参加学生によるプログラム・レポート

アクティビティレポート①(2017年派遣:チュラロンコン大学)

Chulalongkorn  | 2017年09月14日

政策科学部 張 暁玲さん(3回生)

皆さん、こんにちは。政策科学部の3回生の張暁玲と申します。現在は国際PBLプログラムを通じてチュラロンコン大学の文学部に留学しています。現地での生活は約3週間が経ちました。今回のレポートでは、寮や大学などの現地での生活様子と今まで感じたことを紹介したいと思います。

私は大学のインターナショナルハウス(CU-iHouse)で一人暮らしをしています。部屋はベッド2つの2人部屋ですが、1人で使っています。ルームメイトと一緒にシェアハウスをする留学生も少なからずいます。寮にはwifi、コインランドリー、リーディングルームがあります。キッチンは共有スペースにありますが、コンロはなく、電子レンジ2台が置いてあります。そのため、食事はいつも近くの屋台あるいは大学の食堂でとります。屋台や食堂では30~50バーツで安くて美味しく食べることができます。寮と学校はバンコクの中心に位置し、ショッピングモールやローカルマーケットが充実しています。買い物や食事には困らない立地です。通学は大学のシャトルバスを利用し、所属する文学部までは5分ほどかかります。シャトルバスは月曜日から金曜日しか運行しないため、要注意です(一部のみ、祝日でも運行しています)。


大学は一つのキャンパスしかなく、全ての学部や施設が同じ敷地に集中しています。最初は場所が分からなくて迷いましたが、現地の学生が親切に道の案内をしてくれたおかげで、今は少しずつ慣れるようになりました。授業は始まって約2週間が経ちました。1週間目の授業は主にイントロダクションで、授業の内容とスケジュールなどの紹介でした。授業に出席しないと詳しいシラバスをもらえないので、興味のある授業に全部一回出席してみました。履修登録のシステムがややこしくて大変でした。登録する前にすでに満員になった授業もあるため、個人で教授に相談しないといけません。2週目に留学生対象の履修登録や個人情報登録のガイダンスがあり、そこで説明を受けながら登録しました。ガイダンスの後、留学生のオリエンテーションもありました。オリエンテーションでは、学生が主催するゲームを通して他の留学生とも知り合いました。後日、留学生と現地の学生の仲を深めるための文化交流に参加し、プラチャーティポック王(ラーマ7世)博物館に行きました。


今まで一番感じたカルチャーショックといえば、タイの「マイペンライ」精神でしょう。オフィスでもレストランでも常にこの言葉が耳に入ります。相手が「大丈夫」と言ってくれても、自分で大丈夫かどうか確認すべきだと思います。頼み事をする時にも2回以上強調しないと自分が思う通りに応えてくれません。この点に関しては、日本と全く異なり、最初は驚きばかりでしたが、今は少しずつ慣れました。


留学生活はまだ始まってばかりで、不安や驚きの気持ちが大きいかもしれませんが、これからは少しずつタイの学生または他の留学生との交流関係を作っていきたいと思います。

大学のシャトルバス

大学の食堂(学部ごとの食堂があります)

お昼ご飯(25バーツくらい)

プラチャーティポック王(ラーマ7世)博物館