参加学生によるプログラム・レポート

アクティビティレポート③(2016年派遣:バンドン工科大学)

Bandung  | 2016年11月28日

国際関係学部 LEE JIEUNさん(3回生)

こんにちは!国際関係学部3回生イジウンです。私は2016年度国際PBLプログラムに参加し、バンドン工科大学に在学しています。学部は今年PBLプログラムではじめてできた建築計画政策学部で、今回はこの学部のPBL授業についてご紹介したいと思います。

私が履修しているPBL授業は「Infrastructure and Transportation System」という授業ですが、インドネシアが現在抱えているゴミ問題、廃水、交通などの様々なインフラ問題について学んでいます。授業はだいたい英語で行われていますが、詳しい説明や学生からの質問などはインドネシア語で行われ、どの授業でも80%は英語、20%はインドネシア語で行われています。授業内容は中間試験前までは各テーマをもって教授の授業で行われましたが、後半からは今まで学んだテーマをもって、学生たちがチームを組み、直接現場に出て調査を行います。
私が属しているチームは「交通」というテーマで、直接バンドンのスラム街に行き調査を行いました。例えばどこまでどの交通手段が動いているのか、通りの大きさや居住性、材料、タイプなど交通手段に関するすべての情報を集めました。私個人としてはこのようなフィールドトリップは初めてで、日本でも経験したことのない経験でした。そして、授業のテーマ以外にも、バンドンのスラム街を経験することができた貴重な時間でもありました。PBL授業はこの授業だけですが、他の授業でもチームプロジェクトはたくさんあって、どの授業でも直接現場に行ってみて調査するワークがあります。現在履修しているツーリズムの授業でも、バンドンの観光地に直接訪問し、調査する課題があって、その情報をもって冊子を自分たちで作ったりすることもありました。
日本ではグループワークがあっても自分のパートを担当して個人で調べることが多かったですが、ここではみんなが協力し合える課題が多いのがここの特徴だと思います。そして、このような活動は特に交換留学生、様々な経験ができましたし、もっとインドネシアについて知ることができたと私自身では思います。