Voices for future leaders修了生紹介

4期生

名畑 成就

名畑 成就Nahata Shigenari

株式会社内田洋行
執行役員 ドキュメント&ECOソリューション事業部長
兼 ドキュメントソリューション営業部長

  • 営業本部 営業統括グループ 特命部長 兼
    ドキュメントソリューション営業部 部長
  • 執行役員 ドキュメント&ECOソリューション事業部長 
    兼 ドキュメントソリューション営業部長

立命館西園寺塾を通じてのご自身の変化や成長について

「新たな価値創造を担うリーダーを育成する」ことを目的とした立命館西園寺塾の講義を通じ、歴史観・倫理観・思考力の醸成に大変役に立ったと思います。今まで断片的に知り得ていた歴史・社会情勢・企業経営などについて、様々な視点や視野・視座で見ることの大切さを実感できたとともに、現在に至るまでの背景などを読み取ることの重要性も認識できました。また、グループワークやフィールドワークを通じ、様々な意見があることも体感し、固定概念に捉われない柔軟な発想が今後必要になってくることを改めて知り得ました。「鳥の目」・「虫の目」といった視点、常に物事の本質を見る目が必要であり、自分自身が会社の業務を遂行するうえで、その「目」を意識するようになったと思います。
その観点で、当面のテーマとして、「格至日新」と定め、常に物事の本質を追い求め、日々成長していくことを心掛けています。本当に、貴重な体験をさせていただきました。

特に印象に残っている講義・フィールドワーク・出来事はどのようなことでしょうか。また、その理由についてお教えください。

  1. 金井 誠太様(マツダ株式会社 代表取締役会長 <当時>)
    「マツダのブランド価値経営 ~ロマンとソロバン~」

    「業界シェア4位の会社がどのように存続を図ったか?」ということについて、フォードのノウハウを注入しながら「デザイン」に拘ったブランド戦略の展開、また特化したターゲットに対してのシェアを高めていく集中戦略の軌跡について実体験に基づくリアリティがあり、とても興味深く拝聴することができました。 私も、営業企画部長当時、オフィス家具ビジネスを推進する上で、特化した商材と特化したチャネル、特化したエリアを選定した「選択と集中」の施策を展開しましたが、営業現場の声との乖離が多く、うまく機能しなかった経験があります。金井会長も同様のことをお話しされていましたが、会社を存続させるには、営業現場には一言だけ、「それしかできない!」と言い切ったということでした。当社は、オフィス家具以外の事業も並行していたがゆえに、その危機感と臨場感が不足していたのかもしれないと気付かせていただきました。
  2. 野中郁次郎先生(一橋大学名誉教授)
    「アメリカ海兵隊の知的機動力」「知的機動力経営」

    『失敗の本質』は何度も読み返していましたが、『知的機動力の本質』は今回初めて読了しました。組織人として意識的に動く、あるいは動かすうえでは、ミッションの与え方と評価は大きく影響し、それが成果に繋がることは多いと思いますが、土壇場での本当の強さは無意識でありながら組織的に動く力、それは根底に息づくDNAであると理解しました。
    以前、野中先生には、イノベーション系の組織についてお話をいただいたことがあります。当時、社内の現業と隔離し、全く新しい発想で開発を推進していく組織、所謂、build&warpを目指した組織を創り、様々な文献にも取り上げていただきました。しかし、それは、市況感が良く、将来の明確な方向性を打ち出せる時には有効であったというお言葉をいただき、やはり、新規事業の組織については、あらゆる方向から考慮し、最初から固めるのではなく、モックアップ的に推進していくことが重要であったことを思い出しました。
  3. 京都フィールドワーク
    日本の代表的な文化である「華道」「茶道」「香道」を体験し、その道の歴史や当時の政情との関係性など、目から鱗のような体験をさせていただきました。また、神社仏閣や庭園においても、それぞれに理由があり、それを基に、象徴的に民に慕われてきていることを実感できました。

今後の夢や目標を教えてください。

まずは、せっかく得られた知見や貴重な体験を今後の人生にどのように活用していくか、ということをしっかりと考えていきます。また、同期の方々とは、今後も定期的にお会いさせて頂き、お互いに切磋琢磨し、色々な刺激を受けながら、利他の心に裏打ちされた多様な人々と共に成長していきたいと思います。

未来の西園寺塾 塾生にメッセージをお願いします。

開講当初は慣れないなかで、読書・レポート・講義・レポートというサイクルがとても大変ですが、徐々に習慣化してくるもので、講義で同期生と会うのが楽しみになってくると思います。
また、膨大な書籍も、自分の身のまわりに置き換えて読んでいくと、自然と吸収できます。様々な体験や講義を通じ、また、自分自身の考えをしっかりと整理し表現することで、修了時には自分自身の成長を実感できますので、頑張ってください。あっという間に1年間は過ぎてしまいます。