今後ますます複雑化・多様化する時代の中で、
様々な課題に果敢に取り組み、解決することができる、
新たな価値を創造することができる研究者を育てる――
それが”立命館大学NEXTフェローシップ・プログラム”です。

NEXTフェローシップ
・プログラムとは?

立命館大学では、R2030チャレンジ・デザインにおいて「新たな価値を創造する次世代研究大学」と「イノベーション・創発性人材を生み出す大学」を目指すべき姿として掲げました。これを実現するためには、博士後期課程への進学者の増加が不可欠であるとともに、深い専門性と学際的な視点に加えて、社会実装能力をもった高度専門人財を組織的に育成する必要があります。
そこで、本学の研究拠点において、優秀で意欲の高い博士後期課程の大学院生を「立命館大学NEXT フェローシップ生」として受け入れ、先端的な研究を行う多様な分野の研究人財と協働しながら研究活動に従事することで、自らの専門性を深めながら幅広い視点を獲得することを目指すプログラムを創設しました。各研究拠点が社会・地域・企業等と連携する研究プロジェクトを通じ、社会課題や地域課題の解決に専門知を応用する方法を学ぶことで、社会実装能力の涵養も図ります。
なお、本プログラムは、文部科学省「科学技術イノベーション創出に向けた大学フェローシップ創設事業」の採択を受け、2021年度より実施するものです。

  • 国内外の民間企業・研究機関など

育成拠点
(研究機関など)

受入教員・研究員

フェローシップ生

博士後期院生

大学院キャリアパス推進室

  • キャリアセンター
  • 研究部
  • 教学部
コーディネーター

コーディネーターが育成拠点とフェローシップ生を
定期的にサポートをします。

NEXTフェローシップ・プログラムの 3つのポイント

  1. 01

    研究拠点の一員として
    研究を進められる

    フェローシップ生は所属研究科における研究に加え、採用された育成拠点において若手研究者として研究を進めます。
    拠点では、学内外の研究者や企業との連携により、実践さながらの活動を行いながら、研究力の向上はもとより、社会実装力の獲得など、博士課程修了後を見据えた指導を行います。

  2. 02

    経済的支援を得て、
    研究に専念できる

    後期課程在学中の3年間において、研究専念支援金と研究費を受給し、研究に専念することができます。

  3. 03

    キャリア形成に対する
    手厚い支援を受られる

    修了後のキャリアを考える上では、専門性とともに、社会で活躍するために必要なスキルを身につけることも重要です。
    このプログラムにおいては、キャリア支援専門のコーディネーターが、博士課程修了後に向けたスキルアップや企業とのマッチングなど、フェローシップ生それぞれの状況や希望に合わせたキャリア形成を支援します。

プログラム概要

支援対象者数
15名/年度
支援内容
研究専念支援金として月額180,000円(年額216万円)および研究費として年額最大34万円を大学より支給します。
フェローシップの給付期間は、最長で3年間です。
フェローシップ生の対象となる院生
初めてフェローシップの支給対象となる年度の4月1日において以下の条件を満たす方
  1. 以下のいずれにかの課程に在学する方
    博士課程後期課程1年次、一貫制博士課程3年次、4年制博士課程2年次
  2. 30歳未満である方
なお、以下に該当する方は対象になりません。
  1. 日本学術振興会の特別研究員として採用されている方
  2. 文部科学省国費奨学金を受給している方
  3. 外国政府からの奨学金を受給している方
  4. 国、民間企業等から奨学金等を受けており、当該奨学金等以外の資金援助を受けることが認められていない方
  5. 社会人学生の方
フェローシップ生の義務
  1. 標準修業年限内に修了すること
  2. 育成拠点における研究プロジェクトに積極的に参加し、研究業績を創出すること
  3. 育成拠点やコーディネーターが指定する研修企画等に積極的に参加すること
  4. コンプライアンス教育を受講し、誓約書を提出すること
  5. 決められた書類を期限までに提出すること

2021年度 育成拠点一覧

拠点名 人数 採択された院生の
所属研究科
生物資源研究センター 1 生命科学
アート・リサーチセンター 1 先端総合学術
先端材料研究センター 1 生命科学
アジア・日本研究所 1 情報理工学
地域情報研究所 1 人間科学
VLSIセンター 2 2名ともに理工学
気候変動に対応する生命圏科学の基盤創生研究拠点 1 生命科学
センサ・マイクロマシンがつなぐ革新的サイバーフィジカルシステムモデルの医療健康分野への展開 1 スポーツ健康科学
創薬科学研究センター 2 2名ともに薬学
高齢者の認知的コミュニケーションの支援に向けた学際的研究拠点の形成 1 人間科学
スポーツ健康科学研究拠点 1 スポーツ健康科学
次世代人工知能と記号学の国際融合研究拠点 2 2名ともに情報理工学

2022年度 育成拠点一覧

拠点名 人数 採択された院生の
所属研究科
国際地域研究所 1 国際関係
アジア・日本研究所 1 人間科学
カーボンニュートラル実現へ向けた高効率エネルギー利用技術創成拠点 1 理工学
VLSIセンター 2 2名ともに理工学
記号創発システム科学創成: 実世界人工知能と次世代共生社会の学術融合研究拠点 2 2名ともに情報理工学
創薬科学研究センター 1 薬学
先端材料研究センター 1 生命科学
高齢者の認知的コミュニケーションの支援に向けた学際的研究拠点の形成 1 人間科学
アート・リサーチセンター 2 2名ともに文学
システム視覚科学研究センター 1 理工学
人間科学研究所 1 人間科学
「心の距離メータ」を用いたサイバー/フィジカル空間における人間関係構築技術の開発拠点 1 理工学
  • フェローシップ生の公募は、各育成拠点が行います。
    なお、育成拠点は年度ごとに異なりますので、2023年度に公募する拠点が決まりましたら、改めてお知らせいたします。

フェローシップ生に向けた
キャリア形成支援について

研究に関する支援は、フェローシップ生が所属する育成拠点が行いますが、
キャリア形成支援については、大学院キャリアパス推進室が中心となって行います。

コーディネーターとの定期的な懇談
コーディネーターは、みなさんの得意分野、強みと 弱み、キャリアに対する意識等を知った上で、アドバイス・助言を行うとともに、キャリアについて一緒に考えます。
「研究者基礎能力の自己成長レポート」を活用した自己研鑽
「Vitae RDF(Researcher Development Framework)」※をもとに、広島大学が設定した「研究者基礎能力の自己成長レポート」を活用して、
①自身が持つ力やスキルを知る
②目標や行動計画を考える
③自身の取り組み
を検証して、次のステップに進む、というプロセスを繰り返しながら、自己研鑽を図っていきます。
  • 世界トップクラスの研究者の育成を目指し、研究者の総合的な能力開発を目的にVitaeが開発したフレームワーク。
    4つのドメイン(ドメインA:知識と知的能力、ドメインB:個人の能力、ドメインC:研究の管理運営、ドメインD:エンゲージメント、影響とインパクト)に分けられており、それぞれのドメインの内容はさらに細分化される。
スキルの向上や知識の獲得、研究業績を積むための様々なセミナーを大学院キャリアパス推進室が開催します。
例えば、「キャリアマネジメントセミナー」においては、企業の第一線で活躍されている講師が、社会で活躍するために必要な力や考え方について、レクチャーします。
また、「博士と企業のマッチングセミナー」は、博士人材を採用している企業と後期課程在学生が直接交流する機会です。企業がどのような博士を求めているのか、企業における博士人材の働き方など、ホームページ等では知りえない情報をゲットすることができます。自分自身の研究との意外な接点の発見や新たな研究の糸口をつかむ場合もあります。さらに、自身の研究や人となりについてアピールする絶好の機会であり、コミュニケーションスキルを磨くチャンスでもあります。早期からの取組が成功の秘訣です。

「博士と企業のマッチングセミナー」  紹介動画

アカデミックキャリアを希望する方は、若手研究者の登竜門である「日本学術振興会 特別研究員」の申請・書き方ガイダンスやPFF (Preparing Future Faculty大学教員準備セミナー)を開催していますのでぜひご参加ください。

その他、企画の詳細は大学院キャリアパス推進室のWebサイトで確認してください。

大学院キャリアパス支援プログラム