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後期開講クラス(衣笠キャンパス)
 
2013年度 後期開講クラス(衣笠キャンパス)
 
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テーマ 学生・留学生京都観光サイトのあり方の検討とコンテンツ作成
氏名(所属) 小澤 亘(産業社会学部 教授)
専門 社会学
趣味 卓球、庭造り、散歩。卓球はかなり過激にやっています。
座右の銘 学生時代にプロジェクトを体感してもらうことの重要性を痛感しています。「一人ではできないことが、皆と繋がることで可能となる」からです。
 
ゼミの内容
2011年から、京都歴史回廊協議会サイトの姉妹サイトとして、京都観光学生留学生ネット(kkstnet.org)が立ち上げられている。本ゼミナールでは、京都歴史回廊協議会(立命館大学、花園大学、京都北西部の寺社、事業者、観光関係者、嵐電による組織)はもとより、「らくたび」「リーフパブリケーション」など観光に関わる企業とも連携して、上記サイトの構築を推進していく。 
 
授業の進め方
社会連携にもとづく、アクティブなフィールド活動が基盤となる。まず、いままでの到達点について理解し、関係者のインタビューにもとづき、活動企画を立案。フィールドワークを基盤とし、上記サイトのコンテンツをグループに分かれて制作・アップロードしていく。最後に、連携先関係者を招き、報告会を開催。報告活動を行い、外部評価をいただく。 
 
到達目標(学生へのメッセージ等)
京都の魅力を発見・発信していくことが課題となる。地域社会に飛び込み、さすが、立命館大学生はすばらしいという評価を得られるように、がんばってもらいたい。本ゼミナールは、SKP留学生(10名ほど)の参加を募る予定である。日本人学生と留学生のコラボレーションも大きな魅力となるだろう。
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テーマ アクティブ・ラーニングの探求
氏名(所属) 木野 茂(共通教育推進機構 教授)
専門 環境学、大学教育学
趣味 会ってからのお楽しみにしておきます。
座右の銘 「生きる」(詩:谷川俊太郎)  
 
ゼミの内容
アクティブ・ラーニングとは大学授業のパラダイム転換としてアメリカで始まった学習法で、いまでも日本では主流の知識伝授型の受け身学習から学生の能動的な学習を重視した双方向型・学生主体型の授業です。このゼミではみんなの受けてきた授業を振り返りながら、学生の視点からアクティブ・ラーニングのプランを探究してみましょう。  
 
授業の進め方
授業もアクティブ・ラーニングで行います。すなわち、先生から知識を教えてもらうのではなく、自分たちで考えたことをベースにみんなで授業を作っていきます。授業のキーワードは、コミュニケーション、グループ学習、プレゼンテーション、ディスカッション、そして学び合いです。 
 
到達目標(学生へのメッセージ等)
まずはコミュニケーションに関する力をつけましょう。調べる力や理解する力はどの授業でも必要ですが、このゼミでは何よりも自分で考える力をつけてもらうことが最終目標です。そして、このゼミを通して、大学での学び方を身につけてもらいたいなと思います。
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テーマ 京都の交通と持続可能なまちづくり
氏名(所属) 土居 靖範(経営学部 特別任用教授)
専門 交通政策論
趣味 多彩
座右の銘 常に準備せよ  
 
ゼミの内容
クルマ社会偏重の現状を変え、また高齢化の進展に全面的に備え、すべてのひとと環境に優しいまちづくりを行うにあたって、身近な都市の京都の交通をどのように変えて、まちづくりをしていくか具体的に取り上げる。世界の都市交通とまちづくりの現状と解決方向、カーシェアリングの動向、公共レンタサイクルシステム(コミュニティサイクル)、トラム革命(LRT導入)等の動向を学びつつ、サステイナブル・コミュニティづくりの実現に京都の交通をどのようにしていくかを、ワークショップ方式を取り入れて考える。
 
授業の進め方
具体的なテ−マごとに班に分かれてアイデアをブレーン・ストーミングで出し、KJ法を使って整理する作業をした上で、それをプレゼンし検討する。テ−マは「自転車を京都の交通に活用するための提案」「違法駐輪の解消策」「京都のバス問題の改善策を考える」「京都へのLRTの導入策を考える」「ベロタクシーの導入策を考える」などである。社会の第一線で活躍している方にゲストスピーカーとして講義をお願いしている。
 
到達目標(学生へのメッセージ等)
問題点を発見する能力と解決する能力を 集団討議のなかで身につける。具体的に発表することで、切磋琢磨し能力を高めてもらうことが目標である  
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テーマ 合意形成や相互理解のためのファシリテーションの理論と作法
氏名(所属) 永橋 爲介 (産業社会学部 准教授)
専門 コミュニティ・デザイン論、持続可能な環境まちづくり
趣味 良いとこ&面白いこと探しのまちあるき
自己紹介 決めつけない・抑えつけない・押し付けない
 
ゼミの内容
参加者個々人の興味関心から担当教員の専門である「まちづくり」の分野までの話題を取り上げ、ワークショップ形式で「問題解決や合意形成、相互理解のための理論と作法」を学びます。
 
授業の進め方
講師から出される「お題」に対して、まずは一人一人が自分の考えを「表現し」、他者の考えや意見を丁寧に「聴き」、意見の多様性や違い、共通点を「眺め」、さらに新しいアイディアを「表現する」することを通じて、ファシリテーション能力や創造的問題解決の作法を学びます。
 
到達目標(学生へのメッセージ等)
合意形成や問題解決に必要となるファシリテーション能力は、グループワークを展開する能力でもあります。様々なグループワーク(ワークショップ)を展開する際に必要となるアクティビティの遂行能力や、グループワークのプログラムをデザインする能力を獲得します。
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テーマ 私たちのマニフェスト-社会システムの再構築に向けて-
氏名(所属) 林 堅太郎(産業社会学部 特別任用教授)
専門 現代経済社会論
自己紹介 もとは財政学でしたが、今は現代の経済社会全般、特に北東アジアの研究をしています。 趣味は格別にはありませんが、この間、硬式野球部の部長として、学生諸君と一緒に戦ってきました。ですから「敢えて高すぎるほどの目標をもって、一歩そして一歩、それを実現すること」です。
 
ゼミの内容
東日本大震災と原発事故は日本の防災システムの脆弱性、原発「安全神話」の虚構性を示しました。しかし他にも、資源・エネルギー、食糧問題、山林荒廃や都市・農村問題、情報化・国際化の中での競争環境、就職難や仕事の厳しさ、生活格差、少子高齢化、教育困難や社会保障の問題、さらには財政危機など、日本の社会システムは、その再建のために実に多様な課題をもっています。ゼミでは、こうした複雑で多様な問題を総合的に整理し、その再構築案を検討します。
 
授業の進め方
ゼミ参加者がそれぞれに社会問題を持ち寄り、日本の社会システム全体の中に位置づけ、その再構築の道について、「私たちのマニフェスト」として討論し、作成、提案します。
 
到達目標(学生へのメッセージ等)
皆さんの社会への問題関心を研ぎすまし、全体の中で総合的に位置づける力をつけること、そのために皆さんで討論し、一つの提案にまとめる作業を行うことにあります。
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テーマ 現代社会における生活スタイル・生活価値(働き方/生き方)の研究
氏名(所属) 木田 融男(産業社会学部 特別任用教授/Faculty or International Relations)
専門 産業社会学、現代社会論、社会学理論
自己紹介 ワーク&ライフバランスを名実ともに実現したいなと、ウオーキング/スイミング、楽器演奏、料理、などいろいろ手を出しましたが、まあ・・・どうですか? 
 
ゼミの内容
現代社会をどうとらえればいいか(過去/現在/未来)を研究しつつ、その社会での人々の働くこと/生きることは何かを、当人がいだく意味(働きがい/生きがい)からとらえつつ、働き/生きる環境や制度や条件とあわせて実態に迫っていきたい。そして浮かび上がった働き方/生き方から逆に、今まで/今/これからの現代社会の姿を照らし出したい。
 
授業の進め方
ゼミではグループに分かれてもらい(対象とする人々が、例えば「若もの」「女性」「働く人」「余暇の人」「高齢者」・・・などでグループを)、最初は「現代社会」を文献資料で、次は「現代人の労働や生活」を文献資料で、グループ研究を報告/討議してもらう。そして最後にはグループあるいは個人で、それぞれが関心をもつ現代の人々の「働き方/生き方」を理論や実証(さまざまな資料や簡単な調査などで)をふまえた研究報告/討議、および研究成果のレポート化をしてもらう。
 
到達目標(学生へのメッセージ等)
・ 社会学における現代社会論のとらえ方を学ぶ
・ 現代の人々の労働と生活の理論的/実証的なとらえ方を学ぶ
・ ゼミの個別報告を協同化し、総合化し、現代社会とそこの人々の働き/生きる姿を総体としてのとらえ方を学ぶ
・ 社会学を通して、現代社会そしてそこの人々の今まで/今/これからのとらえ方を学ぶ 
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このページに関するお問い合わせは、立命館大学 教養教育センター(事務局:共通教育課)まで  TEL(075)465-8472
最終更新日時 : 09/25/2008