参加学生によるプログラム・レポート

アクティビティレポート②(2015年派遣:チュラロンコン大学)

Chulalongkorn  | 2015年11月24日

国際関係学部 泉向日葵さん (2回生)

私がタイに来てからすでに3ヶ月が経とうとしています。5ヶ月間の留学期間も、現時点ですでに中間のテストを終え、残り2ヶ月を切りました。今思うと、タイに来た当初はこれからの生活への期待と共に、多くの不安を抱えながらの毎日でした。しかし少しずつ生活に慣れ、失敗から学び、学生との交流を深める中で、徐々に余裕が生まれ、現在では、自分の留学での目的を実行する過程にいます。

チュラロンコン大学はキャンパス内に、スタジアムや図書館などを含めた数多くの施設があり、その広さに初めは何度も迷いました。また日頃から、歌のコンテストや学部の代表者によるイベントなど、学生が主催するイベントも多く、キャンパスは常に賑わっている印象です。入学当初、年間通して行われるイベントの1つである、fresh gameに参加しました。これは、各学部の1回生が様々なスポーツで競い合うというものです。また、定期的にキャンパス内に市場がでることも、学校内に多くの人が集まる理由の一つです。

チュラロンコン大学での授業の多くは1コマあたり3時間です。1時間半の授業に慣れている私は、3時間の授業に耐えることができるか不安でした。しかし、実際は授業の途中に休憩やグループワークがあるほか、アクティビティに出かけることもあり、楽しさを感じる授業内容です。私が履修しているタイの文化や生活習慣を学ぶ授業では、タイの昔の人々の暮らしを知るために博物館に出かけ、加えて、グループワークの一環で、良い行いをするためにお寺のトイレ掃除を経験しました。

留学開始からすでに3ヶ月が経過しようとしていることもあり、少しずつタイの学生との交流関係が広がり、食堂やキャンパス内で友人に会える機会が増えました。タイの学生は面倒見が良く、キャンパス内で困っているとすぐに助けてくれます。食堂やコピー室は英語が通じないため、現地の学生にいつも助けられていました。言語が違うだけでなく、英語が母国語ではない環境にいることで、より人の優しさや温かみに触れる機会が多く、改めて人は一人では生きられないと実感する毎日です。


クラスアクティビティで博物館へ


食堂の人気 ガイトートカオニャオ