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【授業風景@夏休み】ソーシャルデザイン・スタディーズ実践「グリーンソーシャルイノベーション」における取り組みについて
【ソーシャルデザイン・スタディーズ実践とは?】
本授業では、①知識力(暗黙知や形式知)、②精神力(共通善の実現を追求する人々の思い)、③行動力(現実に即して実践を重ねて変化を起こす)の3つの力を具体的なフィールドワークを通して体得することを目標としています。
【活動報告】
2024年8月20日(火)にSDS実践「グリーンソーシャルイノベーション」(永野先生担当)の授業の一環で、淡路島にフィールドワークへ行きました。
当日の朝、京都・大阪は雨(一部、豪雨)でしたが、淡路島は快晴となりました。
午前中は、淡路市でパソナグループが実施するAwaji Nature Lab & Resortに伺い、パソナ農園隊が実践する循環型農業に関して、実際の畑でレクチャーを頂きました。農薬を使わないで育てたピーマンは、そのまま食べてもエグ味や苦味がなく、甘味と瑞々しさが印象的でした。
<Awaji Nature Lab & Resortでの集合写真>
午後は、洲本市に移動し、ウェルネスパーク五色にて、地域貢献型再エネ事業に関するレクチャーと現場視察を行いました。現場見学では、ため池にあるフロートソーラー施設や、地域住民が丁寧に維持管理を行なっている小水力発電に関して、様々なお話を聞く事が出来ました。
<ウェルネスパーク五色にあるバイオマスボイラーの説明風景>
<小水力発電のある洲本市竹原地区での集合写真>
参加した履修生からは、「これまで多くの調べ学習をしてきたが、こうやって実際に現場に来てみて、直接に当事者の方々よりお話を聞くと、新たな気づきを得る事が出来、とても意義がある貴重な機会となりました。」との声が寄せられました。
今後、履修生たちは、アウトプットの段階に入り、企画提案をまとめいくとの事です。環境問題を自分事として捉え、どういった企画が提案されていくか、これからとても楽しみです。
【備考】
講義担当教員:永野 聡 准教授
記事作成:永野 聡 准教授
写真提供:永野 聡 准教授