現代社会専攻では、幅広い学びを通して自分の視野を広げることができます。私はいじめ問題を勉強したいと思って入学しましたが、いじめに限らず、様々な生きづらさや困難を抱えながら生きる人々の存在を知りました。たとえば、無戸籍で学校や病院に行けない人、家事や家族のケアを担う子ども・若者、アイデンティティに葛藤する移民二世などです。大学での学びを通じて、そうした他者が抱える問題への想像力を養うことができました。 誰もが安心して生き生きと過ごせる居場所がある社会を実現するために研究の力を活かしたいと考え、卒業後は大学院に進む予定です。