参加学生によるプログラム・レポート

アクティビティレポート①(2016年派遣:ガジャマダ大学)

Gadjahmada  | 2016年11月28日

経営学部 原 魁杜さん (2回生)


海外に長期滞在するにあたって、一番不安に感じるのが食事についてだと思います。そこで、今回はインドネシアの食生活についてのレポートです。
インドネシアでは、特に昼夜は日本に比べて外食の割合が非常に高いようです。そのためか、いたるところにburjo(ブルジョ)と呼ばれる簡易のレストランがあり、食事の価格も他の物価に比べて安く、一食100円(約13.000ルピア)以内で食べることができます。外食で済ませることが基本なので、留学生が滞在する家(ホームステイは一般的でなく、一人暮らし、もしくはルームシェアです)にはキッチンがないことも珍しくありません。

さて、結論から言うと、インドネシア料理は日本人の口にとても合います。主食が日本と同じく米だということもあり、辛い料理もありますが、臭みのある料理も少なくすんなり体に入ります。来てすぐはお腹を壊す人もいたようですが、じきに体が適応していくためそれもさしたる問題ではありません。チャーハンに近いナシゴレン、焼き鳥のようなサテアヤム、温野菜のピーナッツソース和えであるロテックなどが代表的なインドネシア料理です。通常食事にはスプーンとフォークを使い、麺料理などには箸を使うこともあります。素手で食べることもあり、そのときには生活様式の関係で左手は使わず右手だけで食べます。道路沿いにござを敷いて、料理を下に置いてあぐらをかいてご飯を食べるLesehan(レセハン)というスタイルの食事もあります。国民のほとんどがムスリムなので、豚肉を入手するのは困難です。

食事自体はとても美味しく、安いので、周りの日本人の留学生と話していても、日本食が恋しくなってホームシックになったなどは聞いたことがありません。もし日本食が食べたくなっても、近くに一幸舎などのラーメン店、日本食レストランなどもあるため、食事についてはあまり心配する必要はないと思います。食事中に一つだけ気になるところを挙げるとすれば、ハエがたくさん出るということぐらいでしょう。これについてはどこで食事をしても出るため、慣れて諦めるしかありません。

 
Burjo
 


Nasi goreng