参加学生によるプログラム・レポート

アクティビティレポート②(2017年派遣:バンドン工科大学)

Bandung  | 2017年10月26日

国際関係学部 辻本 奏子さん(2回生)

こんにちは、国際関係学部2回生の辻本奏子です。私はインドネシアのバンドン工科大学ビジネスマネジメント学部・アントレプレナーシップ専攻に留学しています。現地で生活し始めて約2ヶ月が経ちました。今回はキャンパスライフ・課外活動について紹介します。

キャンパスライフ
私はバンドン郊外に位置するジャティナンゴルキャンパスで週に3回、バンドン市内にあるガネーシャキャンパスで週に1回の授業があります。ジャティナンゴルキャンパスはバンドン市内から車で約1時間半の場所に位置し、移動に車が欲しくなるほどの広大なキャンパスです。授業はほとんどがグループワークで屋外に出て話し合ったり、猫がなついてきたりと自然豊かな場所です。私はこのキャンパスから徒歩20分ほどのアパートに暮らしていますが、クラスメートのほとんどがバンドン市内に住んでいるため、彼らは授業が終わると帰ってしまいます。したがって、このキャンパスにはほとんど授業を受けるためだけに通っているのが現状です。一方、ガネーシャキャンパスはバンドン工科大学のメインキャンパスで、多くの学生が通っています。そのため大学内は様々な施設があり、大学周辺には学生向けのストリートフード店が栄えています。学生が主体的に行うサークル活動もガネーシャキャンパスには多く存在します。

課外活動
私は高校生の時にバレー部に所属していた経験もあり、こちらの大学では学部のバレーボールチームに参加しています。練習は屋外で行われるだめ、私が住んでいる場所の近くにあるジャティナンゴルキャンパスではなく、メインキャンパス内で行われるため、1時間半かけて通ったり、友達の家に泊まらせてもらったりしています。ただ、活動は厳しい縛りがなくみんなが集まれる日に突然練習が始まったりとゆるく楽しく活動しています。

また、現地で知り合った友人が行う教育活動にも参加し、バンドン市から離れた村にある小学校を訪問し、日本語を教えたり、日本という国の紹介をしています。訪問する小学校は山奥や村の外とのつながりが少ない場所に位置し、そこでは教育の優先順位が低く、小学生の多くは卒業後結婚します。この活動では現地の学生や外国人である留学生が半日ほど授業を受け持つことで、彼らの学びに対する興味関心を引きだすことを一つの狙いとしています。一緒に踊り、日本の歌を歌ったり子供たちとともに遊び、普段はいけないような村に訪問することができるので、私自身もこの活動からの学ぶことが沢山あります。