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政策科学部が韓国の国民大学校社会科学大学と学生交換の協定を締結

立命館大学政策科学部は、韓国の国民大学校社会科学大学と協力協定と学生交換協定を締結しました。政策科学部にとって、中国・東北財経大学公共管理学院、北京理工大学外国語学院につづき、3番目の学部間協定による連携プログラムです。

立命館大学政策科学部は、英語基準専攻(CRPS専攻)の設置(2013年9月)を中軸とする国際化をすすめ、コミュニティの政策課題をグローバルに比較することを通じて学ぶ「コミュニティ・エクスチェンジ型学習」を促進するため、世界各国の大学と連携を深めています。その一つが、韓国の国民大学校社会科学大学です(「大学」は日本の「学部」に相当)。


国民大学校は1946年に創設され、1981年に総合大学となり、韓国各界に卒業生を送り出しています。日本との交流も深く、社会科学大学の国際学部には日本学専攻がおかれています。社会科学大学は、国際学部の他に行政政策学部、言論情報学部から構成され、中国、ロシア、日本をはじめ多くの留学生を受け入れています。

このプログラムに参加する政策科学部の学生は、交換留学制度を利用し、国民大学校社会科学大学(学部に相当)の韓国語、日本語あるいは英語による正規科目を受講できます。あるいは、オプショナルで国民大学校で韓国語を学ぶことも可能です。帰国後、取得した単位が認定されれば、4年間で大学が卒業できます。政策科学部からの最初の派遣は2014年3月を予定しています。

国民大学校社会科学大学の学生は、政策科学部に交換留学生として半年あるいは1年間在籍し、政策科学部の日本語あるいは英語による科目を受講できます。政策科学部への最初の交換留学生の受入は、2014年度からです。

これまで政策科学部は、研究入門フォーラムで韓国海洋大学や淑明女子大学の学生と交流を続けてきました。また2014年度入学生より始まる新しい政策科学専攻のカリキュラムでは、Koreanを外国語として選択することができます。Koreanを学び、「コミュニティ・エクスチェンジ」の学習を通じて韓国の政策課題を研究する学生が増えることを期待しています。

(写真)国民大学校初代学長申翼熙氏の像の前で、張悳俊国民大学校社会科学大学長(右から3番目)ならびに立命館大学政策科学部重森学部長(右から4番目)をはじめ両大学関係者で記念撮影(2013年9月12日 国民大学校撮影)

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