教員

教授 鷹取 祐司

鷹取祐司先生
研究テーマ
中国古代史
特に、出土文字資料を利用した秦漢時代の法律制度の研究

教員コラム「2200年前の木簡から見える、古代中国人と現代人の共通点

好きな言葉
「心むなしくする者は自由なり」
心の中を空っぽにすると自由な境地が広がるという、菅原道真公のお歌です。
趣味特技
花見
(桜を見ながらの宴は言う迄もありませんが、言葉の正しい意味での花見も劣らず良いものです。)
一言
大学における歴史学は、単に人物や出来事を覚えるだけものではなく、過去の痕跡である史料を材料にして過去の社会や人々の暮らしを描き出すものです。その意味で、歴史学とはすぐれて創造的な営みなのです。

研究業績

■ 単著
刊行年 書名 出版元
2015年 秦漢官文書の基礎的研究 汲古書院
■ 共著
刊行年 書名 担当 出版元
2021年 岩波講座 世界歴史5 中華世界の盛衰 〜4世紀 「漢帝国の黄昏」執筆 岩波書店
2016年 概説中国史 上 古代—中世 「秦・漢」執筆 昭和堂
2015年 漢簡語彙考証 「訴訟手続き」「地名変更―とくに居延都尉府をめぐって」など執筆 岩波書店
2015年 漢簡語彙 : 中国古代木簡辞典 岩波書店
2014年 東アジア木簡学のために 「古代東アジアにおける付札の展開」執筆 汲古書院
2013年 中国文化史大事典 大修館書店
2006年 江陵張家山二四七号墓出土漢律令の研究 論考篇 「二年律令九三簡『診報辟故弗窮審』条についての一考察」執筆 朋友書店