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【学会参加報告】International Symposium of ASAPE 2024 Sapporo Hokkaido

2024年8月2日から4日までの3日間、金山ゼミの3名が北海道の札幌で開催された国際学会「International Symposium of ASAPE 2024 Sapporo Hokkaido」にボランティアとして参加しました。ASAPEは、アジア・アダプテッド体育スポーツ学会の略称です。
1日目は受付や講演のサポート、2日目はポスター発表や口頭発表における会場運営のサポート、3日目は障害のある子どもたちにユニバーサルスポーツを楽しめる場の運営に携わりました。

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参加者2名の感想をお届けします。 

北村奏(スポーツ社会専攻4回生) 

 ボランティアとして学会に携わり、その中で日本以外の国の口頭発表やポスター発表を目にし、私が授業やゼミで学んできた分野とは違う分野の発表を見ることができ、新たな学びをたくさん得ることができました。2日目に主にアジア圏の研究者による福祉系の研究について口頭発表を見たのですが、日本同様に高齢化に関しての研究が多くあり、とても興味深かったです。普段聞き慣れない英語でしたが、授業では聞くことのできない海外の福祉の現状や高齢者の数など様々な知識を吸収でき、今後の学びに活かしていきたいと感じました。
 学会の最終日には、研究者たちに障害者スポーツを体験してもらうイベントが開催されました。そこで、海外から来られた研究者の方々との交流を通して、やはり障害者スポーツも近代スポーツなどと同様に、言葉が通じなくても楽しむことができるものだと肌で感じることができました。 

大橋葉菜香(スポーツ社会専攻4回生)

 学会初日は外国語が飛び交う目の前の状況に圧倒されましたが、多くの刺激と学びを得た3日間になりました。何より、私と変わらない大学生が、英語や中国語、韓国語などを用いて、海外からお越しになった研究者の方々とコミュニケーションをとっている姿や、ノリと表情で言語の壁を越えてつながっている様子が印象的でした。久々に英語に触れる機会を得た私ですが、ボランティアの業務やスポーツの場の運営を通じて、海外の方々とも交流することができました。皆さんとの交流では机上の学び以上に得るものがあり、国際学会ならではの貴重な経験になったと思います。
 また、2日目の空き時間には「コミュニティ」について研究をされている方のポスター発表を訪ね、ディスカッションをしました。「コミュニティ」は私の卒業研究にもかかわる概念の一つであるため、スポーツと「コミュニティ」の関わりについて異なる角度から検討した研究に触れたことで、自身の卒業研究への理解も深まりました。 

文責
特別支援学校スポーツ交流会 代表
スポーツ社会専攻4回生 大橋葉菜香
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