立命館大学 教養ゼミナール 教養教育の新しい学び方 教養ゼミナールトップ 立命館大学 教養教育センター 2011年度以前入学生教養教育科目紹介 2012年度以降入学生教養科目紹介
後期開講クラス(BKCキャンパス)
 
2012年度 後期開講クラス(BKCキャンパス)
 
photo
テーマ 教えることと学ぶことの世界-日本の優れた教育者・教育実践者から考える-
氏名(所属) 赤沢 真世(スポーツ健康科学部 准教授)
専門 教育方法学、入門期英語教育におけるカリキュラム
趣味 子どもと遊ぶこと、手芸
座右の銘 「香りに生きる花もある」(自分の個性を大事に生きたい)
 
ゼミの内容
このゼミは、戦後の優れた教育実践家(教師)の有名な取り組みを中心に、教えることや学ぶことの奥深さを知ることを目的としています。理論を学習するというよりはむしろ、ある教師が優れた実践を生みだすまでの背景や試行錯誤に焦点を当てて、時代背景や子どもたちの実態を前にして、どのような苦悩のもとに自身の実践を切り開いていったのかを共有したいと考えています。
 
授業の進め方
グループ学習で行います。授業では、グループごとに、文献をまとめることのみならず、さらに教育実践の背景や実践例を調べ学習にて深め、発表することが要求されます。昨年度は、面白い教材を紹介したり、実際に議論する授業を再現したりと、それぞれの学生さんの興味に応じて、工夫された発表が展開されました。その後、発表をふまえて、全体で交流する機会を持ちます。また、実践についてのビデオを鑑賞することもあります。こうした活動を通して、教えること、学ぶことをより深く、身近な問題として考えられる機会としたいと思います。
 
到達目標(学生へのメッセージ等)
優れた教育実践を知ることで、自身の受けてきた学校教育のイメージを相対化することが一つの目標となります。また学校教育に限らず、教える・学ぶことはどの領域にも関わっています。こうした教えること・学ぶことの世界では、「正しい教え方」や「正しい学び方」は一つではなく、現実を見つめつつ、現実と理想という両者の間をつなごうとする試行錯誤が重要であることにも気づいてほしいと考えます。また、調べ学習・発表を通して、自身の課題を持ち、それをより深めていく力量の向上も目的としています。
→ オンラインシラバスはこちら
 
photo
テーマ 和算-江戸時代の算数・数学-を学ぶ
氏名(所属) 岡 毅(教育開発推進機構 特別招聘教授)
専門 数学教育  一貫教育
趣味 ジョギング  文楽鑑賞
座右の銘 「どんな時も、人生には意味がある」(ヴィクトール・エミール・フランクル)
 
ゼミの内容
近年、江戸時代がその独自の文化・技術や資源循環型社会の側面等で注目を浴びています。その江戸時代に日本で独自に発展した算数・数学が和算です。多くの和算書が出版され、内容も日常生活に必要な計算を主とする初等的なものから、図形に関する複雑な証明やπの値の計算等の高度なものまで様々です。このゼミでは、庶民の子どもが寺子屋で学んでいた初等的な和算書「塵劫記」を主な教材とします。当時使用されていた度量衡の単位や貨幣の換算法、或いは土地面積の計算法等を知り、現在のそれらと比較して江戸時代の算数・数学の特徴を研究します。また、具体的な問題を扱っていることで、江戸時代の生活の一端を知ることが出来ます。
 
授業の進め方
グループに分かれて原本の内容を分担して調べ、その発表を基に議論することを中心とします。 原本といっても主に初等的な算数・数学の内容なので、古文が苦手でもすぐ慣れ理解出来ます。  
 
到達目標(学生へのメッセージ等)
・課題探求能力や、異なる回生でグループを作ることによりコミュニケーション能力を高めることが出来る。
・算数・数学への親しみを増し、江戸時代についての知識を得ることが出来る。
・教員希望者は授業で使える話のネタを得ることが出来る。  
→ オンラインシラバスはこちら
 
photo
テーマ 東アジアの歴史教科書比較から見えてくるもの
氏名(所属) 齋藤 敏康(経済学部 教授)
専門 現代文学・比較文化論
趣味 テニス
座右の銘 「実事求是」
 
ゼミの内容
相互に密接に関連する東アジア(主に日・中・韓)の歴史叙述が、それぞれの教科書でどのように行われているかについて比較するとともに、その教科書を使ってどのような授業が行われているのかを、受講生の体験や調査によって明らかにします。主に近代史を想定していますが、古代、中世、近世の歴史でも構いません。
 
授業の進め方
ゼミナール形式で授業を進めます。興味関心のあるテーマを共有する者同士でグループを作り、一緒に報告を準備し、発表してもらいます(提出レポートは個人別です)。
 
到達目標(学生へのメッセージ等)
私たちの理解する歴史は、なによりもまず事実の歴史ですが、他方それはまた感情の歴史でもあり、体験や記憶の歴史でもあります。学生諸君には、混合態としての歴史認識を整理分析して、東アジア的視野で物事を思考できる力量を培ってもらいたいと思います。
→ オンラインシラバスはこちら
 
テーマ アメリカ作家ジャック・ロンドンの名作を原文で読む
氏名(所属) 辻井 榮滋(経済学部 特別任用教授)
専門 アメリカ文学
趣味 野菜作り・庭いじり・旅行
座右の銘 努力の道だけが美しい
 
ゼミの内容
地球温暖化が進むなか、今再評価が進む行動作家、あの村上春樹の好きな作家の百年前からのメッセージを、短篇という凝縮された文学作品をしっかりと読み、みんなで議論してみよう。今も世界で最も読みつづけられる作家の、第1級の作品に迫る。
 
授業の進め方
“Love of Life”を精読することにより、行間を読み深めること−作者のメッセージを読み解くこと−を一緒に学んでいきたい。
 
到達目標(学生へのメッセージ等)
若い諸君が古典を読むことの必要性は、以前から説かれてきた。しかも、J・ロンドンの作品群は今日の諸問題(環境・格差社会等々)を鋭く突いているので、社会問題を真剣に考える皆さんには大きな啓発となるだろう。 
→ オンラインシラバスはこちら
 
 
photo
テーマ 機械体験から学ぶ福祉 
氏名(所属) 手嶋 教之(理工学部 教授)
専門 福祉工学
趣味 ネクタイピン収集、読書、旅行、浦和レッズ応援
座右の銘 信じるものは足をすくわれる。そんな名言ないが、どんな情報もむやみに信じるのではなく、自分の頭で考えてから信じるべきであるという意味のつもり。 
 
ゼミの内容
福祉機器は、実際に使ってみるとその良さ・問題点を理解しやすい。例えば車いすでは、単にいすに車がついているだけの粗悪な製品から、配慮の行き届いた高級品までさまざまなものが売られているが、実際に使って比較すればそれらの違いがよくわかる。そこで福祉機器体験を通して、福祉及び福祉機器について勉強し、考えてもらいます。 
 
授業の進め方
最新の福祉機器を体験してもらい、それをもとに考えてもらいます。
 
到達目標(学生へのメッセージ等)
福祉および福祉機器に対する正しい理解、違う価値観の他者の立場に立って考える姿勢を涵養する。
→ オンラインシラバスはこちら
 
photo
テーマ 3.11後の日本を「科学・技術と社会」の関連性の部面から考える
氏名(所属) 兵藤 友博(経営学部 教授)
専門 科学技術史、科学技術政策論、現代産業技術論
趣味 ポピュラーならびにクラシックの音楽鑑賞、産業技術記念物や風光明媚な地域の散策
 
ゼミの内容
産業技術の安全性やその環境問題は指摘されているが、3.11東日本大震災は私たちがよって立つ社会のあり方に踏み込んだ問題を投げかけている。生活インフラの破壊、原発事故、昨今の急速な円高下でのものづくりシステムの破断など、根本的な問題を問いかけている。もちろん解決を先延ばしにしてもっと事態が深刻になってから解決策をこうじる道もあろう。だが、3.11後はこれを契機に一歩二歩と前へと踏み出す局面にさしかかっている。つまり、今日の物質文明は科学・技術の成果の上に成り立っているが、これを規定している社会的・政治的・経済的関係性を含め、これらの問題を読み解くことを目指す。
 
授業の進め方
科学・技術と社会との関係性についての担当者からのレクチャー、その上でグループ分けをおこない、学習課題として本テーマに関わる文献の選択、調査研究課題の決定と計画をおこなう。その上で、各グループによる学習課題や調査研究課題の発表と討議、レポートの作成をおこなう。 
 
到達目標(学生へのメッセージ等)
科学・技術の社会的展開がどのような事態を生み出し、私たちの社会の道行きにどのような影響をもたらしているか、それらの具体的事象についての理解を深めると共に、ゼミ活動を通じて、科学・技術と社会の適切な関係性はどのようにあったらよいかを学ぶ。 
→ オンラインシラバスはこちら
 
photo
テーマ ロジカル シンキング
氏名(所属) 前田 浩一(理工学部 特別任用教授)
専門 制御理論、ロボット工学
趣味 ゴルフ
 
ゼミの内容
次のような問題を考えてみましょう。「95%正しい麻薬使用者検査法がある。人口の5%が麻薬使用者であるとして、適当に選んできた人にこの検査を行った結果が陽性であった。この人が本当に麻薬使用者である確率はいくらか。」この問題の答は50%なのです。多くの人は本当かなと思われるでしょうが、少し論理的に考えれば正しいことが簡単に解ります。本ゼミではこのような錯覚を起こしやすい数の問題と論理の流れをみる文章題を教材として、論理的にものを考える訓練をします。
 
授業の進め方
数の問題は宿題として考えてきてもらい、次の授業で各自の答を説明して頂きます。その後、全体で討論して正しい答を見つけます。文章題は論理の流れの簡単な説明の後、例題を小テストとして解いてもらいます。
 
到達目標(学生へのメッセージ等)
物事を論理的に考える習慣や思考を持続できる脳力をつけ、問題解決の叡智を養います。 物事を粘り強く自分の頭で考えることに挑戦する態度が要求されます。
→ オンラインシラバスはこちら
 
photo
テーマ 東アジアの中の日本・中国・韓国関係-より良い関係の構築には何が必要か
氏名(所属) 松野 周治(経済学部 教授)
専門 日本と東アジアの経済関係(現状と歴史)
趣味 音楽(クラシックなど)、散歩、旅行、コーヒー
座右の銘 隣の地域、隣国の人々と仲良くしよう
 
ゼミの内容
世界は大きく変わりつつあるが、その原動力の一つは、アジア、とくに東アジアの発展である。その中核である日本、中国、韓国の関係は深まりつつある一方で、さまざまな問題も抱えている。貿易、投資を中心とする経済関係や人間の移動(観光、ビジネス、留学など)、文化交流などが拡大しているものの、領土問題、歴史認識問題、貿易制限、ストライキ、ドラマ放映などをめぐる摩擦や対立も存在する。ゼミ参加学生とともに、3国の相互関係の発展や問題点についての具体的事例を取り上げ、その背景について検討し、3国それぞれと東アジアの発展に貢献するより良い3国関係構築のためには何が必要かを考える。
 
授業の進め方
日中韓3国関係の現状と問題点について、参加学生が自分の専門や自分の関心から事例(経済、ビジネス、文化、社会、政治、歴史など)を提出し、参考文献や資料に基づきながら、関係が発展している事例とその背景、問題が発生している事例とその原因や解決策等を、報告討論を通じて考える。中間報告を経て、最終レポート「自国と東アジアの発展に寄与する3国関係構築のためには何が必要か」をまとめる。
 
到達目標(学生へのメッセージ等)
日中韓3国関係の発展と問題点について、背景も含めて知識を整理し、理解する。3国関係について関心のある事項について学び、その成果をゼミで発表し、討論する。日本にとって不可欠な中国、韓国とのより良い関係をどうすれば構築できるかについて、みんなで考えたい。
→ オンラインシラバスはこちら
 
photo
テーマ 感性で理解する量子力学とその思想
氏名(所属) 山田 廣成(理工学部 特別任用教授)
専門 放射光科学、レーザー、原子核物理、加速器
自己紹介 私は最終講義を「35年の世界放浪で得られた研究成果と思想」というタイトルで行いましたが、放浪=真理の飽くなき探求がキーワードです。米国留学10年、数々の世界的な研究成果を発表し、文部科学大臣賞をいただき、日本で3番目に古いベンチャー企業を立ち上げ、世界発の卓上型放射光装置を販売しています。私のこの奇想天外な人生を集約したのが表題の「思想」です。
 
ゼミの内容
物理学に思想が有ることを学んだのは、恩師である坂田昌一先生(ノーベル賞を受賞した益川さんの師でもあります)からです。今までに量子力学の思想について語られた事が無かったのは、「波動性と粒子性」の意味が分からなかったためです。私がその意味を解き明かした結果驚くべき事実に到達しました。電子は互いに干渉しあい、まるで意思を持っているかのようです。  ゼミでは、なぜその様な結論至ったかを、一歩一歩解き明かして行きますが、それは皆さんの思考力を鍛練するのに最適です。私はかなり変わったことを申し上げますから、それが正しいかどうかを検証しながら進みます。自分の頭で考えて、「電子に意思がある」という結論に到達出来るでしょうか? 量子力学が高校生にもわかる様になりました。教科書を書き変えるときが来たのです。  
 
授業の進め方
1. 先ず、難解であった量子力学を、いとも簡単に理解させる講義を、約6周間で完結します。量子力学はニュートン力学より簡単です。量子力学は日常の常識で理解できるのです。電子の動きは、人間の振るまいとそっくりだったのです。 量子力学が難解であった理由は、Bohr先生が「波動である素粒子は観測すると直ちに粒子になる」と言う馬鹿なことを言ってしまったからです。またそれに対する適切な批判をアインシュタインはすることが出来なかったからです。電子などのフェルミオンはいつでも粒子であり、波動ではない。波動性は現象であり、干渉生が本質であると理解するならば、全ての量子力学の不思議が氷解し、いとも簡単に量子力学を理解できます。電子は干渉する実体です。ハイゼンベルグの不確定性原理に誤りが有ることもすぐに気が付きます。今までの実験事実にもそれは現れています。Bphrに反対できる勇気ある物理学者が居なかったのです。

2. 次に明らかにするのは、量子力学の思想です。 昔から論理学として弁証法という学問が有りました。坂田昌一や湯川秀樹が物理学に貢献できたのは、弁証法を学んだからだと言われています。しかし、弁証法は時代と共に進化すべき物です。新しい時代の弁証法として私は量子力学的弁証法を提案します。私はそれを、対話原理14条と名付けています。対話原理は、貴方に真理に到達する思考力を身につけさせるでしょう。それは物理学だけの話しでは有りません。

3. 以上の準備が整うと、参加者は自ら疑問に思っている問題を出し合って、それぞれの問題を解決する道を探ります。電子に意志があることをどうやって証明するか? 平行宇宙論は正しいのか? 唯心論と唯物論の溝をどの様に埋めるか? 進化は突然変異で起きたか意志の力で起きたか? 一神教と多神教の違いは何か? 東洋の思想とアジアの思想? 相対性理論は間違っているか? 等について私はさらに深めたいと思っていますので、皆さんで議論する場をつくります。興味のある問題毎にグループを作り、それぞれのグループで結論を出します。  
 
到達目標(学生へのメッセージ等)
このゼミは皆さんが思考力をつけて真理に到達できるようにすることが目的です。世界が直面する問題を解決するための方法論を身につけます。量子力学的弁証法という方法論を学びます。 ブログを用いて意見交換を行います。資料もブログに発表します(DrHironariYamadaで検索するとでてきます)
→ オンラインシラバスはこちら
 
このページのトップへ
このページに関するお問い合わせは、立命館大学 教養教育センター(事務局:共通教育課)まで  TEL(075)465-8472
最終更新日時 : 09/25/2008