参加学生によるプログラム・レポート

アクティビティレポート⑤(2015年派遣:ガジャマダ大学)

Gadjahmada  | 2016年03月03日

政策科学部 小松蓮太朗さん(3回生)

私は留学期間中、KKN(コミュニティサービス)というプログラムに参加していました。これはインドネシアの村で2ヶ月住民と生活をしながら、地域が抱える問題を解決していくというプログラムです。私は週に1回小学校や中学校で日本語を教えていました。また夜には現地の住民に日本語を教えていました。外国人ひとりで村に入り、生活することは簡単ではありませんでした。例えば、インドネシア人の学生は自分がやるべき活動を理解しているが自分はわからない、ほとんどの会話がインドネシア語かジャワ語で話されるため理解できない、水浴びのお風呂に慣れない、共同生活でプライベートがないなど例挙にいとまがありません。しかし言葉がスムーズに伝わらない環境で、人と仲良くなるための身ぶり手ぶりを考えたり、インドネシア語の会議を英語で教えてくれる友達の優しさに気づいたり、非言語的コミュニケーションの学びが多かったです。

またKKN期間外では、立命館の学生と一緒にガジャマダ大学の日本語クラスで日本語を教えていました。村での日本語授業、大学での日本語授業と準備に忙殺される日もありましたが、教えるという感覚よりインドネシア人と日本語を使って遊ぶという気持ちが強かったように思います。毎日朝に飲んだEs Kopi Susu(冷たいコーヒー牛乳)の味は一生忘れません。

みなさんもぜひ一度インドネシアのジョグジャカルタに足を運んでみてはいかがでしょうか。優しい人、おいしい料理、たくさんの自然は夢のように恵まれた環境だと思います。