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【授業風景】ソーシャルデザインスタディーズ入門における取り組みについて

「ソーシャルデザイン・スタディーズ入門(通称:SDS入門)」は、社会の課題を発見するだけではなく、その解決に向けて企画提案を実行するという形式を採用している講義です。今年度は、大学構内にてキッチンカーを配置し、そこで若者が挑戦できる場を作ろうという取り組みに決まり、各班が企画の立案・設計しそれぞれ7月3日と10日に実施しました。

【7月3日活動風景:A班】
「なにか始めてみませんか? ―産社0→1相談所―」

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A班は事前に実施したアンケート調査結果から、他学年と交流を必要としている産社生が約8割おり、また、なにかに挑戦したいと思っている産社生が約7割いることを確認しました。挑戦内容としては資格取得が最も多く、加えて、留学やサークル活動に関しても興味関心が高かったそうです。
そこで、挑戦したくても実行に移せていない産社生のはじめの一歩を応援する「なにか始めてみませんか?産社0→1相談所」を企画し、資格や留学、地域活動に関する情報提供をすると同時に、他学年との交流(勉強仲間のマッチング)を促しました。

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企画には立命館大学の資格取得をサポートしているエクステンションセンターの職員や留学サポートをしている言語教育センターの職員にも協力を仰ぎ、かつ、地域活動を主体的に実践しているサービスラーニングセンター衣笠学生コーディネーターにも協力を頂き、学生の個別相談ブースを設置しました。当日は賑わいをみせました。

【7月10日活動風景:B班】
「学生たちの声を届ける!-フリーアートを通じて以学館を産社生の活躍の場に-」

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B班は、以学館の空間的な課題に着目し、フリーアートを用いて、学生の挑戦心を表現することでモチベーションの更なる向上を図りました。

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また、フリーアートに使用した紙コップを活用して、産社生の意見を可視化させ、以学館の環境改善点について提起し、学生が様々なことに挑戦しやすいスペースを創出することを目指しました。産社生の意見としては、ウォーターサーバーの設置が最も多い票を集める結果となりました。

【7月19日活動風景:A班B班】
以学館内で活動報告@ライスボールセミナー

7月19日(金)昼休みに以学館内のピロティスペースにおいて、ライスボールセミナー(自由参加で、参加学生には無料でおにぎりを配布している取り組み)にてA班・B班の活動報告を産社生に向けて行いました。

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報告の後、B班が作成したフリーアートは以学館内の吹き抜けに掲示し以学館ました。以学館内に彩りが加わり、通りかかった多くの学生が写真を撮っている姿がありました。

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【その他】
講義担当教員:永野 聡 准教授
キッチンカーは(公財)京都市ユースサービス協会様にご協力を頂きました。
記事作成:産業社会学部事務室
写真提供:永野 聡 准教授

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