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2019.12.02 education

身体活動・運動行動変容の理論と実践


2019年11月30日健康運動科学の授業において、ゲストスピーカーとして
武庫川女子大学 松本先生に授業をしていただきました。

健康運動指導士が実際に現場で指導する場合に、対象者の行動変容を起こさせる必要があります。
特に特定保健指導においては、もともと運動・身体活動習慣の無い中年者に身体活動・運動習慣をつけてもらうことは大きな困難を伴います。
そこで、健康運動指導士の教科書には、行動変容指導の為の行動変容理論と実際について内容が多く、この行動変容理論に関する研究に造詣の深い松本裕史先生に、授業を行っていただきました。

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2019.11.29 education

運動生理学の授業で名古屋大学片山先生にお話いただきました


2019年11月20日の三限、運動生理学の授業で、名古屋大学教授の片山敬章先生にご登壇いただき、「運動と呼吸」というテーマで講義いただきました。

私たちはもちろん常に呼吸しています。
酸素を取り込み、二酸化炭素を排出しているわけです。
ただ、一回の呼吸でどのくらいの空気を吸って、、など、気にしたことが多くの人はないのではないでしょうか。
片山先生は、そうした日常の安静時呼吸から、(運動生理学ですので)運動時の呼吸動態について、エビデンスに基づいてわかりやすく解説してくださいました。
例えば、運動強度を漸増した際に、換気量と呼吸数が増加していきますが、それはリニアに線形で増加するわけではありません。それぞれがどういった動態を示すか、それを書き込み式にして、隣同士で答え合わせをする(今回の授業で多く取り上げられていた工夫の一つ)といった形で、実施されていました。

呼吸・換気は持久性運動において特に重要性を増していきます。
持久性運動パフォーマンスの規定要因として、呼吸系、循環系、骨格筋系が考えられますが、それが何かを隣人と自由にディスカッションさせる工夫が見られました。これらが一般健常者とアスリートでは異なります。そうしたことが授業では丁寧に解説されました。

また、途中では、ラジオ体操第二を皆で楽しみました。
ランチ後の授業ですので、眠気が襲うのですが、こうした3分間の取り組みは目が覚めます!

そして最後はご専門の呼吸筋(横隔膜や肋間筋)の疲労と運動パフォーマンスの話。
最大運動時、呼吸筋には15%の血流が、骨格筋(活動筋)には77%の血流が担保されます。
筋量との関係で考えても、結構な血流量でもって呼吸筋の活動を担っているのですね。
さて、この呼吸筋、活発な換気が続くと疲労を来たし、それは運動パフォーマンスを低下させます。従って、呼吸筋を鍛えることも、持久性運動パフォーマンス向上には有効な手段の一つでしょう。

講義後は、やはり持久性アスリートの関心が高く、活発な質問がございました。
それらに丁寧にお答えくださいました。
片山先生、ありがとうございました。

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2019.11.29 education

スポーツ医学の臨床応用~心疾患から健康寿命まで~


2019年11月28日運動生理・生化学特論の授業にて、ゲストスピーカーとして、関西医科大学 木村 穣 先生に授業をして頂きました。

現在の医療では、運動処方が欠かせない状況になってきています。本授業では、関西医科大学の健康科学センター専門外来で実施している運動処方に関してご紹介頂きました。

現在、医学の領域では、心臓リハビリテーション、生活習慣病、禁煙外来、肥満外来(肥満外科治療)、睡眠時無呼吸症候群、腎臓リハビリテーション、サルコペニア外来、スポーツ外来、アンチエイジングドック、その他術後などの不活動に対する体力向上といった観点で運動処方が必要とされています。習慣的な運動は、糖尿病、脂質異常症、高血圧、喫煙、肥満、うつ病、心血管疾患に対して効果的であることは多くのエビデンスが報告されています。そのため、近年では「Exercise is Medicine」といわれており、医学の世界に運動を積極的に導入することで第一次予防を推進することが必要なため、医師、管理栄養士、理学療法士、臨床心理だけでなく、健康運動指導士の必要性が高まっていることを説明して頂きました。

また、容易に実施できる運動様式としてストレッチ運動に着目し、3カ月間のストレッチ運動の継続で血管内皮機能が改善、6カ月間の継続で動脈硬化度が低下する効果が得られたデータをご紹介して頂き、エビデンスに基づく簡単ストレッチの実技もして頂きました。その他、肥満外来や心臓リハビリテーション外来、サルコペニア外来における運動や栄養指導によるエビデンスも提示しながら、スポーツ医学の臨床の現場を分かりやすくご紹介して頂きました。

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2019.11.18 education

2019/11/14 GATキャリアアップセミナー


2019年11月14日 GATキャリアアップセミナーの講師として、現在テキサス・ヘルス・クリニックでクリニカルバイオメカニストとしてご活躍されている後藤志帆さんをお招きしました。

第1部ではアスレティックトレーナーを目指したきっかけや大学生活、日本でアスレティックトレーナーだけでなく様々な職の経験談、研究に興味を持ち大学院・博士号取得した経緯、現在のお仕事等の興味深いお話をしていただきました。

第2部では、現在クリニックで研究されている前十字靭帯再建手術に伴うバイオメカニクスの変化を男女別、年齢別など多岐にわたる最新の知見をお話しして下さいました。

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2019.11.08 education

リーダーシップ論:特別講義「私が出逢ったリーダーたち」


去る20191031日の「リーダーシップ論」において、本学部の客員教授であり、江戸川大学教授の小林至先生をお招きし、「私が出逢ったリーダーたち」というテーマでご講演いただきました。

小林先生は、東京大学から3名輩出されたプロ野球選手の一人であり、千葉ロッテマリーンズに2年間在籍され、引退後、海外で学位取得後、福岡ソフトバンクホークスの取締役などを歴任され、現在、江戸川大学教授として、スポーツ経済学などの教育・研究を手掛けられています。

講義では、「リーダーシップとは、人を動かすこと・動いてもらうこと」というリーダーシップに対する考え方を提示された上で、カーネギーや山本五十六のリーダー観の紹介やご自身の経験を踏まえて、豊富な話題を提供くださいました。とりわけ、小林先生がこれまで出逢われた医療機関の徳州会創業者である徳田虎雄氏、過日、天に召された千葉ロッテマリーンズ監督の故金田正一氏、また福岡ソフトバンクホークスの孫正義氏や王貞治氏などの人柄を踏まえて、リーダーの在り方や個性的なリーダーシップについて、ユニークな話題を盛り込みながら、講義をしていただきました。

授業後、学生からは、活発な質問が飛びだし、授業後にも数名の学生が小林先生に質問し続けるなど、充実した特別講義の機会を得ることができました。

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2019.10.30 education

「電気生理学からみた身体運動時の神経・筋の振る舞い」


2019年10月26日基礎生理学の授業にて、ゲストスピーカーとして、中京大学 渡邊 航平 先生に授業をして頂きました。

本授業では電気生理学を中心に、「なぜ同じ運動でも力を調節できるのか?」について講義をして頂きました。同じ握るでも力の調節を大きくしたり、小さくしたりできる。これはなぜか?について脳から神経を通じて筋が発揮するまでの調節が重要である。神経細胞の大きさによって支配している筋線維の数が変わるという「サイズの原理」によって力発揮が変わる。そのため、同じ「握る」でも全力で握れば多くの神経細胞(運動単位)が動員され、軽く握る場合には少ない神経細胞(運動単位)だけが動員されるので、力発揮の大きさが調節されることを分かりやすく説明して頂きました。

また、実際に表面筋電図を使ったデモンストレーションを使って脳から筋への信号を様々な動作で観察できることを見せながら非常にわかりやすく授業して頂きました。また、多チャンネル表面筋電図法を用いた新しい研究内容についての紹介や筋への電気刺激を用いた電気的筋収縮刺激の最新の研究についても紹介してもらい、スポーツ・健康科学分野にどのように電気生理学が応用できるかについても学ぶことができる、非常に楽しく勉強になった講義となりました。

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2019.10.02 research

「2018-2019年度 日本体力医学会国際学術奨励賞」受賞


立命館グローバル・イノベーション研究機構の竹垣淳也さん(専門研究員)、スポーツ健康科学研究科博士課程後期課程の佐瀬晃平さん(4回生)、堀居直希さん(3回生)が「2018-2019年度 日本体力医学会国際学術奨励賞」を受賞し、第74回体力医学会大会において表彰されました。

本賞は2018年8月から2019年7月の間に国際学会で活躍されている若手教員や大学院生会員の中から厳正なる審査の上、国際的に体力科学領域への貢献が高いと考えられる研究者に授与されます。

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2019.08.22 education

「日本における創造産業のアジア地域への展開」


去る201986日において、ロンドン大学東洋アフリカ研究院(SOAS)の三原龍太郎先生をお招きし、「日本における創造産業のアジア地域への展開」という演題にて、講演をしていただきました。

三原先生は、日本アニメの国際的な広がりに関して、文化人類学の視点から誰が、どの様にしてアニメの世界を広げたのか、日本が有する優良コンテンツであるアニメが有するソフトパワーの威力とその背景にあるグローバリゼーションとオリエンタリズムをめぐる創造産業の展開について議論を繰り広げられました。とりわけ、金に汚れたハリウッドと対比させるように、「きれいな日本のアニメ」という、ある種の偶像、ともすれば、虚像を創り上げ、日本のアニメが世界の創造産業において美化されすぎていると指摘されました。またアニメにおけるファンとクリエーターへの偏重がビジネスの主体を握り、両者の商業的な利害関係により、オリエンタリズムが利用されているとも述べられました。三原先生の研究は、フィールドワークを中心としたエスノメソドロジーの手法が用いられており、アニメグッズを展開するベンチャー企業や「インド版巨人の星」と呼ばれる「スーラジ・ザ・ライジングスター」の事例を取り上げ、アジア圏において創造産業の展開を図る上で、日本式商慣習とインド式商慣習の違いが生み出すビジネスを進める上での障壁を取り除く重要な鍵を握るのが「ブローカー(仲介役)」の存在であることなどを指摘されました。講演後、教職員、大学院生を交え、予定していたセッションの時間を大幅に超える活発な議論が交わされました。

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2019.08.21 research

2019/06/18本研究科博士課程前期課程2回生 山口慶一さんの研究が国際誌「Frontiers in Physiology」へ掲載されました。


スポーツ健康科学研究科博士課程前期課程2回生 山口慶一さんが、スポーツ健康科学部教授 後藤一成先生笠井信一さん(国立スポーツ科学センター)、角大地さん(博士課程後期課程3回生)、八津谷陽香さん(博士課程前期課程2回生)、Olivier Girard先生(マードック大学、オーストラリア)と共同で取り組まれた研究内容が「Frontiers in Physiology」へ掲載されました。

この研究は、男性スポーツ競技者を対象に、低酸素環境での上肢を用いた高強度運動時の筋酸素動態を検討したものです。結果として、低酸素環境では通常酸素環境と比較して発揮パワーが同様であるにも関わらず、活動筋(上腕三頭筋)における血液量の増加の大きいことが明らかになりました。

 

Keiichi Yamaguchi, Nobukazu Kasai, Daichi Sumi, Haruka Yatsutani, Olivier Girard and Kazushige Goto. Muscle Oxygenation During Repeated Double-Poling Sprint Exercise in Normobaric Hypoxia and Normoxia. Frontiers in Physiology, 2019.

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2019.08.19 research

2019/7/19国立スポーツ科学センター研究員 小島千尋さん(2019年3月博士課程後期課程修了)の研究が「Medicine & Science in Sport & Exercise」へ掲載されることが決定しました。


国立スポーツ科学センター研究員 小島千尋さん(20193月スポーツ健康科学研究科博士課程後期課程修了)が、スポーツ健康科学部教授 後藤一成先生、国立スポーツ科学センター主任研究員 高橋英幸先生、同センター研究員 石橋彩先生(20183月スポーツ健康科学研究科博士課程後期課程修了)らと共同で取り組まれた研究内容の「Medicine & Science in Sport & Exercise」への掲載が決定しました。この論文では男性長距離選手を対象にエナジーアベイラビリティーが低い状態での3日間の持久性トレーニングが筋グリコーゲン量や運動パフォーマンス、血液指標などに及ぼす影響を検討しました。

 

エナジーアベイラビリティーは身体のエネルギーバランス状態のことを指します。本研究では、エナジーアベイラビリティーが低い状態での持久性トレーニングにより筋グリコーゲン量が低下し、テストステロンやインスリン様成長因子-1といった同化作用ホルモンの血中濃度が抑制される一方で、持久性パフォーマンスは低下しないことを明らかにしました。エナジーアベイラビリティーが低い状態でのトレーニング期間中における筋グリコーゲン量の変化を検討したのは本研究が初めてであり、スポーツ栄養の分野に新たな知見を示すことが期待されます。

 

Chihiro Kojima, Aya Ishibashi, Yoko Tanabe, Kaito Iwayama, Akiko Kamei, Hideyuki Takahashi, Kazushige Goto. Muscle Glycogen Content during Endurance Training under Low Energy Availability. Medicine & Science in Sport & Exercise, 2019 (Published ahead of Print)

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2019.08.19 research

2019/08/09本研究科OBの笠井信一さんの研究が国際誌「Frontiers in Physiology」へ掲載されました。


笠井信一さん(20193月博士課程後期課程修了、20194月から国立スポーツ科学センターに勤務)が、スポーツ健康科学部教授 後藤一成先生らと共同で取り組まれた研究内容が「Frontiers in Physiology」へ掲載されました。

この論文は、陸上競技短距離選手を対象に、低酸素環境下での高強度運動に対する筋損傷、炎症および酸化ストレスの応答に及ぼす影響を検討した結果、低酸素環境下における高強度運動は、通常酸素環境下で同様の運動を実施した場合と比較して運動に伴う筋損傷、炎症および酸化ストレス応答は亢進しないことを報告したものです。この結果は、低酸素刺激による代謝的負荷の亢進はみられるが、負の影響はみられないことを示唆するものと考えられます。

Nobukazu Kasai, Chihiro Kojima, Daichi Sumi, Akiho Ikutomo, Kazushige Goto. Inflammatory, Oxidative Stress, and Angiogenic Growth Factor Responses to Repeated-Sprint Exercise in Hypoxia. Frontiers in physiology, 2019, 10: 844.

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2019.08.02 research

本学部講師の寺田昌史先生の研究が「Clinical biomechanics (Bristol, Avon)」に原著論文として掲載されました。


本学部講師 寺田 昌史先生がコネチカット大学のKristin D. Morgan先生らと共同で取り組まれた研究が、「Clinical biomechanics (Bristol, Avon)」に原著論文として掲載されました。 

この研究論文では、慢性足関節不安定症(Chronic Ankle Instability, CAI)を有する者における立位姿勢制御システムの安定性をナイキスト線図およびボード線図を用いて判別しました。また、ナイキスト線図およびボード線図によって立位姿勢が不安定と評価されたCAI患者を対象に、非線形時系列解析を行い立位姿勢における身体動作の特徴を探りました。本研究の結果から、立位姿勢が不安定と評価されたCAI患者はを股関節運動に依存した立位姿勢制御を行なっていることが明らかになりました。これらの結果は、CAIに対してより効果的な予防・治療戦略の考案に応用することが期待されます。

Terada M, Morgan KD, Gribble PA. Altered movement strategy of chronic ankle instability individuals with postural instability classified based on Nyquist and Bode analyses. Clin Biomech (Bristol, Avon). 2019 29;69:39-43

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/31295669

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2019.08.02 education

英国ラフバラ大学教授Jonathan Folland先生の集中講義・特別セミナー


2019年727日〜31日、英国ラフバラ大学スポーツ運動健康科学部教授のJonathan Folland先生による集中講義(先端スポーツ健康科学特論Ⅱ:Neuromuscular Performance)が実施されました。

Folland先生は、身体運動パフォーマンスや筋・腱の障害について研究を進めておられ、特に、レジスタンストレーニングやランニングに関連した研究で多くの成果を挙げており、スポーツ医科学領域において著名な学術誌の一つであるMedicine & Science in Sports & ExerciseAssociate Editorを務めるなど、当領域の第一線でご活躍されています。今回の集中講義では、筋収縮や疲労のメカニズム、筋力・パワーや有酸素性能力の規定因子やトレーニングによる変化などについて、基礎知識から最新の知見を含んだ内容でご講義頂きました。

また、この機会に、スポーツ健康科学部・研究科の10周年記念企画として、Folland先生の特別セミナー(Muscle and tendon anatomy in relation to performance, injury risk & training)が729日に開催されました。100m走のエリート選手(9秒後半-10秒前半)とサブエリート選手(10秒半ば-後半)の筋分布の違いや、世界トップレベルの自転車選手における下肢筋量とパワーの関係、さらにはワールド・ストロンゲストマンの筋力・筋量・腱の特性など、スポーツ科学研究および競技で世界的に有名なラフバラ大学、そしてFolland先生だからこそ取得できる希少なデータについて、最新の知見をご発表頂きました。セミナーには学部生・大学院生および教員が多く参加され、活発な意見交換がなされました。

授業やセミナー外においても、今後の共同研究や教員・学生の人的交流、国際学会での共同シンポジウムの開催など、将来の発展についても話し合うことができ、教員・学生にとって非常に有意義な時間となりました。

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2019.08.01 education

「スポーツトレーニング特論」:アスリートの腸内環境とコンディショニング


2019年7月15日「スポーツトレーニング持論」において、川崎医療福祉大学准教授の松生香里先生にお越し頂き、「アスリートの腸内環境とコンディショニング」というテーマでお話しいただきました。

講義の前半では、アスリート(特に、持久性アスリート)では腸に障害がみられやすいこと、排便状況とコンディションに関連があると自覚する選手の多いことなどの説明をされました。次いで、腸内には多数の細菌(腸内細菌)が共生していること、保有する腸内細菌のタイプは人種により異なることの説明をされました。
また、暑熱環境や高地トレーニングなど特殊環境で行うトレーニング期間前後での腸内細菌の変化に関わる研究データを紹介されました。
講義の最後には、「脳」「筋」「腸」が互いに影響を及ぼす可能性にも言及されました。
スポーツ健康科学分野においてこれまで研究があまり行われてこなかった「トレーニングが腸内環境に及ぼす影響」に注視した松生先生の研究は新規性に優れ、今後の研究の発展を期待させる内容でした。

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2019.07.29 education

One Championship 秦 Andy 英之氏による特別講義


7月23日のスポーツビジネス論は、春学期の最終回に相応しい特別な講義でした。
One Championship、秦 Andy 英之。
彼は常にスポーツビジネス界のチャレンジャーです。
今日の講義では、One Championshipの理念、考え方を通じて、常に諦めず、勇気を持って誠実に「あるべき姿」を追求し続けることの大切さがまず強調されました。
そしてその後、人々に希望を与え、社会にwin-winの関係を作り出すための、経営環境を的確に捉えた戦略に基づく、One Championshipのビジネス展開を素晴らしい映像を交えて熱く語ってくれました。
受講生からは、「格闘技ビジネスのこれまでのイメージが変わった。」「スポーツの根本はビジネス化されても何も変わらないことを学んだ。」「スポーツには社会に貢献する力があり、スポーツを通じて人と繋がることができるのだと感じた。」「スポーツパーソンシップがいかに大切かがわかった。今日の話を聴けてよかった。」などの感想が寄せられました。
We are ONE!!

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2019.07.23 research

英国ロンドンにて、英国最大のスポーツ・健康分野の展示会であるELEVATEに出展し、スポーツ健康科学部田畑教授が講演されました。


立命館大学と立命館英国事務所は、2019年5月8日(水)と9日(木)、英国ロンドンで開催されたスポーツ・健康分野をテーマとする展示会「ELEVATE」において、独立行政法人日本スポーツ振興センター(JSC)ロンドン事務所と共同で、ブースを出展するとともに、セミナーを開催しました。

セミナーでは、立命館大学スポーツ健康科学部・田畑泉教授が考案したタバタ・トレーニングの特徴とその効果について、田畑教授自ら解説していただきました。

◆開催報告は以下に掲載しております。

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2019.07.17 education

「 健康運動科学特殊講義」:【健康寿命延伸のための70歳からの健康づくり-健康指標と歩数および体力との関連性から-】


2019年7月16日の「健康運動科学特殊講義」の授業において、鹿屋体育大学名誉教授の吉武先生に講演していただきました。

本講義では、吉武先生が1999年に始めた8020運動(80歳で20本の歯を維持する)に関する研究から得られた貴重なデータについてお話しされました。研究の開始時に70歳であった男女約600名を追跡調査した結果、1日の歩数が、71歳で7000歩ある人は虚弱になるリスクが低く、8000歩歩いていれば総死亡のリスクも低くなることが示されました。また、歩数について、歩数で4分位に分けた場合の所属分位は、70歳と80歳では約50%が維持されるという結果より、70歳における歩数に代表される身体活動量をまず増加させることがそれ以後の生活の質の低下を抑えることができるということなど、講義全体で“歩くこと、 歩く習慣が大切である”ということを強調されていました。

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2019.07.10 education

2019/7/9 東京農業大学教授の石見佳子先生より「日本の健康・栄養施策と国際食品規格との関連」について講演していただきました。


東京農業大学教授の石見佳子先生より、国民健康・栄養調査、健康日本21(第二次)及び栄養表示と国際食品規格(コーデックス)に関する講義をしていただきました。そのなかで最も興味深かったことは、食品について、WHO傘下のコーデックスという組織が、栄養表示における国際的ガイドラインを作成しており、それが基本的に世界の標準となっているということでした。その理由として、食品は各国、独自の歴史文化をもとに形成されているものであるが類似食品の多国間貿易を行う上で、標準化が必要であるからであるということでした。

しかし、標準を作る過程で、国々の特殊事情を考慮することができない場合もあり(http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/700/246599.html)、そのようなことがないように今後、このコーデックスという委員会に日本が、積極的に関与する必要性が強く感じられました。講義を聴講した学生も、自分たちが日常食している食品をめぐる世界各国のせめぎあいの一旦を実際にコーデックスの委員会に長年、政府代表として参加されてきた石見教授から聞けたことは有意義であったと思われます。

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2019.07.05 education

「スポーツ健康科学セミナーⅡ」の授業において、スポーツニッポン新聞社大阪本社 編集局 報道部長の幡 篤志様にご講演をしていただきました。


スポーツ健康科学セミナーⅡは、卒業後にも続くキャリアの形成をイメージしながら、大学で習得する知識・スキル・経験の実社会における応用を考え、各業界の分析やその業界で働くにあたって、求められる資質を捉えることを主たる目的としています。

このたびご登壇いただいた幡様には、スポーツ新聞が扱う情報などを一通りご説明いただいた後、近年紙媒体の売り上げが懸念されるメディア業界における、スポーツニッポン新聞社の取り組みやソーシャルメディアを用いた新しい情報発信の在り方をご紹介いただきました。また、テクノロジーの進化や、インターネットの発達に伴い、メディア業界におけるニュースを発信するまでのプロセスは、この30年ほどで随分と進化を遂げてきた一方で、テクノロジーがいくら進化しても、情報の収集には今も昔も人と人との繋がりが大切であるということをお話ししてくださいました。

日ごろスポーツとのかかわりが深いものの、情報の受け手である学生たちにとっては、世の中で起こっていることがどのように編集され、ニュースとして発信されていくかを知る良い機会になりました。大学時代は体育会運動部活動に所属され、体育教員を目指されていた幡様がメディア業界に進まれたこともまた、学生たちが自分のキャリアを考えるにあたって参考になったようです。幡様、ご講演を賜り、ありがとうございました。

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2019.06.28 education

「スポーツマーケティング論」においてツエーゲン金沢の灰田さち様にご講演をしていただきました。


2019627日の「スポーツマーケティング論」において、J2クラブのツエーゲン金沢の事業企画部次長 兼 ホームタウン推進室室長である灰田さち様をお招きしました。灰田様からは、ホームタウン活動を中心とした「ツエーゲン金沢」の取り組みについてご講演を賜りました。

灰田様は、大学卒業後、スポーツとは関係のない企業に務められた後、スポーツマネジメントを学ぶために大学院に進まれました。大学院に在籍中にJ1のサッカークラブに所属され、そのあと2018年より生まれ育った街に戻り、J2のサッカークラブであるツエーゲン金沢でホームタウン室長として活躍されています。ご自身のキャリアのご紹介とともに、2019年に新たに掲げられたツエーゲン金沢の「挑戦を、この街の伝統に」というクラブ理念を可視化させるための具体的な活動と全力で取り組む熱い想いを語ってくださいました。

1993年のJリーグ発足以降、Jクラブのホームタウン活動は活発化されていますが、現在Jリーグのクラブが地域にどのように貢献するのかという一方向の視点から、Jリーグが地域の複数のステークホルダーとの関係性を構築し、ともに価値を創造する“連携が重要視されつつあることを説明してくださいました。

灰田様から、Jリーグの存在意義やこれからのリーグとしての取り組み、そしてツエーゲン金沢の挑戦についてお話しいただくことによって、初めて実務に携われる方お話を伺った学生も多く、とても刺激を受けたようです。灰田様、ありがとうございました。

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