参加学生によるプログラム・レポート

アクティビティレポート②(2017年派遣:ガジャマダ大学)

Gadjahmada  | 2018年10月29日

経営学部 澤邊 駿さん(3回生)

留学を通して学んだこと・達成したこと

新しいことに挑戦することが留学中の目標でした。その一つとして、私は餅を販売するスタートアップ企業を設立し、リーダーとしてインドネシア人2人とドイツ人1人を牽引しました。

計画当初は実店舗を持ち、餅を販売する計画でした。しかし、学校との協力で屋台と使用して販売を試みた結果、売り上げが伸びませんでした。私は味の追加や様々な工夫をしましたが、それとは裏腹に売り上げを伸ばすことができませんでした。餅が売れない理由を突き止める為に、私は販売市場で聞き込み調査を行い、問題は販売価格である事に気付きました。そこで私は、ターゲット層を変更し、実店舗を持つのではなく、食堂やコーヒーショップに販売を委託しました。

その他にもチーム内部のマネジメントにも工夫をしました。私は、個人の生産性がチーム全体の業績を大きく左右すると考えております。そこで、共同作業の改革を行い、チームメンバーに影響を与えました。具体的には、共同作業を苦手とするインドネシア人の為に、私は共同作業の時間を短縮し、会合では常に要点を絞り、指示を出すことを心がけました。私が司令塔としてチームメンバーに対し個人がすべき課題の明示、分業を行う事で個人の生産性の向上を図りました。結果5ヶ月間で売上を開始当初の月の3倍以上に伸ばす事に成功しました。

この経験を経て、私はリーダーの役割を再確認し、個人の能力を最大限に引き出す事の重要性を学びました。リーダーとして、チームを牽引するだけでなく、個人が能力を最大限に発揮できる環境づくりをした事で今回の成功に至ったと感じております。