先輩座談会

先輩たちに聞いた公認会計士として働くことの意味

公認会計士講座受講生座談会

会計のプロフェッショナルである公認会計士。実際に公認会計士はどういった仕事をしているのでしょうか。また、先輩方が公認会計士を目指すにあたってどういった学生生活を送ってきたのでしょうか。これから公認会計士として働く先輩、公認会計士講座の受講生、そして公認会計士としての経験も豊富な教員にお話を聞きました。

  • 重松 亮さん

    重松 亮さん(大手都市銀行勤務)立命館宇治高校出身

    2012年3月 経営学部卒業
    1回生の冬からBKC公認会計士講座を受講。3回生の時に公認会計士試験に合格。「会計士=監査法人ではなくて、一歩立ち止まって考えると自分の適性が見つかると思う。試験に合格するためだけではなく、自分の視野を広げて勉強して欲しいです。」
  • 伊藤 あゆ美さん

    伊藤 あゆ美さん(経営管理研究科2回生)南丹高校出身

    2011年3月 京都産業大学 外国語学部卒業
    大学時代は英米語学科で英語を学ぶ。社会のことを勉強したいと経営管理研究科へ。「若いときに勉強することは大事なこと。本当に欲しいものは何かを自分で決めて取り組むことが大切だと思います。」
  • 谷口 学 准教授

    谷口 学 准教授(経営管理研究科)立命館大学経営学部出身

    公認会計士。大手監査法人、事業会社戦略部勤務を経て、経営管理研究科の実務家教員。「私も学生時代、エクステンションセンターにお世話になりました。高い倫理観と責任感を有した、即戦力となる公認会計士を育成したいと思っています。」
なぜ会計士を目指したのですか?
谷口先生
私は、立命館大学の経営学部出身で、卒業後、神戸大学大学院経営学研究科へと進み、公認会計士試験に合格して、新日本監査法人に入所し、監査業務を行っていました。その後、会計を経営にどう生かせるかが知りたくなり、メーカーの本社戦略部で不採算事業の切り出しやM&Aに取り組んだ後に、監査法人を立ち上げました。今は個人で会計事務所を設立し、監査やコンサルティングを行うとともに、経営管理研究科で後進の育成に取り組んでいます。二人はなぜ会計士を目指したのですか?
重松さん
高校時代に、将来について考える授業があり、その時に経営コンサルタントになりたいと思ったんです。でも資格があるわけでもないので、能力を裏づけるような資格が欲しいと思い、公認会計士を目指すのがいいのではと思って、大学から勉強を始めました。この春からは都市銀行で働きます。
伊藤さん
公認会計士講座受講生座談会 風景02大学時代は外国語学部で英語を学んでいたのですが、就職活動を始めた際、あまりにも社会のことを知らないなと感じたんです。そこでもう一度学びたい、次は社会に直結した学びをしようと会計士に魅力を感じて、経営管理研究科へ進学。現在は、エクステンションセンターを通じて申し込んだ専門学校とのダブルスクールをしています。
法定監査だけではない、公認会計士の仕事
重松さん
就職活動中は企業再生のコンサルタント会社も回っていたので、先生がやってこられた不採算事業の切り離しやM&Aに興味があります。
谷口先生
公認会計士講座受講生座談会 風景01監査法人では最初の5年目くらいまでは年々できることが増えるから、自分の中でも成長していることが感じられるからすごく楽しかったけど、監査業務に留まるのではなく、会計が経営戦略にどのような役割を果たせるかを試してみたくなったのです。公認会計士は経営においてもポテンシャルを大きく発揮すると思うので、あなたのように銀行で働くということは、公認会計士の力を存分に発揮できると思いますよ。
重松さん
資格を活かすために何か、自分にしかできないような道に進みたいと思っているんです。法学部出身の人でも企業法を知っている人は少ないですし、税法なども勉強してきましたから、仕事にそういう知識を生かしたいですね。銀行も企業再生に携われる業界ですから、付加価値のあるサービスを提供したいと思っています。
谷口先生
監査法人での約7年間、多くの会社を見ましたが、コンサルティングをしていく上でとても役立っていると実感しています。銀行や監査法人はたくさんの融資先やクライアントを持っているので、さまざまなノウハウを吸収することができます。また、今は監査1/3、コンサル1/3、後進育成が1/3と自分の中でシナジーを作っています。自分がやりがいを感じる仕事を組み合わせられるのは公認会計士の仕事の素晴らしい点だと思います。
上手に切り替えることが学習のポイント
谷口先生
学科の勉強との両立はどうでしたか?
重松さん
公認会計士講座受講生座談会 風景03単位はほとんど落としたことがないので一応両立はできていたと思います。会計士の勉強に直接関係のない授業でも、違う視点が自分の中に与えられたりすることもあるので、時間の無駄だと思わないことですね。10時間会計士の勉強をしたときよりも、5時間会計士の勉強をして、5時間他の勉強をしたときの方が勉強の効率が上がっています。
伊藤さん
自分でもそうしたほうがいいというのは頭では分かっているんですけど、どうしても会計士以外の勉強のことに時間を割くのが怖いと思ってしまいます。なかなか実践できません。
重松さん
確かに不安はありますけど、集中力が持つのは2時間程度。教室を変えたり、散歩しながら理論のノートを見たりとか、行き詰まったら科目を変えたりしてみるのもいいと思います。
伊藤さん
確かに勉強する場所を変えるのはいいですね。私も租税は図書館で、財務は別の場所で、と移動しています。
谷口先生
BKCだと学内で受講できるのはありがたいでしょうね。私の頃は、まだ学内に講座はなかったので、うらやましい。
重松さん
大学の学内で講座を受けられたのは非常に便利だったと思います。正課の授業との両立を考えたらこれしかないですね。同じ大学にいる仲間と勉強できるので、情報交換も活発ですし、切磋琢磨しながら勉強することができました。
谷口先生
伊藤さんの今後の目標は?
伊藤さん
自分が学んだ会計と英語の知識を生かした仕事に就きたいと考えており、海外と関わりがある企業を中心に就職活動を行っています。
谷口先生
会計をしっかり勉強している人材は企業も間違いなく欲しいはず。企業に対して積極的にアピールしていくといいと思います。企業の事業活動が拡大している今、英語も重要視されているけど、ビジネスで使おうと思ったら中途半端な英語能力では物足りない。しっかりと会計の専門能力を身につけることも大切です。

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