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【授業風景】遊びに関する共創プロジェクト「RITSワールド」の開催

遊びは、「面白さ」を基準に、創造/破壊、自由/規律など相反する要素を併せもち、リアルとフィクションの間にある不思議な社会領域・活動です。社会の至るところで見られ、また非認知的能力や運動機能の向上、社交、創造性の涵養などの効果も期待されているものだけに、遊びの価値や遊び方、望ましい環境について真摯に考え、アクションを起こしていくべきではないか。

そんな問題関心の下、立命館小学校や本学の社会共創推進課、遊具の販売や遊びの環境づくりに取り組む株式会社ボーネルンドと連携し、「遊び」に関する新しい社会共創プロジェクトがスタート。産業社会学部からは、フロンティアデザインセンターを通してスポーツ社会専攻の市井吉興教授と松島剛史准教授のゼミがこのプロジェクトに参画し、7月25・26日に立命館小学校の空調付き体育館でRITSワールド「ボーネルンド×立命館 あそびもスポーツもダイナミックにたのしむ」を開催しました。

イベントに向けて学生たちは、ボーネルンド社の施設で子どもの遊びへの関わり方や遊具の使い方等に関する研修や、市井ゼミ考案の新スポーツ「スーパーコップ」の学習会などの準備をおこなってきました。
RITSワールド当日は、延べ320名のお子さんと保護者が参加。涼しい体育館で、ボーネルンド社のプレイエリアと、立命館発祥の新スポーツで楽しく、のびのびと遊んでいる子どもたちの姿がとても印象的でした。地球温暖化などを背景に記録的な猛暑が続き、少子化や家庭環境、親の労働環境が変化する中で、子どもたちが思いっきり遊べる環境を保障することの重要性を学んだイベントになりました。


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