教員紹介

Noriaki TSUCHIDA

土田 宣明

土田 宣明
所属学部
総合心理学部
職位
教授
専門
発達心理学、高齢者心理学
主な担当科目
「発達心理学概論」、「中高年心理学」、「発達・支援特殊講義」
おすすめの書籍
ヒトの心はどう進化したのか-狩猟採集生活が生んだもの鈴木光太郎 (著) ちくま新書

現在の研究テーマ(または専門分野)について教えてください。

私は、エラーの研究をしています。あることをしようと思っていたのに、思わず、意図とは違う反応をしてしまうような誤りの研究です。

日頃、何気なく起こしてしまうエラーは、人間の最大の特徴といっても過言ではありません。コンピュータと人間を比較することがよくありますが、プログラムを正確に実行するコンピュータでは、プログラムそのものにミスのない限り、エラーは考えられないことです。

しかし、人間は様々な場面でエラーを起こしてしまいます。このようなエラーを、特に老化との関連で実験的に研究しています。研究の中で、日頃の我々の行動が、いかに意識されないメカニズムによって支えられているのか、いつも認識させられます。

どんな学生時代を送っていましたか。

私が学生だった頃(1980年代前半)は、京都には学生用ワンルームマンションなどは皆無で、4畳半一間の学生下宿に住んでおりました。

この下宿には、心理学専攻の同期の者が数人住んでおり、クラブの合宿所のようでした(この当時の友は、今でも、年に一回は集まっています)。夜は、誰かの部屋に集まって、酒盛りでした。

当時からお酒が弱かった私は、あまりお酒を飲めず、いつも飲み会の最後にお茶を入れる係(べろべろに酔っていないのは私だけ)だったことを思い出します。

現在の専門分野を志した理由・きっかけを教えてください。

発達心理学を専門とするようになったきっかけは、恩師である守屋慶子先生(現名誉教授)の影響です。

当時、守屋先生は院生や卒論を書く学生を対象として、研究会を開催されていたのですが、生意気にも学部学生(確か2回生)のレベルで、その研究会に参加させていただきました。そこで、児童期から青年期にかけての、絵本(「大きな木」Shel Silverstein作というたいへん有名な本)の感想文分析の手伝いをさせていただきました。

そのときの、学年の違いによる感想文の変化(発達的な変化)を目の当たりにして、ヒトが時間軸の中でみせる考え方の変化のおもしろさを強く感じたことが発達心理学を専門とする「きっかけ」だったように思います。

高校生へメッセージをお願いします。

私自身の高校生活は、
特に目的も持たず、
漠然と過ごしてしまったように思います。

もう少し何か考えて
高校生活を送っていたらと、
今さらながら反省しています。

高校生の皆さんには、
充実した高校生活を
送っていただきたいと思います。

ただ、今の時代、
やり直しはきくように
なったのではないかとも思います。

高校の次のステップとして、
大学があるのではなく、
いろいろな経路の中で、
例えば一度社会に出た後、
大学進学の意味を見出せた段階で、
大学に進学してみるというのも
一つの選択肢かもしれませんよ。

「ケセラセラ(whatever will be, will be)日本では「なるようになる」と訳されます」 土田 宣明

「ケセラセラ(whatever will be, will be)日本では「なるようになる」と訳されます」 土田 宣明

経歴・業績について