参加学生によるプログラム・レポート

アクティビティレポート③(2017年派遣:タマサート大学)

Thammasat  | 2017年11月22日

国際関係学部 須合 希帆さん (2回生)

こんにちは。現在タイバンコクに滞在中の国際関係学部2回生、須合希帆です。私は10年ほど前(小学生の頃)も、同じタイバンコクに3年間と半年滞在しておりました。その頃と比べ、街の様子は大きく変わった部分、そうでない部分が沢山あり、生活していてとても面白いです。今回は、タマサート大学でのキャンパスライフ、そして私自身が行っている課外活動について紹介します。

キャンパスライフ
私は現在教養学部の東南アジア研究(SEAS) で学習しています。8月15日から本格的に授業がスタートし、10月上旬に中間テストが行われました。私にとって、こちらに来て初めてのテストとなるため、準備には少し苦戦しました。しかし、ここへ来て気付いたことは、“留学の目的”を自分の中で見失わなければ、どんなに多い課題、どんなに難しいテストでさえ苦に感じなくなるということです。昔お世話になっていた、タイに長年住んでいる方に以前お会いした際に、「タイ人の価値観は何事も楽しむこと」と教えてくださいました。仕事も勉強も、そのように思うことができればさらなる達成感が生まれるのかなと思いました。タマサート大学には、自習室や図書館、周りにはカフェなども充実しているため、勉強するには最適です。また、食堂も日本とは違い、朝早くから開店しているため、学生にとってとても過ごしやすい大学です。

課外活動について
私が主に行っている課外活動は2つあります。1つ目は、大学の授業とは別にタイ語の語学学校へ週に一度通っていることです。理由は、こちらに来てタイ人ともっとタイ語で話したい、という思いが高まったことがきっかけです。言語は話すためのツールですが、話せることによってまた新しい発見ができるのではないかと思っています。本当はタイ人の目線になって生活したいのですが、日本語・英語しか話すことができなければ現地の人とのコミュニケーションはとても少なくなってしまいます。この経験を活かして、日本へ帰国しても継続して勉強し、将来タイ語をツールとして使っていけたらなと思っています。
2つ目は、Thinkというボランティア活動です。2016年に設立された極めて新しい団体で、現地の貧困に苦しむタイの子供達に実際に支援をしている企業や団体をインタビューし、私たちがそれらを発信することで世の中の学生に現状を知ってもらい、考えてもらうきっかけを作ろうと試みています。現在は、引き継ぎや活動企画期間で、週に一度のミーティングで話し合いをしています。
 

授業風景

テスト中の様子

Think(昨年度取材をさせていただいていた企業の方との食事会)