが
上昇傾向にある中で、出版業界が生き残るにはどのような方法をとる
べきかなどを学びました。現在は卒業論文に向けてテーマを模索中ですが
、スポーツとメディアの関わりについて追求していこうと思っています。


Q.当プログラムに参加しようと思ったきっかけは何かありますか?
A.ゼミの担当教員である金山先生から薦められ参加を決めました。海外
には元々興味があり、且つ韓国は初めてだったので良い機会になりました。


Q.留学を通して何を学びましたか?
A.ハンギョレ新聞社を訪問した際、記者の方のお話を聞く機会があり
ました。そのお話の中で今新聞社が抱えている課題(例えば、労働者向け
の新聞を売り出しても、購入するのは高所得者に偏ってしまうことなど)
に対する解決策や改善案などを伺い、改めてジャーナリズムの意義に
ついて学ぶことができました。

 

Q.どのような出来事が一番思い出に残っていますか?
A.一週間という短い期間でしたが、韓国に留学している日本人や韓国の
学生と交流を図れたことは良い思い出となりました。韓国の学生とは
言葉の壁はあるものの、お互いに言語を教え合うなど、学術面以外でも
仲良く交流できました。

 

Q.参加して良かったと思うことは何ですか?
A.韓国に対するイメージが今まで以上に良くなったことです。実際に
足を運び、自分の目で見ることで良い面がたくさん見えてきたので、
実際に現地に行き視野を広げることは大切だということを痛感しました。


Q.日本と韓国との違いで特に印象に残っていることはありますか?
A.食文化に関しては日本との違いを大きく感じました。日本にも多くの
韓国料理店がありますが、やはり日本のお店は本場とは少し異なり、
日本人向けに味付けられているのだなと感じました。また、日本でも
流行している韓国人歌手、タレントなどは、韓国のテレビ番組に出演する
より日本で放映されるテレビ番組に出演したほうが報酬が良いということ
には驚きました。理由としては、テレビ業界の市場規模が韓国と日本では
10倍程違うので、その分売り上げが伸びて利益に繋がるそうです。


Q.来年度このプログラムへの参加を考えている方に一言お願いします!
A.韓国のメディアのみならず韓国の文化を知る良いきっかけになります。
韓国の学生との交流を通して勉強になることも多く、非常に充実した
一週間を過ごすことができます。学術面以外においても和気藹々と楽しめる
プログラムなので、ぜひ参加してみてください!

 

 

今回インタビューした南さん、川口くん共に非常に有意義な一週間を
過ごせたことが伝わってきました。日本と韓国のメディアの違いなどを
国際的な視点で学び、学問交流の場を通して互いの関係がより深まった
と話してくれました。
インタビューにご協力いただいたお二人、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2011年度後期「デジタル/ネット文化・産業論Ⅱ」第5回講義が開講されました!

Posted on 2011.11.07

今年で開設8年目を迎える音楽関連団体共同寄附講座「デジタル/
ネット文化・産業論」は、一般社団法人日本音楽出版社協会、
一般社団法人コンサートプロモーターズ協会、社団法人日本芸能
実演家団体協議会・実演家著作隣接権センターの3つの団体の
寄附から成り立つ講座で、音楽評論家の反畑誠一客員教授の
コーディネートによって、コンテンツ産業界の最前線で活躍されて
いる方々をゲスト講師として招聘するリレー形式の講義です。
この科目では、デジタル化とインターネットがもたらした文化・
産業の構造変化を多角的に現状分析・認識し、次世代の方向性を
研究することを課題としており、コンテンツビジネスやエンタテイン
メントビジネスに関心を持つ多くの学生が受講しています。

10月26日(水)に行われた第5回講義では、日本で初のプロサッカー
選手として活躍され、現在は株式会社横浜フリエスポーツクラブ代表
取締役会長としてサッカー業界の発展に尽力する奥寺康彦氏をお招きし
、サッカー業界の現状や課題、プロサッカー選手への道のりについて
講義が行われました。

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講義では、1970年代当時世界最高峰のリーグといわれたドイツの
ブンデスリーガーにて9年間レギュラー出場し、帰国後は日本人初の
プロサッカー選手として活躍された奥寺先生の経験に基づき、世界中で
人気のあるサッカーの魅力を様々な角度からお伝えいただきました。
まず、サッカーの文化や歴史、そしてヨーロッパのサッカークラブ
チームの特徴や現状について分かりやすくお話しいただき、学生に幅広い
知識を与えていただきました。
また、日本サッカーの現状と課題についてもお話しいただき、世界的
にも経営の厳しいサッカー業界を今後発展させるためには、人材育成や
エンタテインメント化へ向けた環境整備、権利・契約・待遇等の問題解決
などが重要なポイントであることを示していただきました。

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「欠点を直すよりも先に自分の良さを伸ばすことが大切」であること、
「ツキや運は努力しているからこそ付いてくる」こと、「難しいことを
磨いていくより基礎をやり続けることが成功に繋がる」ことなど、たくさん
のキーワードに学生は感銘を受けるとともに、モチベーションを上げた様子
です。サッカー業界についてのみでなく、大学生活や人生において大切な
考え方を示す講義となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

インターナショナルメディア・スタディーズキャンプが実施されました!

Posted on 2011.11.04

夏休み期間を利用して、日本と韓国の新聞・放送・映画・インター
ネットなど、マスメディアの学びを通じて比較メディア学の視点
から国際的に学んでいくことを目的としたインターナショナル
メディア・スタディーズキャンプがソウルで実施されました。
今回は当プログラムに参加した産業社会学部生18名の中から2名
の方にインタビュー取材をおこないました。
一人目はメディア社会専攻3回生の南 祐衣さんです。

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<メディア社会専攻3回生 南 祐衣さん>

 

Q.普段産業社会学部の中でどのようなことに関心を持ち、学習して
いますか?
A.将来テレビ製作等に携わる仕事に就きたいと考えているので、
メディアに関する授業全てがおもしろく刺激になります。また、
ゼミでテレビ局の見学やテレビ局関係者からのお話を聞ける機会が
あり、普段授業では学ばない実態を知ることができ、良い勉強に
なりました。

 

Q.当プログラムに参加しようと思ったきっかけは何かありますか?
A.所属しているゼミの担当教員である金山先生に当プログラムを
教えていただいたことがきっかけです。また韓国の文化には以前から
興味を持っており、春休みには一ヶ月留学も経験しました。
現在は、副専攻で朝鮮語を履修しているので、さらなるスキルアップ
を図りたいと思い参加を決めました。

 

Q.どのような出来事が一番思い出に残っていますか?
A.フィールドトリップの一環として韓国のテレビ局を見学した際、
私の大好きな歌手グループが音楽番組のリハーサルをおこなっていた
ことです。生で歌を聴けたことは私にとって忘れられない思い出と
なりました。

 

Q.参加して良かったと思うことは何ですか?
A.韓国に留学している日本人学生や韓国人学生と出会えたことで、
韓流文化や私の知らなかった裏側の情報を知ることができ、勉強に
なることが非常に多かったです。
また、私は英語にコンプレックスがあったのですが、英語で
おこなわれる授業や教授とのコミュニケーションなどを通して、
伝えようという思いがあれば理解し合えることがわかりました。
このような環境で、自分自身成長できたことも良かったことのひとつ
です。

 

Q.日本と韓国との違いで特に印象に残っていることはありますか?
A.メディアに関する問題、例えば新聞の情勢が悪化している点など
日本と韓国が抱える問題にさほど違いはないのですが、そういった問題
に対する解決策や韓国人視点の考え方に違いを感じました。
柔軟な視点で物事をみることの大切さを学びました。

 

Q.来年度このプログラムへの参加を考えている方に一言お願いします!
A."韓国""メディア"に興味がある方はもちろん、そうでない方
にもお薦めできるプログラムです。実際、今回参加した学生の中には
韓国に関する知識が少ない人もいました。しかし行ってみると勉強に
なることが多く、非常に充実した一週間を過ごすことができます。
授業では大変なこともありますが、自分にとって必ずプラスになる
プログラムなのでぜひ参加してみてほしいと思います!

 

 

 

 

 

 

 

2011年度後期「デジタル/ネット文化・産業論Ⅱ」第4回講義が開講されました!

Posted on 2011.10.31

今年で開設8年目を迎える音楽関連団体共同寄附講座「デジタル/
ネット文化・産業論」は、一般社団法人日本音楽出版社協会、
一般社団法人コンサートプロモーターズ協会、社団法人日本芸能
実演家団体協議会・実演家著作隣接権センターの3つの団体の
寄附から成り立つ講座で、音楽評論家の反畑誠一客員教授の
コーディネートによって、コンテンツ産業界の最前線で活躍
されている方々をゲスト講師として招聘するリレー形式の講義です。
この科目では、デジタル化とインターネットがもたらした文化・
産業の構造変化を多角的に現状分析・認識し、次世代の方向性を
研究することを課題としており、コンテンツビジネスやエンタテイン
メントビジネスに関心を持つ多くの学生が受講しています。

10月19日(水)に行われた第4回講義では、世界的広告クリエーター
として広告産業の発展に尽力する株式会社電通顧問の杉山恒太郎氏を
お招きし、デジタル時代の広告表現についての講義が行われました。

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講義では、「意外性のある文脈」によって人々の心を魅了し動かす
国内外の数々の広告を上映いただきながら分かりやすくご説明
いただきました。
デジタル時代の広告クリエーティブについて、バイラル(=口コミ)
コミュニケーションの伝播力を駆使することや「共有」される広告を
創ることが重要なポイントであることをお伝えいただき、また、
SNS時代に対応した広告クリエーティブの現状についてもお話し
いただきました。

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最後には、今後の広告クリエーティブのあり方についても言及いただき、
学生は講義を通して広告クリエーティブの奥の深さや仕事の魅力を実感
するとともに、新たな視点で今後の広告産業について考える機会と
なりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

短期留学プログラムが開講されました!~vol.3~

Posted on 2011.10.27

夏休み期間を利用して産業社会学部では、スポーツを中心とした
新しい短期留学プログラムが開講されました。
大学での講義やフィールドトリップを通してスポーツ産業や
スポーツマネジメントはもとより、環境問題、街づくりなど、
広くスポーツと社会の結びつきを考える他にはない「産社」
ならではのプログラムです。
産業社会学部から23名が参加し、その中から今回は3名の学生の
みなさんにインタビュー取材を実施しました。
最終回は、スポーツ社会専攻3回生の酒井穂那美さんです。

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<スポーツ社会専攻3回生 酒井穂那美さん>

Q.普段産業社会学部の中でどのようなことに関心を持ち、
学びを進めていますか?
A.1、2回生の際、バイト漬けの毎日で休む時間があまりなかった
こともあり、"余暇"に関して学びたいと思うようになりました。
現在はゼミで"余暇の必要性"を学び進めています。

Q.留学に行こうと思ったきっかけは何かありますか?
A.副専攻で英語を履修しており、そこで留学経験のある友人が
多かったことから、私も留学に興味を持ちました。留学をして、
色々な人とコミュニケーションを取ったりスポーツで開発された
都市を見たいと思い参加を決めました。

Q.留学を通して何を学びましたか?
A.一番は周りの影響を非常に受けたことです。現地の先生はもちろんの
こと一緒に参加したメンバーがどのような考えを持ち、どのような目線で
物事を見ているかなど、各々能力はバラバラですが互いに刺激し合い
良い勉強になりました。

Q.どのような出来事が一番思い出に残っていますか?
A.たくさんある思い出の中でもっとも印象深く残っているのは、
カエルを食べたことです。中華バイキングに行った際、友人に勧められ
食べたのですが女性で食べたのが私のみで周りの皆にとても驚かれました。
意外と味は美味しく、鶏肉の食感に似ていました。

Q.参加して良かったと思うことは何ですか?
A.現地の方々との出会いは私にとってかけがえのないものとなりました。
サンディエゴ州立大学の先生は日本の現状に詳しく、日本人にも理解
しやすい英語で話してくださるなどコミュニケーションをより円滑に
図ろうと工夫してくれました。また、寮でお世話になった方とは今でも
交流があり、現地でも色々な話で盛り上がりました。

Q.日本とアメリカとの違いで特に印象に残っていることはありますか?
A.やはり言語の違いが特に印象に残っています。伝えたいと思ったことを
うまく伝えるのは本当に難しく、なかなかうまくコミュニケーションを
取ることができませんでした。しかし、伝えたい思いを一生懸命表現すると
相手も理解してくれ言語の壁はあるけれど、伝えようとする意志が大切で
あると痛感しました。
また、道路や建造物など全てのものが日本より大きく、海外が初めてだった
私は終始圧倒されていました。

Q.来年度このプログラムへの参加を考えている方に一言お願いします!
A.今回の留学を通して、私自身知識と経験を変える良いきっかけと
なりました。色々な経験をすることで視野が広くなり、素敵な出会いも
たくさんあります。少しでも興味がある方がいれば、ぜひ参加して学生生活
最高の思い出を作ってください。

 

●写真1●                     ●写真2●

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写真1:フェニックスで中華バイキング。この後、カエルが・・・
写真2:サンディエゴ州立大学での講義中。現地の先生に英語で質問を
している様子。先生も真摯に耳を傾け答えてくれた。

 

●写真3●                     ●写真4●

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写真3:滞在する大学には、現地の学生スタッフが24時間滞在している。
寮での生活について教えてもらったり、日常会話をしたりもっとも身近な
交流相手となった。
写真4:大学寮の談話室では毎晩のようにみんなが集まり協力して英語文献
講読課題に取り組んだり、卓球をしたり、深夜まで語り合ったり、普段の
大学生活では接することのなかったメンバーとも中身の濃い時間を共有できた。

 

取材を終えて・・・
それぞれが大変だった中にも充実した二週間を過ごせたことが伝わって
きました。
この留学を通して培ったことを次のステップへと繋げ、ぜひこれからに
役立ててください。
インタビューにご協力いただいたみなさん、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

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