e-Learningのキャラクター&オープニング動画制作
カナデビア×立命館
グローバル企業のDX化推進を後押し!デジタルの力で
完全初心者にも門戸を開いたキャラクター&動画制作プロジェクト

OUTLINE
大阪いばらきキャンパスH棟4階の社会共創拠点「Co-Creation Hub with Ritsumeikan」には企業が入居するブース(プロジェクトルーム)があります。2024年4月の開設と同時にここへ入居したのが、環境とエネルギー分野でグローバルに活躍する総合エンジニアリング企業、カナデビア株式会社(2024年10月に日立造船株式会社から商号変更)のICT推進本部デジタル戦略企画室でした。当時、デジタル戦略企画室では、幅広い年齢や職種の社員にDXの必要性・有用性を理解してもらうため、オリジナルのe-Learningコンテンツ制作を計画中でした。目指したのは「ぶっ飛んだ」コンテンツ。デジタルに苦手意識の強い社員も多い中、興味を持って学んでもらうには、愛着を持てるキャラクターや世界観が不可欠だと考えたからです。
それなら、プロに依頼するのではなく、立命館大学の学生に自由なアイデアで制作してもらったらどうだろう?そんな発想をTRY FIELDに持ち込んだカナデビア社の山下智史さんと山口広暉さんは、わずか3カ月後に、デジタルツールを初めて使った学生たちが期待を大きく超えるキャラクターと動画を生み出してくることを、まだリアルには想像できていませんでした。
デジタルの力によって、初心者の学生でも短期間で成果を出せた。そのこと自体が「デジタルの価値」「DXの必要性」を如実に示すプロジェクトとなりました。
プロジェクト参加者が目指したもの
- カナデビア
-
- ●DX推進のため全社員に興味を持って学んでもらえる
e-Learningコンテンツ制作
- ●DX推進のため全社員に興味を持って学んでもらえる
- アドビ
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- ●高等教育での映像制作の促進
- ●Adobe Premiere Proの活用促進
- ●学生のアドビ製品の認知アップ
- 立命館大学の学生
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- ●生成AIを使ったキャラクター制作スキルの獲得
- ●Adobe Premiere Proを使った動画編集スキルの獲得
- ●「Co-Creation Hub with Ritsumeikan」の利用資格取得
- ●他学部の人と共に大企業の課題解決に取り組む経験
- 立命館大学
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- ●企業との共創、社会課題の解決
- ●デジタルツールによるアウトプットを最大化し
「試す」「挑戦する」を学生の日常に組み込む
- ●限られた期間内で大企業の課題解決にトライすることを通して学生に「業務フロー」を体験させる
- ●QUALTIVAプログラムによる学生のコンピテンシー習得
EPISODE
EPISODE01
「ぶっ飛んだキャラクターと動画を
作ってほしい」
ハードルの高い内容にも関わらず、募集2日で満席に

カナデビア社からのリクエストは「愛着がわくようなキャラクター2体の制作」と「1分間のオープニング動画の制作」でした。それまでの同社のe-Learningコンテンツはテキストベースの教科書的なものでしたが、今回は2体のキャラクターによる会話を通して楽しく学んでもらおうという狙いです。「これまでとは全く違う、とにかくぶっ飛んだものを作りたかったんです」(山口さん)。
リクエストを受けた本学社会共創推進本部本部長の三宅雅人教授は、映像学部の学生ならきちんと制作してくれるだろうと考えました。しかし「今回はもっと意外性のある、画期的なものが望まれていると思ったので、全ての学部・研究科の学生を対象に、さまざまな切り口からアイデアの可能性を広げていく方がいいのではと思いました」。そして、連携協定を締結するアドビに、生成AIや動画編集ソフトのレクチャーも依頼。作画スキルや動画制作の経験の有無に関わらず、誰もが参加できるプロジェクトを始動することになりました。
カナデビア社の山下さんは「非常にワクワクしました。映像学部の学生さんが制作してくれると思い込んでいたところ、我々の真意をくみ取って、よりよい提案をしていただけたこと、そしてアドビさんにも関わっていただけることに他のメンバーも驚いていました」。しかし、この時点で三宅教授に不安がなかったわけではありません。「学生にとってはとてもハードルの高い内容なので、うまくいく確証はありませんでしたし、クオリティの担保はできないともお伝えしました。それでも教育の一環として理解し、受け入れていただいたことに感謝しています」。
初回打ち合わせから2週間でプロジェクトの概要とスケジュールが決まり、学生への募集告知に至ったことにもカナデビア社のお二人は驚いたそうです。「皆さんの情熱と、とんでもないスピード感に圧倒されました」(山下さん)。この情熱が届いたのか、募集を開始すると、全キャンパスの13学部4研究科から70人以上の応募があり、わずか2日で満席に。「Adobe Premiere Proが使いたいから」「文系でも動画制作のスキルが必要だと思ったから」「日立造船(現カナデビア社)を志望しているから」など、応募理由もさまざまでした。

EPISODE02
「20日でキャラクターを制作する」
学生の本気は企業研究にも向かった

6月17日、カナデビア社による課題説明と、Adobe Creative Cloudの生成AIを使ったキャラクター制作のレクチャーが行われました。生成AIの利用は必須ではありませんが、絵が苦手な学生にとっては、アイデアを形にするための有効なツールです。2~5人のチームに分かれてそれぞれ制作したキャラクターは提出後に選考を受け、選ばれたものはカナデビア社のe-Learningコンテンツに採用されます。学生たちは、この日学んだことをベースに、後は各自で学びを深めていきました。
キャラクター制作の締切は20日後。コンテンツを視聴する社員に愛着を持ってもらうキャラクターづくりには、カナデビア社という企業への理解も不可欠です。毎週月曜日のオフィスアワーに同社のブースを訪れ、質問をする学生もいました。「予想以上の数の学生さんが来てくれて、本気で取り組んでくれていることに感心しました」(山口さん)。「このコンセプトと経営計画に齟齬はないかなど、コンサルのような質問もありました。当社に興味を持ってもらえたことがありがたかったです」(山下さん)。
提出されたキャラクターは、どれも本当に個性的で魅力的なものばかり。カナデビア社のお二人も驚きを隠せませんでした。「このレベルで出てくるとは思っていなかったので本当に感激しました。短い期間の中でコンセプトもしっかり考えて制作されていたことがよくわかりました」(山下さん)。「同じ要件を課したにも関わらず、これだけ多種多様なアイデア、表現方法が生まれるのかと驚きました」(山口さん)。三宅先生も「グループごとに特徴が違うのが面白かったですね。選考が難しかったのではないかと思います」。その言葉通り、同社での選考は票が割れ、「いい意味で苦慮しました」と山口さんは振り返ります。


最優秀賞に選ばれた「ピオニー」と「デンキナマズくん」のコンビは、商標登録の上、カナデビア社のe-Learningコンテンツに採用されることが正式に決まりました。文学部3回生の阿部瑞希さんと文学部1回生の中谷望愛さんの作品です。「ピオニーは、カナデビアの歴史と同じ143歳で、RPGの世界観を体現するキャラです。ものづくりに携わってこられたレジェンド世代の方とデジタル技術が、一緒に新しい世界へ進んでいくようなイメージにしました」 (阿部さん)。「デンキナマズくんはカナデビア社の環境事業を体現し、自然に寄り添うキャラです。細かいところまでこだわって作りました」(中谷さん)。
EPISODE03
最高の講師、最高の環境が
学生の自由な発想を生み、
学びを加速させた

次のプログラムは7月13日、14日の2日間にわたる動画制作のレクチャーです。使用するのは最新の動画編集ソフトAdobe Premiere Pro。「初心者にとってはいきなり高い壁がそびえていように感じるソフトなので、壁を登るための方法と、登った時の楽しさを伝えたいと思いました」。そう話すアドビ株式会社教育事業本部の冨﨑太一さんは、今回のレクチャーのため、米国アドビから開発戦略マネージャーの山岸温子さんを招聘。ハリウッドで映画製作にも携わっていた映像のプロです。「アドビの製品を次の若い世代に再認識してほしい」という山岸さんは「今まで動画を編集したことがない学生さんにこそAdobe Premiere Proを使ってもらいたいんです」と本プロジェクトに関わる意義を語ります。
1日目は多彩な機能の紹介が主でしたが、2日目は、山岸さんが自身の人生を紹介した短い動画をサンプルに、映像作品の全体的な流れの中で「見せたいイメージ」の表現手法を解説するなど、より実践的な講義となりました。「映像作品とはこのようなものだということを大きくとらえてもらったうえで、動画、静止画、音声の豊富なストックを組み合わせれば簡単な作品ができることをまず体験し、周りに見てもらうことがモチベーションにつながると考えました」(冨﨑さん)。映像作品の制作は初めてという学生も、自分の作りたいものから逆算して必要な機能の使い方を学ぶことで、作業がスムーズに進むようになりました。


会場のラーニングインフィニティホールは、200人収容のグループワーク用大教室で、各ブースにモニター、カメラ、スピーカー、マイクが設置され、講師のPCの画面を各ブースのモニターでも確認しながら、自分の手元と見比べて作業ができます。マイクのスイッチを押せばすぐに発言を全体化できるので、講義途中でも次々と質問や要望が出ていました。その様子を見た冨﨑さんは「講義中でも、学生同士で遅れている人に自然に配慮したり、情報をすすんでシェアしたりする姿勢が見られました。立命館の学生が特別というわけではなく、その良さを引き出してあげられる環境があるということなのだと思います」。カナデビア社の山下さんも「閉じられた会議室のような空間では、自由な発想を出すのは難しいでしょう。学生が色々なことに裁量を持って自由に取り組める場があるからこそ、いい発想ができたんだろうなと思います」と、環境の素晴らしさに感心していました。
動画の提出日までわずか11日。さまざまなメディアを利用して自分で学びを深めたり、米国アドビの山岸さんにオンラインで質問したりしながら、各自で制作を進めました。
EPISODE04
「これなら社員の意識を変えられる」
予定数以上の作品が
コンテンツに採用された

とはいえ、まったくの初心者がAdobe Premiere Pro を2日間で使いこなせるようになるのは相当難しい話です。古賀課長補佐も「学生には相当な負荷がかかっていたと思います。実は、もう一度オンラインでレクチャーをお願いすることも検討もしていました」と明かします。それでも「TRY FIELDは失敗を許容する場。厳しい条件の中でどこまでできるか、学生を大人扱いして見守ろう、そう決めました」。
提出日前日に「すみません、思うような作品が完成できませんでした」とリタイアを報告するチームもありました。「全チームからきちんと報告を受けました。『挑戦したけど完成できなかった』も貴重な経験ですから、とがめず、よく頑張ったとねぎらいました」(古賀課長補佐)。「『完成できなかったという結果が出た』ととらえてほしいです。なぜ完成できなかったのか、その理由を分析するように指導しています。役割分担なのか、スケジュール管理なのか、テクニカルの部分なのか、グループごとに理由が違うはずなので、それを次のワークに活かせばいいのです。」(三宅教授)。
TRY FIELDのプロジェクトでは、立命館独自の人材育成プログラム「QULTIVA(カルティバ)」も実施していることから、どんな結果であっても、自分と他者からのリフレクション(振り返り)の機会も用意され、自己成長につなげることができます。
75人が参加して始まった本プロジェクト、最終的には50人、10チームの動画が提出され、カナデビア社による選考が行われました。作品を見た山下さんは「キャラクターも素晴らしかったのですが、動画はそれを超えてきたなと思いました。夏休みの中の短期間という厳しい条件のもと、想像を遥かに超える素晴らしい動画を作っていただきました」と感激の表情です。



動画の中でキャラクターを動かすのは技術的に難しいので、オープニング動画の中では動かさなくても良いことになっていたのですが、実際には自分たちで調べて動画の中でいきいきと動かしているチームが複数あり、それもカナデビア社のお二人を驚かせました。当初は最優秀賞の1作品だけを採用する予定でしたが、優秀賞の3作品も何らかの形でカナデビア社のe-Learningコンテンツに使用することが決定。アドビからは技術面で優れた4作品に対し「アドビ賞」が授与されました。
学生が制作したキャラクターに合成音声を組み合わせたe-Learningコンテンツは、学生の制作したオープニング動画と合わせて、カナデビア社の学習支援システムに搭載され、2024年12月からすでに配信が開始されています。いたるところで「ピオニー」と「デンキナマズくん」が活躍するコンテンツは、受講した同社の社員から非常に好評とのこと。DXに対する意識を変える教材として課題解決に役立つことが期待されています。「DXなんて人ごとだと思っている社員に、自分ごととしてとらえてもらうためには、『入り』がすごく大切だと思っていました。これなら、そういう社員の考え方を根底から変える可能性があると思います」(山口さん)。
このプロジェクトをきっかけに、カナデビア社と立命館のタッグはいっそう進化しています。他部門からの困りごとがオープンにTRY FIELDへ持ち込まれる例も出てきました。「TRY FIELDには『KOBO』というものづくり支援の場もあるので、ちょっとしたものづくりの工夫で解決できることならやってみようという雰囲気が生まれています。他学部の学生を集め、専門の先生を呼んでアイデアソンにしてもいいかもしれません。できる、できないではなく、可能性を追求することに主眼を置いていきたいと考えています」(古賀課長補佐)。キャラクター&動画制作プロジェクトは、企業と大学の新しい共創関係の可能性を広げるきっかけにもなりました。
VOICE
阿部 瑞希さん(文学部 3回生)
中谷 望愛さん(文学部 1回生)


REFLECTION
プロジェクトを終えて、関わった方々の
振り返りをお聞きしました
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立命館大学社会共創推進本部 本部長
三宅 雅人教授
本プロジェクトは、大学だけでなく、カナデビアさん、アドビさん、それぞれが「学生を育てる」という意義に共鳴して、それぞれの場所で精いっぱい考え、手を動かしていただいたからこそ、一つのものを作り上げることができたと感じています。学生も本当によく頑張りました。募集の時点ではどのような結果になるかがわからなかったのですが、困難なミッションに歯を食いしばってついてきてくれたからこそ、短い期間の中でリソースが濃縮され、素晴らしい成果を残すことができたと考えています。
本プロジェクトは、今後のモデルケースになるでしょう。我々にも反省点はたくさんあるので、次に活かしたいと思いますし、学生のポテンシャルも想像以上のものだとわかったので「終わって良かった」というよりも「もっとできるよね」という期待値の上がる結果となりました。企業の抱える生の社会課題を学生と解決するプロジェクト、もっと新しい、面白いこともできるのではないかと考えています。 -
学校法人立命館 総合企画部 社会共創推進課
課長補佐古賀 健治氏
カナデビアさんのe-Learningコンテンツを少し見せていただき、学生が制作したキャラクターが元気に動いたり話したりしていることに感激しました。本当に学生はよく頑張ってくれたと思います。
社会共創推進課は、教育機関の中にありますが、研究や教育からは独立しています。企業の皆さまに明確な研究テーマがある場合は、大学との共同研究にじっくり取り組んでいただくことになるでしょう。でも、テーマが明確でない課題の場合は、我々のところに来てください。大学の時間軸にとらわれず、企業のスピード感に合わせてドライブすることが可能です。その中から研究の種が見つかれば、大学での研究に移行することもあるかもしれません。今も複数のプロジェクトが始まりつつあります。TRY FIELDでより多くの方と共創できることを楽しみにしています。 -
カナデビア株式会社 ICT推進本部
デジタル戦略企画室山下 智史氏
我々の話を熱心に聞いてくれた学生の皆さんが制作した作品を見て、このプロジェクトにどれだけ意欲的に取り組んでくれたかがひしひしと伝わってきました。参加していただき本当にありがとう!という気持ちです。学生の皆さんには当社のことを知ってもらい、我々としても学生のポテンシャルの高さを知ることができたように、お互いの理解を深められたことはこのプロジェクトの大きな成果だと感じています。
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カナデビア株式会社 ICT推進本部
デジタル戦略企画室山口 広暉氏
企業にとって人材獲得が厳しい状況にある今、プロジェクトをきっかけに、立命館大学の学生の皆さんに、カナデビアがどんな会社かを知っていただき、興味を持っていただけたことをとても嬉しく思います。学生の皆さんと当社の事業について一緒に深堀りしたり、DXに対する社員間の温度差という課題意識を共有できたりしたことは、私にとって非常に貴重な経験でした。
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Adobe Strategic Development Manager
Digital Video and Audio山岸 温子氏
学生世代にAdobe製品を理解し、使ってもらいたいという思いから、高等教育に関わる仕事をしたいと考えていたところに、このようなご縁をいただけたことを嬉しく思っています。2日間、新しい発見の連続でした。Adobe製品をどのように使いこなしていかれるのかを知ることができましたし、学生さんがどれだけフレキシブルに自分の学びや考えを柔軟に変えていけるかということも目の当たりにしました。昨日は難しかったことが今日はもうできるようになり、素敵な作品を作ってお互いに見せ合っている。すごく感動して、うるっとしてしまいました。今後、日本の大学生はもちろん、広くアジアの大学生に映像の素晴らしさを伝えていきたいなと思います。
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アドビ株式会社 教育事業本部
エンゲージメント営業部
シニアカスタマーサクセスマネージャー冨﨑 太一氏
今、映像は、受け手として鑑賞するコンテンツだけではなく、情報発信のコミュニケーションツールに変わってきています。今後、Adobe Premiere Proが果たす役割も大きく変わっていくと思われる中、どうすれば映像を通して相手に自分の思いを伝えられるのか、このプロジェクトは一つのチャレンジでした。アドビのデジタルクリエイティブツールを活用して、革新的な教育を推進する大学「Adobe Creative Campus」加盟校は世界に約100校あり、日本では立命館が初めて加盟しました。このプロジェクトをモデルケースのひとつとして、アドビは今後も様々な形でクリエイティブなデジタルリテラシーの育成の支援を進めたいと思います。
- 共催
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- 協力
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キーワード
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普段から表現サークル「P.Name」で一緒に活動しています。絵を描くのが好きだったので軽い気持ちで参加してみようと思いました。アドビの本社の方から動画制作を教えていただける点も魅力でした。
カナデビアという大企業の方から、直接お話を伺えたのもよい経験だったと思います。DXへの考え方とか、デジタルツールを使ってより良い未来が作れるんじゃないかという熱意を込めたお話をお聞きできたこと、私たちにキャラクター制作を依頼する目的やビジョンも明確に示していただけたことで、企業の方の考え方を学ぶことができたように思います。
キャラクター制作中から「もし採用されたら」と、アドビのVチューバ―向けのソフトについて調べるなど、動かし方の研究も進めていました。このキャラクターを通して、デジタルを敵だと思わず、自分たちの技術をより広めたり高めたりするツールとして理解してもらえたら嬉しいです。