在学生・卒業生の声

VOICE

夢中で研究に取り組んだ経験は私の財産。今も、良い記事を書くことにこだわっています。

卒業生

奥川 瑞己 さん
信濃毎日新聞社 飯田支社(産業社会学部 現代社会学科 メディア社会専攻 2018年卒業)

大学ではメディアリテラシーのゼミナールに所属し、「アメリカ大統領選挙におけるメディアの機能」について研究。各グループが研究の成果を発表するゼミナール大会での優勝を目標に、たくさんの文献を読んだり、大学の宿泊施設に泊まり込んで討論したりするなど、仲間とともに夢中になって取り組みました。結果は上位入賞でしたが、「良い研究にしようと、とことんこだわる」経験は、かけがえのない財産です。新聞記者となった現在も、読み手により分かりやすく伝えるため取材を丁寧に重ねるなど、「良い記事を書くために、とことんこだわる」ことを日々意識しています。最近は主に長野県の中山間地を取材しており、過疎や高齢化で継承が難しくなっている祭りや民俗芸能、猫の殺処分をゼロにする活動を行う獣医師など、対象は広範にわたります。常にアンテナを高く張り、よりよい報道ができるように準備しています。

PROFILE

2014年、産業社会学部に入学。長野県出身の友人がきっかけで信濃毎日新聞のインターンシップに参加、2018年卒業後に入社。松本本社勤務時代には、特別養護老人ホームの死亡事故を担当。裁判で職員個人が刑事罰に問われ、介護現場の萎縮が懸念された中、県内の全特養施設にアンケートを実施し、現場の生の声を報道して、裁判が及ぼす影響を社会に伝えた。

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