教員

教授 井上 充幸

教授 井上充幸
研究テーマ
中国近世史
とりわけ、明末清初期における文人の日常生活の研究
および、中国西北内陸部の乾燥/半乾燥地域における環境史の研究

教員コラム「400年前の「明末清初」の時代にタイムスリップ。 庶民の日常から現代中国のルーツを探る。

好きな言葉
「頭がまいれば体がお役に立つべし」
とりあえずこれで乗り切ってきました…。
趣味特技
月並みですが、さしあたり読書でしょうか。いわゆる「異端」の日本人作家の小説が主。
サブカル系には、近年とんと疎くなりました。
音楽はクラシック、ジャズ・フュージョン、ワールドミュージックまで種々雑多。
一言
食わず嫌いは一生の損、
何事に対しても、柔らか頭でたくさん興味を持って取り組めば、きっといつかは様々な可能性が開けてくると信じます。
縁あって東洋史研究室に集った者同士、同じやるなら楽しく充実した時間を過ごしましょう!

研究業績

■ 共著
刊行年 書名 担当 出版元
2013年 黑水城两千年历史研究(中国語) 共編者 中国人民大学出版社
2011年 オアシス地域の歴史と環境 : 黒河が語るヒトと自然の2000年 「明清時代の黒河流域」執筆 勉誠出版
2009年 イリ河流域歴史地理論集 : ユーラシア深奥部からの眺め 共編者 松香堂
2007年 地球環境を黒河に探る 「「カレーズもどき」探訪記」執筆 勉誠出版(アジア遊学99)
2007年 オアシス地域史論叢 : 黒河流域2000年の点描 共編者、「清朝雍正年間における黒河の断流と黒河均水制度について」執筆 松香堂
2007年 大地の肖像 絵図・地図が語る世界 「東アジアにおける楊子器図の展開」執筆 京都大学出版会
2005年 新シルクロードの旅(3):西安・カラホト・青海・カシュガル―悠久の古都の路地から、天空の青い海へ― 「シルクロードの要衝から「死の都」へ:カラホト・西夏を解読するPart2 漢文文書が明かすオアシス都市の興亡」執筆 講談社