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2017.11.30

大山さんが新学術領域研究「動的秩序と機能」若手研究会において優秀ポスター賞を受賞!!

2017117()9()に大阪府四条畷市アイアイランドで行われた日本学術振興会科学研究費補助金 新学術領域研究「動的秩序と機能」若手研究会において、生命科学研究科 博士課程後期課程4年生の大山克明さん(生体分子ネットワーク研究室、指導教員:寺内一姫教授)が優秀ポスター賞を受賞しました。

 

発表タイトル:『シアノバクテリア時計タンパク質KaiC2状態変換』

この度は,ポスター賞を頂き,大変嬉しく思っております。これもひとえに,普段から協力してくださっている方々のおかげと考えております。この場をかりて,御礼申し上げます。この賞を励みに今後もより一層精進して参ります。

若手研究会では幅広い研究分野の方と様々な視点からディスカッションすることができ,大変有意義な時間を過ごすことができました。懇談会や合間の休憩,移動時間等でも研究内容やそれぞれの人が持つ哲学について話し合うことができ,とても楽しむことができました。この場をかりて,若手研究会に携わった全ての方に御礼申し上げます。

 


受賞おめでとうございます!!


2017.11.27

2017年度大学院ウィーク 実施報告

2017116日(月)~1119日(日)の期間を立命館大学では「大学院ウィーク」として、大学院進学に関わる様々な企画を行いました。

大学院ウィークのHPこちらから


 

大学院ウィークの期間中、生命科学研究科では下記4つの企画を行いました。

116日(月) 12:0013:00 研究科合同説明会

1113日(月) 9:0010:30  大学院進学セミナー

1115日(水) 9:0010:30 

元ライオン株式会社常務取締役 株式会社ファーマフーズ顧問 杉山圭吉客員教授によるキャリアパスガイダンス

1116日(木)18:0019:00  進学相談会

 

116日(月)研究科合同説明会

研究科合同説明会では、生命科学研究科のブースを設け、大学院担当副学部長である西澤幹雄先生と職員が来場者の個別の質問、相談に対応しました。来場者のほとんどが生命科学部の学生さんでしたが、中には他大学の学生さんもいらっしゃり、入試の制度や学費、奨学金、大学院へ進むメリット、大学院修了後の進路等、様々な相談を受けました。

 

1113日(月)大学院進学セミナー

この大学院進学セミナーは、生命科学部3回生が受講対象の「各学科セミナー」の授業内で実施しました。

冒頭、小島一男学部長・研究科長より、「大学院進学の意義と生命科学研究科の特徴について」お話をいただきました。生命科学部から生命科学研究科への進学率、大学院進学をすることにどのような意義があるのか、3回生のうちに考えておいてほしいことなどについて、お話されました。



その後、生命科学研究科の在学生4名に3回生の時に考えていたこと、進学を決めた理由、大学院での生活、研究、大学院の就職活動などについて、プレゼンテーションをしてもらいました。

参加学生からは、「これまで気になっていた点について、院進学をした先輩のお声を直に聞き、参考になり、安心もしました。」「大学院生の経験を聞く事ができて、自分自身の大学院に進学する覚悟を改めて、決める事ができた。」などと意見をいただきました。

  



 

1115日(水) 杉山圭吉客員教授によるキャリアパスガイダンス

このキャリアパスガイダンスは生命科学部の1回生を対象として、基礎演習の時間を使って実施しました。杉山先生はライオン株式会社の研究開発職として働かれた経験を元に、企業での研究開発の仕事について、大学と企業での研究の違いについてなどお話されました。また、早いうちから自分のキャリアデザインについて考えることが大切であるということで、学生にとって今後の大学生活や将来を考える貴重な機会になりました。

 

1116日(木)進学相談会

 大学院担当副学部長である西澤先生と職員で、生命科学研究科での研究内容、研究生活、奨学金制度や入試制度などについて、個別相談会を実施しました。

 

今回は大学院進学に関するイベントについてお伝えしましたが、生命科学部、生命科学研究科では、本学キャリアオフィスと連携して、進路について考えるガイダンスを実施しています。本人とって一番いい選択をしてもらえるよう、教職員一同サポートをしていけたらと思います。


2017.11.23

「第7回CSJ化学フェスタ2017」で大窪さん、大橋さんの2名が「優秀ポスター発表賞」を受賞!!

20171017日(火)~19日(木)にタワーホール船堀(東京)にて開催された「第7CSJ化学フェスタ2017」(主催:日本化学会)で生命科学研究科応用化学コース、前期課程2回生の大窪貴之さん(超分子創製化学研究室、指導教員:前田大光教授)と前期課程1回生の大橋興多さん(生物有機化学研究室、指導教員:民秋均教授)の2名が「優秀ポスター発表賞」を受賞しました。

この「CSJ化学フェスタ」では1)最先端の化学と化学技術に関する産学官の交流深耕による化学、化学技術及び産業の発展への寄与とイノベーション強化、2)化学の成果と未来に向けた化学の貢献努力の社会への発信という二つの趣旨のもと、資源開発からエネルギー、創薬の化学、新学術領域が目指す未来の化学まで社会の課題となっている研究開発・技術の話題を取り上げたテーマ企画、企業や研究機関の研究開発戦略と現状を紹介する産学官R&D紹介企画、他機関との連携によるコラボレーション企画など多彩な内容で行われています。

今回8分野、合計1,073件のポスター発表に対し、1)研究に対して発表者が十分に寄与していること、2)質疑応答に優れていること、3)独自性が認められ、今後の発展が期待できること、の3つの観点から審査がされました。その結果、198件の「優秀ポスター発表賞」が選出されました。

 

大窪貴之さん

発表タイトル:「自己会合可能な双性イオン型π 電子系ピロール誘導体」

新たなπ電子系の合成を基盤とし、非共有結合相互作用を利用した超分子集合体の形成、さらに電子・光機能マテリアルの創製をめざして研究を行っています。今回、カチオン部位とアニオン部位を併せもつ双性イオン型π電子系を種々合成し、溶液中で自己会合体を形成する過程がエンタルピーだけでなくエントロピーでも促進されることを明らかにしました。

 

 今回、優秀ポスター発表賞を昨年に引き続きいただくことができ、大変嬉しく思っています。研究を進めるにあたり、ご指導をしていただいた前田大光教授と羽毛田洋平助教、ならびにあらゆる面でサポートしていただいた研究室のメンバーに深く感謝しています。今回の表彰を糧に今後もよりいっそう研究に励みたいと思います。

 

大橋 興多さん

発表タイトル:「カルコン構造を有するクロロフィル誘導体の合成とその光物性」

私は、光合成色素であるクロロフィル類を、有機化学的手法を用いて修飾することにより、その化学構造と光物性の相関性を網羅的に探索することを目指して研究を行っています。今回、ホルミル基を有するクロロフィルへのアルドール縮合反応の基質適用範囲および、カルコン構造上の置換基の電子的性質により、最長波長吸収帯が大きくシフトすることを明らかにしました。

 

今回第7CSJ化学フェスタ2017年において、これまで行ってきた自らの研究成果を優秀ポスター賞という形で評価していただき、大変光栄に思っています。受賞に際し、ご指導して頂いた民秋均教授ならびに木下雄介助教、そしてともに研究に取り組んだ研究室のメンバーに心より感謝申し上げます。この喜びを糧に、より一層研究に励みたいと思います。

  (左:大橋さん  右:大窪さん)

受賞おめでとうございます!!





2017.11.16

生命科学研究科 宮崎さんが新学術領域研究「動的秩序と機能」若手研究会において優秀ポスター賞を受賞!!

2017年117(火)〜9日(木)に大阪府四条畷市アイアイランドで行われた日本学術振興会科学研究費補助金 新学術領域研究「動的秩序と機能」若手研究会において、生命科学研究科生物工学コース構造生命科学研究室所属の博士課程前期課程2年生の宮崎真秀さん(指導教員:松村浩由教授)が優秀ポスター賞を受賞しました。

発表タイトル

細胞分裂必須タンパク質FtsZの離合集散挙動

 

新学術領域研究「動的秩序と機能」には、その班員として、生物学、化学、医学、計算科学など様々な分野の研究者が属しており、その中で若手研究者らの共同研究を促進させるべく、年1回の頻度で若手研究会が開催されています。今回の会議は全国各地から学生も含め多くの参加者があり、幅広い交流と意見交換が行われ盛会でした。今回、宮崎さんは博士課程前期課程から取り組んできた細胞分裂タンパク質FtsZに関する研究で興味深い成果を挙げ、数ある発表演題の中から優秀な研究成果として評価され、本賞が授与されました。


(左:松村教授 右:宮崎さん)

受賞おめでとうございます!!


2017.11.02

日本放射線影響学会第60回大会でM2松井さんが優秀発表賞を受賞!!

20171025()28()に京葉銀行文化プラザ(千葉県千葉市)で行われた日本放射線影響学会第60回大会でM2松井 美咲さん(病態細胞生物学研究室 指導教員:堀 利行教授)が優秀発表賞を受賞されました。

この第60回大会は、国内外の第一線の研究を行う会員が、放射線科学全般にわたる研究成果を発表し、情報交換することにより、放射線影響研究の進歩と発展をはかるとともに、国民の健康と福祉の増進に加え、日本の放射線科学の発展と社会貢献に寄与することを目的に開催されました。

 

発表タイトル:「核内構造体によるDNA二本鎖切断応答制御機構の解明」

 

 私は、放射線などにより切断されたDNAの修復に、核内構造体がどのように関与するのかを明らかにするための研究を行っております。

 

今回、歴史ある日本放射線影響学会で優秀演題発表賞をいただき、とても嬉しく思います。多くの先生方の前で口頭発表をすることにとても緊張しましたが、このような機会を頂けたことに感謝し、無事発表を終えることが出来ました。

ご指導してくださいました西先生、堀先生や、研究室のメンバーにこの場を借りて御礼申し上げます。

今後も引き続き、さらなる成果を上げることができるように日々精進したいと思います。

 


(左:松井さん   右:西先生)

おめでとうございます!! 



2017.10.18

生命科学研究科 葛野さんが日本ビタミン学会第69回大会において優秀発表賞を受賞!!

201769日(金)〜10日(土)に横浜市開港記念会館(神奈川県横浜市)で行われた「日本ビタミン学会第69回大会」において、生命科学研究科生物工学コース応用分子微生物学研究室所属の博士課程前期課程1年生の葛野侑香さんが学生優秀発表賞を受賞しました。

発表タイトル

Bacillus sp. NTP-1株のテルル酸還元酵素の同定とその機能解析

 

日本ビタミン学会は、ビタミン研究の進歩、発展に貢献し、人々の健康増進に寄与することを目的として発展・展開してきた学会です。今大会は全国各地から学生も含め多くの参加者があり、幅広い交流と意見交換が行われ、盛会でした。今回、葛野さんは学部 4 回生以来取り組んできた細菌のテルル酸還元に関する研究で興味深い成果を挙げ、数ある発表演題の中から優秀な研究成果として評価され、本賞が授与されました。

 


おめでとうございます!!


2017.10.18

生命科学研究科 清水さんと谷川さんが日本生物高分子学会2017年度大会において優秀発表賞を受賞!!

201798日(金)〜9日(土)に立命館大学BKC(滋賀県草津市)で行われた「日本生物高分子学会 2017年度大会」 において、生命科学研究科生物工学コース応用分子微生物学研究室所属の博士課程前期課程2年生の清水敦貴さんならびに同じく博士課程前期課程2年生の谷川友音さんが優秀発表賞を受賞しました。


清水敦貴さん「細菌におけるセレンタンパク質生合成系へのセレン供給メカニズムの解明

谷川友音さん「Neurospora crassaのフィトセラミド型中性スフィンゴ糖脂質糖転移酵素の糖結合部位の解析

本学会は生物そのもの及び生物が生産する生体高分子、すなわちタンパク質・酵素、遺伝子・核酸、糖鎖・多糖類、複合脂質・生体膜などに関する基礎と応用・開発および細胞の構造-機能相関解析とその活用を目的とした学会です。

今回、清水さんは学部4回生以来取り組んできた細菌におけるセレンタンパク質生合成系に関する研究で興味深い成果を挙げ、数ある発表演題の中から優秀な研究成果として評価され、本賞が授与されました。また、谷川さんは学部4回生以来取り組んできた真菌の糖脂質合成酵素に関する研究で優れた成果を挙げ、本賞の受賞に至りました。

   

 清水さん             谷川さん

おめでとうございます!!


2017.10.17

2017年度9月末申請 博士学位授与申請論文 公聴会のお知らせ

博士学位(甲号)申請論文の公聴会を
開催致しますので、多数ご参加くださいますよう
お願い申し上げます。
なお、公聴会に先立ち、「2017年度9月末申請 博士論文」の
閲覧を希望される方は、
生命科学部事務室(リンクスクエア2階)までお越しください。

開催日時等の詳細はこちらをご覧ください。

2017.10.11

第66回高分子討論会で M2 三ッ橋 さんが優秀ポスター賞を受賞!!

 2017920日(水)〜22日(金)に愛媛大学城北キャンパス(松山市)で開催された 66 回高分子討論会(主催:高分子学会)において,博士課程前期課程2回生の三ッ橋史香さん(高分子材料化学研究室 指導教員:堤治教授)が優秀ポスター賞を受賞しました。この討論会は,高分子科学に携わる研究者・技術者が研究成果の発表を行い、 発表内容に関し、参加者と充実した討論およびコミュニケーションができる場の提供を目的として開催され,今回は口頭・ポスター併せて2,000件を超える発表がなされ,およそ900件のポスター発表の中から53件が優秀ポスター賞に選ばれました。

 

発表タイトル:「液晶性発光団の凝集構造により誘起される側鎖型高分子の白色発光」

 

 本研究では,単一構造のとてもシンプルな発光団しかもたない高分子化合物が白色発光することを発見し,そのメカニズムについて考察しました。「液晶性」という性質が白色発光発現の鍵となることを明らかにし,発光団の凝集構造と発光挙動の相関を調べることで白色発光メカニズムを解明しました。

 

 今回,高分子討論会にて優秀ポスター賞をいただき,大変光栄に思います。この研究は研究室の先輩方の研究成果の上に成り立っているものです。これまでの研究が評価された点においても非常に嬉しく思います。受賞に際して,ご指導賜りました堤治先生,サポートしていただいた研究室の皆様に心より感謝いたしております。この受賞を励みに,今後も研究者としてより一層邁進していきたいと思います。

 受賞おめでとうございます!!


   なお,幕張メッセ(千葉市)にて開催された66回高分子学会年次大会(2017 529日(月)~ 31日(水))でも本件に関連した研究発表を行っており,「高分子学会広報委員会パブリシティ賞」を受賞するとともに新聞(日刊工業新聞 2017529日付朝刊でもその成果が報道されています。


2017.09.21

第28回基礎有機化学討論会で M2要さんがポスター賞を受賞!!

201797日(木)~9日(土)に九州大学伊都キャンパス(福岡市)で行われた第28回基礎有機化学討論会において、博士課程前期課程2年の要 俊輔さん(超分子創製化学研究室 指導教員:前田 大光教授)がポスター賞を受賞しました。

この討論会は、基礎有機化学分野(構造有機化学、反応有機化学、ホストゲスト化学、超分子化学)の最新研究に関する情報交換と成果発表を行い、基礎有機化学分野の更なる発展と他分野への波及を行うことを目的に開催されています。

 

発表タイトル:「環構造に導入したアニオン応答性π電子系の合成とイオンペア集合化」

 

π電子系化合物はその集合形態に依存し、多様な機能を発現します。私はピロール環を適切に配向させることで、アニオン(陰イオン)に対し効果的に応答する環状π電子系を合成しました。今回、実験と量子化学計算を併用して検討することで、目的化合物の構造およびその集合形態の解明に成功しました。

 

今回、自分の研究成果をポスター賞という形で評価していただき、光栄に思います。受賞の喜びを糧に、今後こうと考えています。受賞に際し、ご指導を賜りました前田大光教授ならびにあらゆる面でサポートしていただいた研究室の皆様方に心より感謝いたします。

 

 

 

受賞おめでとうございます!!


2017.09.21

第3回「高次複合光応答」若手の会で D2笹野さんが優秀ポスター賞を受賞!!

2017911日(月)~12日(火)に晴海グランドホテル(東京都中央区)で行われた第3回「高次複合光応答」若手の会において、博士課程後期課程2年の笹野 力史さん(超分子創製化学研究室 指導教員:前田 大光教授)が優秀ポスター賞を受賞しました。


この若手の会は、科研費新学術研究領域「高次複合光応答」内の若手研究者が講師の第一線の研究者と共に密に交流・討論できる場を提供し、若手研究者の奨励と研究水準の向上を目的に開催されています。

 

発表タイトル:「π電子系に連結した酸ユニットの脱プロトン化によるπ電子系アニオンの創製」


 光応答性ユニットを導入したイオンペア集合体は光刺激によってその集合体形態の制御が可能です。また、積層したπ電子系はモノマーでは見られない光学的特徴を示します。今回この2点について、将来的に光応答性のイオンペア集合体の構成ユニットとして用いることが期待できるπ電子系アニオンの創製と、ジピロリルジケトンホウ素錯体の積層型ダイマーについての発表を行い、光栄にも優秀ポスター賞をいただくことができました。研究を進めるにあたりご指導いただいだ前田大光先生、共同研究者の方々、研究室のメンバーに心から感謝いたします。


今回参加したのは、文部科学省の科研費 新学術領域研究「高次複合光応答分子システムの開拓と学理の構築」に関わる研究室の若手メンバーが集まる会でした。先生方の興味深い講演をきくことができただけでなく、同世代との研究議論などを通して交流を深めることができ、今後の研究生活に良い刺激になりました。


 

 

 

受賞おめでとうございます!!


2017.08.31

第49回構造有機化学若手の会夏の学校でD2笹野さん・D2中村さんがポスター賞を受賞!!

201783日(木)〜5日(土)浜名湖ロイヤルホテル(浜松市)で行われました

49回構造有機化学若手の会夏の学校(幹事:名古屋大学忍久保研、共催:日本化学、

協賛:基礎有機化学会、名古屋大学リーディングプログラムグリーン物質変換)において

D2の笹野力史さん・中村一登さん(超分子創製化学研究室 指導教員:前田大光教授)が

ポスター賞を受賞されました。構造有機化学若手の会夏の学校は、構造有機化学の

研究に携わる学生と若手研究者を中心に研究成果の発表・議論を通して

交流し互いに切磋琢磨するとともに、親睦を深めることを目的として

毎年開催されているものです。

 来年度は、超分子創製化学研究室が幹事となり、開催を予定しております。

 

笹野力史さん

発表タイトル:『イオンペア集合体を形成するπ電子系アニオンの創製』

 

私はπ電子系アニオンの合成と集合化をめざし研究を行っています。π電子系アニオンは一般に不安定な化学種ですが、広いπ電子系に負電荷を分散させることで安定なアニオンを得ることに成功し、立体的なカチオンや平面状のπ電子系カチオンとの規則配列の形成を達成しました。

 今回、光栄にも講師の先生からのポスター発表賞をいただくことができました。安定なアニオンを得るまでには時間がかかったのですが、その過程における結果も評価していただいたことをたいへん嬉しく思います。受賞に際し、ご指導いただいている前田先生をはじめ、アドバイスなどいただいている研究室のメンバーに感謝いたします。今後も、よりいっそう研究に邁進していくとともに、発表の場などにおいてより多くの人に自身の研究をわかりやすく伝える努力を惜しまず続けていこうと思います。

 

中村一登さん

発表タイトル:『ピロール誘導体の液晶性集合体を基盤とした機能物性の発現』

 

π電子系の形状的特徴は、その有機分子集合体が発現する機能性に大きく影響します。本研究では、コンフォメーションの変化による対称性の変調が可能なビピロール骨格を基盤として、分極のON/OFFを利用した、新規電場応答性液晶の形成に成功しました。今回、指導教官である前田大光教授との徹底的な議論を基盤として、異なる分野を専門とする複数の研究グループと共同研究を実施することで、このような新規機能物性の発現を達成しました。受賞に際し、日々、ご指導いただいております前田大光教授をはじめお世話になった方々に、心より感謝申し上げます。今後もご評価いただける様、愚直に化学と向き合い、研究に励みたいと思います。

 また、次年度の第50回構造有機化学若手の会 夏の学校では、中村が代表幹事を務め、前田研究室のメンバー一同で運営してまいります。参加者の皆様に楽しんでいただき、研究の活力となるような会を目標として、誠心誠意、努めてまいります。

 

左:中村さん  右:笹野さん

 

受賞おめでとうございます!!