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【企画実施報告】Gerontology & Longevity Economy Perspective Ⅲ- Kyoto Round-Table Conference-

文責:永野 聡(立命館大学産業社会学部准教授、博士(建築学))

①実施概要・紹介

 本カンファレンスは、清水寺を会場として、「幸福を実感できる社会を実現するには、私たちは何ができるか?」をテーマとして、各界(データサイエンス、造園学、医療、エネルギー、経済、金融等)を代表する方々と議論を深めました。
 第一部は、立命館大学産業社会学部4回生(永野ゼミ所属)の小野雅崇さん・伊藤健真さんを司会進行役とし、基調講演を実施しました。最初のキーノートスピーカーとして、MIT MediaLab副所長・教授の石井裕先生に「TeleAbsence ビジョンと⾼齢化時代の孤独」と題してご講演頂きました。石井先生が提唱されているTeleAbsenceに関して、坂本龍一さんの事例などを交えながら、理解を深めることができました。次のキーノートスピーカーとして、経済産業省商務・サービスグループ ヘルスケア産業課 統括課⻑補佐の佐々木稔様に「ヘルスケア産業の全体像ーウェルビーイング社会の実現に向けてー」と題してご講演頂きました。ご自身のMITでのご経験も踏まえて、ウェルビーイング社会の実現に向けた各種施作のご紹介頂きました。
 そして、第二部は、京都円卓会議(Kyoto Round Conference)を実施しました。当該会議は、三宅民夫アナウンサー・客員研究員の司会進行のもと、石井裕先生、佐々木稔様、進士五十八先生、雲井純先生、江角悠太医師・客員研究員、三上己紀客員研究員、BenWaber客員研究員、後藤優太客員研究員と議論を行いました。
 最後に、清水寺の森清顕先生には、会場をご提供頂き、かつ、素晴らしい接遇を、誠にありがとうございました。また、宗教的な側面からのコメントには多くの気づきを頂きました。

②当日風景紹介

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MIT MediaLab副所長・教授の石井裕先生による基調講演「TeleAbsence ビジョンと⾼齢化時代の孤独」
 
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カオスな雰囲気を醸し出しながらも本質に迫る議論を展開。
 
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登壇者の集合写真、このメンバーで次なる研究の展開を実施します。
 

③実施まとめ

 当日、会場に足をお運び頂きました皆様、そして、ライブストリーミング配信をご視聴頂きました多くの皆様に心より感謝を申し上げます。
 (実は...、登壇者の皆様との懇親会(中華料理店でのまさに円卓会議?!)での議論がとても白熱し、大いに盛り上がりました!次に繋がる研究の展開も見えて参りました。次回の円卓会議ではその内容もご紹介できればと思います。)
 最後に、当日の会場設営から運営、撤収作業まで立命館大学産業社会学部永野ゼミの学生たちが本当に一生懸命頑張ってくれました。一生懸命な姿はとても美しいです。担当教員として、素晴らしい環境を作ってくれた事、心中より御礼を申し上げます。皆さんを誇りに思います。また、立命館大学産業社会学部職員の二木秀之様、立命館大学研究部衣笠リサーチオフィス課長補佐の中村悦子様、立命館大学社会連携課課長補佐の豊島拓様の献身的なサポートにも深く御礼申し上げます。

④その他

 本カンファレンスの内容は、以下のサイトよりご覧頂けます。私たちの挑戦の一端に是非触れてみてください!サポーター(支援者)も絶賛募集中です。研究代表の永野聡(立命館大学産業社会学部准教授)まで(s-nagano[ ]fc.ritsumei.ac.jp、※[ ]は@へ変換)ご連絡ください!

○永野ゼミYouTubeチャンネル「Ritsわーるどぴーす塾」※当日のストリーミング配信データ。

○立命館大学産業社会学部永野ゼミ公式HP

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