ゼミナール大会2010・第二部 出場者発表!!

Posted on 2010.12.16

"まだ見ぬ「さんしゃ」の発表をあなたへ"
 

zemi2-2.jpg

基礎演習やゼミ、社会調査士のクラスから
研究成果を発表すゼミナール大会(ゼミ大)。
先日、約1週間という開催期間を経て、
ゼミ大にて特に評価の高かった7チームが
ゼミ大・第二部で発表します。

約110団体のエントリーの中から選ばれた
えりすぐりの7チーム・・・
お聴きのがしなく!!

 

■発表団体 *変更あり
①13:10~13:50(3限)
【チーム】基礎演16クラ・ラジオ班(基礎演習16クラス)/1回生
【テーマ】『「radiko」は若者に受け入れられるか』

②13:50~14:30(3限)
【チーム】障害児×母親×就労(津止ゼミ)/3回生
【テーマ】『障害児を持つ母親の就労の現状や課題』

③14:50~15:30(4限)
【チーム】小泉ゼミ・1班(小泉ゼミ)/3回生
【テーマ】『官公庁の若者への広報活動の見直し~選挙を事例にして~』

④15:30~16:10(4限)
【チーム】ラジオ班(金山ゼミ)/3回生
【テーマ】『ラジオ業界について』

⑤16:30~17:10(5限)
【チーム】チームなりわい(社会調査士ⅢSAクラス)/2回生
【テーマ】『壱岐島における生業-文化の次元での共同体の維持-』

⑥17:10~17:50(5限)
【チーム】小泉ゼミ・2班(小泉ゼミ)/3回生
【テーマ】『大学生の環境配慮行動における環境広告の役割と提案』

⑦18:10~18:50(6限)
【チーム】つながるKYOTOプロジェクト(社会調査士ⅢSDクラス)/2回生
【テーマ】『脱・無縁社会』

----------------------------------------------------------------------
■第二部
開催日 :12月21日(火)
開催時間:13:00~19:10(予定)
開催場所:以学館1号ホール 

zemi2-3.jpg

■主 催 :産業社会学会学生委員会
----------------------------------------------------------------------
                                  posted by "C"

是枝裕和客員教授 特別講義(第1回)

Posted on 2010.12.13

11月18日(木)に是枝裕和教授の特別講義
「対論:是枝裕和監督と4人のクリエーター~表現の可能性を求めて~」
の第1回目が行われました。
 
この企画は
本学に客員教授として迎えて今年6年目になる映画監督の是枝裕和氏と
第一線で活躍するクリエーターと共に、映画・テレビ・文学・デザイン・音楽・
ファッションなどの広範囲のテーマについて語り合う全3回の特別公開講義です。


今回はゲストに
東海テレビ放送のプロデューサー「阿武野勝彦氏」とディレクター「齊藤潤一氏」
をお招きし、お二人が制作されたドキュメンタリー作品「裁判長のお弁当」と
「はたらいてはたらいて」を上映し、その後「テレビとはなにか?」をテーマに
是枝裕和教授と対談していただきました。

abunoshi.JPG saitoushi.JPG

阿武野勝彦氏                 齊藤潤一氏

 

ドキュメンタリー、映像において「わかりやすさ」を求めている私たち視聴者に対して
「わかりやすいもの、受け入れられやすいもの」を制作するのではなく、「考えさせら
れるもの」を制作していきたいと熱く語っておられました。

 

制作において、ものごとの本質や根底にあるところまで掘り下げて表現しようとすると、
何を伝えたいのかわかりにくくなってしまうのが当然です。
しかし、だからこそ制作者の意図を読み取るだけではなく、自分なりの観点をもちながら
観てほしい、と両氏は伝えておられました。
こうした制作手法には、批判の声も少なくないとおっしゃられていましたが、
そういった反響があってこそ「生きた映像」が作れたと感じる、次の制作にも生かせると
語っておられました。

 

abusai.jpg

 

また、ドキュメンタリーを制作するにあたって
「日の当たらないところに焦点をあてたい」という阿武野氏と齊藤氏の言葉が衝撃で印象的でした。

今回上映された「裁判長のお弁当」にもそのお二人の想いは現れています。
密着をした裁判官室では、ただただ黙々と机で事件の記録を読み、判決文を考え
ワープロに向かう単調で全く変化の無い毎日が映されていました。
しかし取材する画面で唯一変化があった時間は昼食と夕食のお弁当。
そのお弁当に焦点を当て、私たちと離れた存在である裁判官を身近なものに感じさせていました。

 

参加した学生からは、

  ・ 「お弁当」という裁判長と画面に登場しない奥さんとのささやかな繋がりに注目
     しているところからゲストのお二人の温かい人柄を感じました。
  ・ 「裁判長の一日」というタイトルでもなく「裁判長の仕事」というタイトルでもなく、
    「お弁当」に焦点を当て、裁判長の存在感を際立たせているところに魅力を感じました。
  ・ 裁判官の張り詰めた表情が映し出された映像の中で、心温まるお弁当のシーンは優しく、
    カメラの位置、撮る内容が中立で、観ている側にメッセージを強要することのないもので、
    とても自由に感じることのできるドキュメンタリーであった。

など様々な感じ方があり、考えがありました。

 

 

taidan2.jpg

 

現代の番組にはテロップが頻繁に使われており、「読み物」と化している中で、
今回上映されたドキュメンタリーには、テロップは1度も出てこず、聞き取りにくい場面は
ナレーションで補っていました。「声を聞く」「画を見る」ことに集中させる・・
ここにも映像制作に対する両氏の想いが現れていました。

 

制作者・取材対象者・視聴者の想い、様々な想いが交錯する中で制作する映像・・
さまざまな批判や反響もある中で常に限界に挑戦している阿武野氏と齊藤氏、そして是枝監督。
お三方の対談に、集まった多くの参加者は、熱心に聞き入り、考えさせられる貴重な時間となりました。


kaijyo.jpg

 

次回の是枝裕和客員教授 特別講義【第3回目】は・・・
12月23日(木・祝)14:40~16:10
 ゲスト:コミュニケーションディレクター・アートディレクターの森本千絵氏

 

 

 

 


 

ゼミナール大会2010 始まりました!

Posted on 2010.12.07

zemi2.jpg 

今年も、基礎演習・ゼミ・企画研究などから
110団体が集まり、広い産社の学びの中から
「自分の学び」を発見、発表する
「ゼミナール大会」が12月6日より開催しました!

zemi1.jpgのサムネール画像zemi.jpg 

産社の学術的イベントを盛り上げていきましょう!!


----------------------------------------------------------------------
■第一部
開催日 :12月6日(月)~11日(土)
開催時間:16:20~20:20
開催場所:以学館・志学館・敬学館 各小教室

zemi4.jpg

■第二部
開催日 :12月21日(火)
開催時間:13:00~19:10(予定)
開催場所:以学館1号ホール

■主 催 :産業社会学会学生委員会
----------------------------------------------------------------------

**************************************************************
12/16(木)、12/17(金)は「さんしゃの本屋さん」が開催されます
**************************************************************
                                         posted by "C"

2010年サマー・メディアキャンプ~メディア社会専攻・金山勉ゼミ~

Posted on 2010.12.03

 

メディア社会専攻の金山勉ゼミ専門演習クラスでは
2010年サマー・メディアキャンプin Tokyoを実施しました。

メディア・サマーキャンプは、8月6日から8日までの三日間開催され
①メディア制作の現場を体感する
②映画プロデューサーから映画づくりを学ぶ特別講演
③今、もっとも元気な出版社と評価されている宝島社の編集者に出版の現在について教わる
などの学び企画が実施されました。

 8月6日、7日の両日で実施されたメディア制作の現場を体感する学び企画はテレビ(日本テレビ放送網)、ラジオ(ニッポン放送)、広告代理店(ADKアサツーディ・ケイ)の三箇所で実施されました。
このうち、広告代理店のADKアサツーディ・ケイでは
立命館産業社会学部のOB・OGが中心になって広告制作の現場について
広告制作の最先端であるクリエイティブ(広告制作)の実例も交えながらの
レクチャーが行われ、学生たちは、真剣な表情でメモをとっていました。

ADKstudent2.JPG

 産業社会学部メディア社会専攻OG山本繭子さんや
スポーツ社会専攻OBの加藤裕樹さんら、立命館大学を卒業し就職した
立命館大学OB社員に温かく迎えられ、学生たちも広告制作の現場を
学ぶだけでなく「将来の就職を考える際のロールモデルを目の当たりに
することができ、大変有意義だった」との声があがっていました。


ADKyamamoto2.JPGのサムネール画像ADKkato2.JPGのサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像

この他、立命館大学東京キャンパスで実施された映画作りを学ぶ
特別講演企画では、今年大ヒットとなった「告白」、
そしてこの秋公開で妻夫木聡さん、深津絵里さんが共演した
「悪人」をプロデュースした東宝の川村元気プロデューサーを
招聘して学びました。
映画製作はどのような役割分担をもとになされているのかからはじまり、
映画のプロモーションにいたるまで幅広く映画製作の現場について学びました。

TOHOkawamura2.JPG

なお、「悪人」は、9月に開催されたカナダの第34回モントリオール世界映画祭で
深津さんが最優秀女優賞を受けたことから、一躍脚光を浴びました。

TOKYOcampusStudent3.JPG

サマーキャンプに参加した学生たちにとっては、とても刺激的で、
濃縮された時間を過ごすことができ、またメディアの学びだけでなく、
これからの進路を考える上でも多くの収穫を得た満足感が学生たちの表情に浮かんでいました。


 

 

 

 

ゼミ選択サポート企画「ぜみねっと」

Posted on 2010.10.21

「ゼミってどうやって選ぶんだろう?」
「やりたいこと?先生?研究テーマ?雰囲気?・・・」

そんな2回生達のゼミ選びの不安をサポートするべく
2回生ゼミ選択サポートとして
産業社会学会学生委員会が主催した「ぜみねっと」が
10月4日(月)から8日(金)のお昼休みに
以学館2階にあるStudents.Labで開催されました。

zemnet1.jpg

zemnet11.jpgzemnet6.jpg

会場は、テーブルごとにゼミ別で先輩達が座っていて
2回生は気になっているゼミのテーブルに
気楽に話しを聞きに行けます。

先輩達はどんなゼミかという説明だけでなく
実際に自分達で感じた、苦労や失敗談
そのゼミでしか得られない学びの喜びなど
具体的に分かりやすく話ししていました。

同じ学生の立場からアドバイスしてくれるので
2回生たちも笑顔で、ときには真剣に質問ができて
開催期間は毎日相談に訪れる2回生で
とても、にぎわっていました。
zemnet2.jpgzemnet3.jpg  
zemnet5.jpgzemnet4.jpg 

今年は、ゼミ紹介冊子「ゼミダス」を発行せず
ゼミから選ばれた代表者に直接質問するという形式にしたので
主催者の学会メンバー達は
サポート冊子を作ったり、アンケートを取ったりして
さらにより良い企画にしていこうとがんばっていました。
一週間、本当にご苦労様でした。

zemnet8.jpgzemnet9.jpg

                                           posted by "C"

 

 

このページの上部へ