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2020.10.12 research

2020/10/11 本学部講師・福谷充輝先生らの研究が「Physiological Reports」に原著論文として掲載されました。

本学部講師・福谷充輝先生が、本学部教授の伊坂忠夫先生、長野明紀先生、本学部講師の寺田昌史先生、本学部助教の菅唯志先生、大塚光雄先生、日本体育大学大学院体育科学研究科博士後期課程2回生の上野弘聖さん、本研究科博士課程後期課程4回生の高尾憲司さん、本学OBの三宅悠斗さん、本学部4回生の鶴原結女さんと共同で取り組まれた研究が、「Physiological Reports」に原著論文として掲載されました。

私達が膝を伸ばす時やつま先立ちをする時は、複数の筋が協調してその動作が行われます。この動作を詳細に分析する時、複数の筋が発揮した力を個別に計測したいという場合があります。しかしながら、この各筋が発揮した力を個別に計測することは困難なため、複数の筋の発揮した力の合算である関節トルクを計測し、この関節トルクを各筋のサイズに応じて振り分ける、という方法が採用されています。この方法を行うためには、各筋のサイズ (比率) を知る必要がありますが、この比率を算出するためにはMRIという非常に高価な機器を使う必要があり実施が困難ですので、過去のMRIを用いた研究によって得られた比率が多くの研究で採用されています。しかしながら、もし仮に個人間で比率が異なるのであれば、この方法で算出された値は間違った値になってしまいます。この点に関し、速筋と遅筋はトレーニングによる筋肥大率に違いがあると考えられており、トレーニングによって筋肥大した人とそうでない人では、特定の筋が選択的に肥大することによって、各筋の大きさの比率が異なる可能性があります。これを検証するため、トレーニング状況の異なる被験者を対象に各筋の大きさの比率を比較したところ、被験者によって各筋の比率が異なることが明らかになりました。この結果は、“筋サイズの比率は全ての人で同じ”という前提に基づいて行われた先行研究の結果は再検証する必要性があることを示しており、個々の値を実際に計測することの重要性を示しています。

 

Atsuki Fukutani, Yume Tsuruhara, Yuto Miyake, Kenji Takao, Hiromasa Ueno, Mitsuo Otsuka, Tadashi Suga, Masafumi Terada, Akinori Nagano, Tadao Isaka (2020). Comparison of the relative muscle volume of triceps surae among sprinters, runners, and untrained participants. Physiological Reports (Published Ahead of Print) doi: doi.org/10.14814/phy2.14588

 

Journal website:

https://physoc.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.14814/phy2.14588

(ニュース)20201012-1

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2020.10.05 research

2020/10/01 総合科学技術研究機構 専門研究員の前大純朗先生(本学部所属)の研究が「Medicine and Science in Sports and Exercise」に原著論文として掲載されました。

総合科学技術研究機構 専門研究員の前大純朗先生(本学部所属)が本学部教授 伊坂忠夫先生、金久博昭先生、同学部OB 猛さん、同4回生 呉宇航さん、本研究科博士課程後期課程2回生 草川祐生さん、同修士課程前期課程1回生 桜井洸さん、グローバルイノベーション研究機構専門研究員 杉山敬先生共同まれた研究、「Medicine and Science in Sports and Exercise原著論文として掲載されました

 

大腿部の裏側に位置するハムストリングスは、膝関節の屈曲と股関節の伸展に作用する筋であり、その筋長はこれら二関節の角度の影響を受けます。本研究では、ハムストリングスの筋長と膝関節および股関節の角度との関係に着目し、ハムストリングスがより伸ばされる座位での膝関節屈曲(レッグカール)トレーニングは、伏臥位(うつ伏せ)で行う場合と比べ、ハムストリングスの筋肥大の程度が1.5倍大きいことを、Siemens 3T MRIを用いて明らかにしました。また、筋損傷に対する抵抗性は両トレーニングによって同様に高まることも分かりました。本研究の結果は、スポーツパフォーマンスの向上や肉離れの予防、および加齢に伴う筋萎縮への対策を目的としたトレーニングプログラムを作成するうえで、重要な知見となると考えられます。

 

Sumiaki Maeo, Huang Meng, Wu Yuhang, Hikaru Sakurai, Yuki Kusagawa, Takashi Sugiyama, Hiroaki Kanehisa, Tadao Isaka (2020). Greater hamstrings muscle hypertrophy but similar damage protection after training at long vs short muscle lengths. Medicine & Science in Sports & Exercise (Published Ahead of Print) doi: 10.1249/MSS.0000000000002523

 

Journal website:

https://journals.lww.com/acsm-msse/Abstract/9000/Greater_Hamstrings_Muscle_Hypertrophy_but_Similar.96180.aspx

(ニュース)20201005-1

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2020.09.28 research

2020/09/11 本研究科博士課程後期課程2回生の草川祐生さん の研究が「Journal of Foot and Ankle Research」に原著論文として掲載されました。


スポーツ健康科学研究科博士課程後期課程2回生の草川 祐生さんが同学部・研究科教授 伊坂忠夫先生、同学部教授 金久博昭先生、同研究科博士課程後期課程 今井あい子さん、総合科学技術研究機構准教授 栗原俊之先生、同研究機構専門研究員 前大純朗先生、グローバルイノベーション研究機構専門研究員 杉山敬先生と共同で取り組まれた研究が、「Journal of Foot and Ankle Research」に原著論文として掲載されました。

この研究論文は、扁平足や凸足を有する高齢女性において足趾屈曲筋力と通常歩行速度との間に関係性を認めるものの、正常足を有する高齢女性では同様の関係性を認めないことを明らかとしました。

Yuki Kusagawa, Toshiyuki Kurihara, Aiko Imai, Sumiaki Maeo, Takashi Sugiyama, Hiroaki Kanehisa & Tadao Isaka. (2020). Toe flexor strength is associated with mobility in older adults with pronated and supinated feet but not with neutral feet. J Foot Ankle Res, 13;55.

Journal site: https://jfootankleres.biomedcentral.com/articles/10.1186/s13047-020-00422-y

(ニュース)20200923-2

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2020.09.23 education

アシックススポーツコンプレックス㈱と後藤教授の共同研究:コラムの掲載(続編)


アシックスジャパン株式会社と学校法人立命館は、スポーツを通じた地域社会、教育研究、国際社会の発展を目的とし、スポーツの大衆化や研究・開発、スポーツを通じて未来を支える人材育成に向けた連携・協力をすすめるため、両者による包括的連携交流協定を締結しています。

http://www.ritsumei.ac.jp/news/detail/?id=911

 

その包括的連携交流協定の一環として、スポーツ健康科学部の後藤一成教授が「ASICS Sports Complex TOKYO BAY」のサイトで、低酸素トレーニングに関する最新の知見や可能性に関するコラムを連載されています。Vol. 3では、「低酸素トレーニングでは「小さな負荷で大きな効果」が得られる」、Vol. 4では、「低酸素トレーニングとは?期待できる効果と『時短トレーニング』」というテーマでコラムが掲載されています。このコラムで、「低酸素トレーニング」に対する理解を、是非、深めて下さい!

https://asics.tv/3fv9GOB

(ニュース)20200923-1

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2020.09.16 education

2020.09.26(土) 立命館大学スポーツ健康科学研究センターシンポジウムを開催します

立命館大学総合科学技術研究機構スポーツ健康科学研究センター(センター長:田畑泉)はシンポジウム「withコロナ/Postコロナ時代におけるスポーツの未来像経営学・イノベーションから切り拓く」を開催いたします。なお、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、本シンポジウムはオンライン上での開催となります。

 スポーツは、Withコロナ/Postコロナ時代においてどのように社会生活に貢献し、発展できるのか。新型コロナウイルス感染症の拡大は、そのことを強く問いかけるきっかけとなりました。本シンポジウムでは、Withコロナ/Postコロナの時代に、スポーツが本質的に有している価値を如何にして顕在化し伝えていくことができるのか、そして経営学・イノベーションの視点からスポーツがもたらす価値について焦点をあて、立命館大学の徳田昭雄教授による基調講演をはじめ、青山学院大学の横山暁准教授、九州産業大学の萩原悟一准教授の研究実践に関する話題提供、ならびに当該分野の有識者による「Postコロナ時代におけるスポーツの未来像」についてのパネルディスカッションを2つ展開します。

シンポジウムは、無料で視聴いただけます。多くの方のご関心、ご参加をお待ちしています。

当日プログラム等の詳細は立命館大学スポーツ健康科学研究センターシンポジウムのお知らせをご覧ください。

・本イベントは、オンラインでのライブ配信にて行います。

・ライブ配信のURLは参加ご登録後にメールにてお送りいたします。

開催日時:2020.9.26(土)16:00~19:00(受付開始15:55)

場所:ライブストリーミング配信(Zoomウェビナー)

申込方法:WEBフォームよりご登録ください(参加無料)※当日参加可能

問い合わせ先:立命館大学スポーツ健康科学研究センター シンポジウム事務局(TSO International 株式会社 内)

MAIL:seminar@sports-st.com

TEL:03-6273-0403

担当:上原・高田


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2020.09.16 research

本研究科博士課程前期課程1回生杉本岳史さんの研究が「Psychology of Sport & Exercise」に原著論文として掲載されることが確定しました。


スポーツ健康科学研究科博士課程前期課程1回生 杉本岳史さんが、スポーツ健康科学部・同研究科橋本健志教授、伊坂忠夫教授、菅唯志助教、塚本敏人助教、南ウェールズ大学Damian M. Bailey教授と共同まれた研究論文Psychology of Sport & Exerciseに原著論文として掲載されることが確定しました

 

これまでに本研究グループは、高容量高強度間欠的運動が同一運動量の中強度定常運動よりも運動後の認知実行機能を効果的に改善させることを明らかにしています(Tsukamoto et al., Physiol Behav. 2016)。しかしながら、高容量高強度間欠的運動は、運動量が多く、また、運動時間も長いため運動継続性を妨げる可能性が考えられます。本研究では、この問題を解決すべく、高容量高強度間欠的運動よりも少ない運動量と短い運動時間で実施可能な低容量高強度間欠的運動が、運動後の認知実行機能に及ぼす効果を検討しました。その結果、1分間の高強度運動と1分間の低強度運動を繰り返し10セット施行した20分間の低容量高強度間欠的運動は、それよりも運動量と運動時間が2倍量多い40分間の中強度定常運動と同程度に運動後の認知実行機能を改善させることを明らかにしました。したがって、本研究の結果は、低容量高強度間欠的運動が、低運動量かつ短時間で実施可能であるにも関わらず、効果的かつ効率的に認知実行機能を改善させることを明らかにするとともに、脳機能の維持・改善に役立つ運動処方を開発する上で重要な知見を提供し得たと考えられます。

 

Takeshi Sugimoto, Tadashi Suga, Hayato Tsukamoto, Thomas A. Calverley, Daichi Tanaka, Saki Takenaka, Keigo Tomoo, Kento Dora, Damian M. Bailey, Tadao Isaka, Takeshi Hashimoto. Similar improvements in inhibitory control following low-volume high-intensity interval exercise and moderate-intensity continuous exercise. Psychology of Sport & Exercise, 2020.

https://doi.org/10.1016/j.psychsport.2020.101791

 

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2020.09.16 research

2020/07/20 本研究科博士課程前期課程2回生森理紗子さんの研究が「Biochemical and Biophysical Research Communications」に原著論文として掲載されました。


スポーツ健康科学研究科博士課程前期課程2回生森理紗子さんが食マネジメント学部の助手・横川拓海先生、教授・藤田聡先生と共同で取り組まれた研究が、「Biochemical and Biophysical Research Communications」に原著論文として掲載されました。

 近年、骨格筋量の維持・増進におけるビタミンDの重要性が多く報告されています。この論文では、坐骨神経切除により萎縮したマウスの下肢筋において、ビタミンD代謝に関連しているタンパク質の発現量が変化していることを報告いたしました。これは、骨格筋量の減少において、ビタミンDの代謝が関連している可能性を示唆しています。本研究は、骨格筋におけるビタミンDの作用を解明するための一助となる可能性があります。

 

Mori, R., Yokokawa, T., & Fujita, S. (2020). Modified expression of vitamin D receptor and CYP27B1 in denervation-induced muscle atrophy. Biochemical and Biophysical Research Communications529(3), 733-739.

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2020.09.16 research

2020/9/1 本研究科OB 鳥取伸彬さん(現総合科学技術研究機構所属)の研究が「Physiological Reports」に原著論文として掲載されました。


本学総合科学技術研究機構 専門研究員 鳥取 伸彬さん(20203月博士課程後期課程修了)が同研究科の教授・藤田聡先生、教授・伊坂忠夫先生、助教・菅唯志先生と共同で取り組まれた研究が、「Physiological Reports」に原著論文として掲載されました。

 一般的に、各関節の最大トルク(回転力)は体積や横断面積などの筋サイズによって決定されることが明らかとなっています。この研究論文は、思春期前児童の膝関節を対象に、筋サイズだけでなく、回転軸から作用点までの垂直距離であるモーメントアームも最大トルクと関連することを明らかとしました。さらに、モーメントアームは固有筋力(単位筋横断面積あたりのトルク)とも関係性が確認されました。これらのことから、思春期前児童において、モーメントアームは膝関節伸展トルク発揮における重要な要因の1つであることが示唆されました。

 

Nobuaki Tottori, Tadashi Suga, Miyuki Hori, Tadao Isaka, and Satoshi Fujita. Impact of moment arm on torque production of the knee extensors in children. Physiological Reports, 8(17), e14521, 2020.

 

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2020.09.08 education

スポーツ健康科学部オープンキャンパス特設サイトにて「オンライン特別講義」の様子を収めた動画を公開しました。


スポーツ健康科学部オープンキャンパス特設サイトにて、81日・2日に開催された「オンライン特別講義」の様子を収めた動画を公開しました。

「当日参加できなかった」または「先生の講義を体験してみたい」と思われた方は、

ぜひご覧いただき、スポーツ健康科部に興味をもっていただければ幸いです。

 

▼動画ページはコチラから▼

http://www.ritsumei.ac.jp/shs/opencampus/experience/

 

〈特別講義一覧〉

(ニュース)20200908-1

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2020.08.28 education

2020年9月12日(土)GATプログラムシンポジウムを開催します!


立命館大学スポーツ健康科学部では、健康管理専門職であるアスレティックトレーナー(以下, AT)の役割やATの資格取得を積極的に支援するスポーツ健康科学部GATプログラム*を教育プログラムの一つとして行ってきています。このGATプログラムの内容とATの役割・重要性を知っていただけるシンポジウムをオンラインで開催します。本オンラインシンポジウムでは、GATプログラムの概要説明に加えて、経験豊かなアスレティックトレーナーによる講演2本およびGATプログラムの修了生と在校生を交えてパネルディスカッションを展開します。

シンポジウムは、無料で視聴いただけます。立命館大学スポーツ健康科学部の受験を考えている方、アスレティックトレーナーに興味のある方のご参加をお待ちしています。参加希望の方は当ページ下方から申込をしてください。

GATプログラムの内容、関連する入試については次のHPならびに映像をご覧ください。

日時:2020912日(土)9時〜12時 

場所:    オンライン(zoom ウエビナー)

対象:    高校生とその保護者、高校進路指導教員、アスレティックトレーナーに関心のある方など

参加費:無料、事前予約制

 

プログラム       

司会: 岸本康平 (立命館大学スポーツ健康科学部 講師)

9:00-9:05     開催挨拶       藤田 聡 (立命館大学スポーツ健康科学部 教授 副学部長)

9:05-9:20     アスレティックトレーナー(AT)とGATプログラムについて 

                      寺田 昌史  (立命館大学スポーツ健康科学部 講師)   

9:20-:50    講演1「グローバル・アスレティックトレーナーがつくるスポーツの

                      未来のかたち」

                      講師:岡松 秀房 (立命館大学トレーナー室設置準備室 室長)

9:50-10:20   講演2: 「安全なスポーツ環境を整えるには高校スポーツにおける

                      安全管理体制の現状と安全向上を目指して」

                講師:堀 美幸  (立命館一貫教育部アスレティックトレーナー)

10:20-10:30  (休憩)

10:30-11:20 パネルディスカッション 「GATプログラムを通して得たもの」

   パネリスト: GATプログラム修了者(3名) 

                                        GATプログラム在校生(3名)

     モデレーター: 下澤結花 (立命館大学スポーツ健康科学部 助手)

 

11:20-11:30  閉会挨拶  伊坂 忠夫 

                                  (立命館大学副学長、立命館大学スポーツ健康科学部 教授)

11:30-12:00  相談会(全体相談会)

 

12:00―     相談会(個別相談)

GATプログラムシンポジウムの申込はこちら

(上記は予定です。変更の可能性がありますのでご了承下さい。最新情報は都度更新いたします。)



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2020.08.21 education

アシックススポーツコンプレックス㈱と後藤教授の共同研究:コラムの掲載


アシックスジャパン株式会社と学校法人立命館は、スポーツを通じた地域社会、教育研究、国際社会の発展を目的とし、スポーツの大衆化や研究・開発、スポーツを通じて未来を支える人材育成に向けた連携・協力をすすめるため、両者による包括的連携交流協定を締結しています。

http://www.ritsumei.ac.jp/news/detail/?id=911

 

その包括的連携交流協定の一環として、スポーツ健康科学部の後藤一成教授がアシックスジャパン株式会社及びグループ会社である「アシックススポーツコンプレックス株式会社」と技術指導契約を結んでおり、後藤教授による連載コラムがスタートしました。低酸素トレーニングに関する最新の知見や可能性に関するコラムですので、皆さん、どうか楽しみにして下さい。

https://asics.tv/3fv9GOB

(ニュース)20200821-6

(ニュース)20200821-7

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2020.08.21 education

スポーツ健康科学部オープンキャンパス特設サイトにて、AO選抜入試の説明動画が更新されました。


先日公開された、スポーツ健康科学部オープンキャンパス特設サイトにて、AO選抜入試の説明動画が更新されました。

立命館大学スポーツ健康科学部には

『グローバル・アスレティックトレーナー(GAT)方式』『教員熱望方式』の2つのAO入試があります。

それぞれの特色・入学してからの学びについて説明しているので、受験を考えている方・興味のある方は是非ご覧ください。

 

▼動画ページはコチラから▼

http://www.ritsumei.ac.jp/shs/opencampus/admission/

 

また、先日行った模擬講義のダイジェスト動画もこのサイトで公開予定です!(91日予定)

 参加していただいた方にも改めて復習できる場になっています。

 残念ながら参加ができなかった方は、公開を楽しみにしていてください。

(ニュース)20200821-4

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2020.08.21 research

本学部3回生友尾圭吾さんの研究が「Physiological Reports」に原著論文として掲載されました。


本学部3回生友尾圭吾さんが、同学部・同研究科菅 唯志助教、塚本敏人助教、橋本健志教授、伊坂忠夫教授らと共同で取り組まれた研究論文が「Physiological Reports」に原著論文として掲載されました。

 

 この研究論文は、高強度レジスタンス運動と同一の総仕事量(強度x回数)を用いた低強度レジスタンス運動が高強度レジスタンス運動と同程度に運動後の認知実行機能を改善させることを明らかにしました。

 これまでにレジスタンス運動後の認知実行機能の改善程度は、低強度運動よりも高強度運動が高いことを本研究グループが明らかにしています(Tsukamaoto et al. PLoS One, 2017)。本研究では、レジスタンス運動誘発性の認知実行機能の改善程度は、単に運動強度に依存するのではなく、運動に用いる総仕事量も重要なトレーニング変数であることを示唆しました。高強度レジスタンス運動は、高齢者や有疾患者に施行することがしばしば困難です。本研究の結果は、低強度レジスタンス運動であってもそれに用いる総仕事量を増加させることで、効果的に認知実行機能を亢進できることを示唆しており、脳機能の維持・改善に効果的な運動処方を開発する上で重要な知見を提供し得たと考えられます。

 

Tomoo, K., Suga, T., Sugimoto, T., Tanaka, D., Shimoho, K., Dora, K., Mok, E., Matsumoto, S., Tsukamoto, H., Takada, S., Hashimoto, T., & Isaka, T. (2020). Work volume is an important variable in determining the degree of inhibitory control improvements following resistance exercise. Physiological Reports, 8(15), e14527.

https://doi.org/10.14814/phy2.14527

(ニュース)20200821-3

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2020.08.21 education

スポーツマネジメント論特別講義「スポーツビジネスのいまとこれから-コロナ禍スペシャル-」


去る2020727日の「スポーツマネジメント論」において、本学部の客員教授であり、桜美林大学教授の小林至先生をお招きし、コロナ禍において打撃を受けるスポーツビジネス界の現状を踏まえて、「スポーツビジネスのいまとこれから」というテーマでご講演いただきました。

小林先生は、東京大学から3名輩出されたプロ野球選手の一人であり、千葉ロッテマリーンズに2年間在籍され、引退後、海外で学位取得後、福岡ソフトバンクホークスの取締役などを歴任され、現在、桜美林大学教授として、スポーツ経済学などの教育・研究を手掛けられています。

講義では、まず、「新しい日常」や「withコロナ」という言葉が叫ばれる状況で、スポーツの興行がどれほどダメージを受けているのかについて、データを紹介されました。例えば、世界におけるスポーツ興行は、当初、1353億ドルの売り上げが見込まれていたにもかかわらず、予定イベントの47%が中止となり、その市場規模は735億ドルまで減じ、アメリカのプロスポーツに限っていえば、55億ドル、また大学スポーツが39億ドルを損失したというデータを紹介された。ちなみに、日本のプロスポーツ界においても1272億円を損失したものの、アメリカの興行収入の規模の大きさを実感するような値だと述べられていました。とりわけ、コロナ禍で経営上の打撃を受けたのは、入場料、放映権料、スポンサー料、マーチャンダイジングという4大収入源のうち、入場料やスタジアム内での飲食など収入比率が高く、メディア放映権などの収入の比率が低い球団だということでした。

このような打撃を受けたスポーツ興行ビジネスは、産業として成長できるのかということを次に話されました。とりわけ、無観客にもかかわらず、収入が減じていないのが中央競馬であり、ダービーの売り上げは、約234億円で、昨年比の92.3%であり、世界のスポーツ興行にあって、日本にないものが「スポーツベッティング」であり、スポーツへの賭け事は世界におけるスポーツビジネスの中核であり、これがスポーツ産業の成長にとって鍵を握ると述べられました。実際、アメリカでは、2023年までに36州で「スポーツベッティング」が合法化され、その市場規模は17兆円にも上るものと言われているようです。日本でも倫理的・道徳的な問題をクリアする必要はあるものの、5兆円程度の市場が見込まれると述べられました。

世界のスポーツ興行ビジネスにあって、日本にないものとしてもう1つ例示されたのが、PPV(ペイパービュー)であり、これが市場規模拡大に鍵を握ると主張されました。つまり、有料のコンテンツに料金を支払って視聴するというスタイルが日本に定着すれば、多額の放映権料収入による恩恵がプロスポーツ界にもたらされると述べられました。NHKを除き、地上波キー局は、企業による広告協賛によってビジネスを進めているものの、WOWOWやスカイパーフェクトTV、またDAZNのような有料チャンネルへのアクセスが日常化すれば、日本のスポーツ興行ビジネスは、世界のスポーツ興行ビジネスに一歩近づくであろうということを述べられました。

小林先生の講義は、先端のスポーツビジネスに関する情報を提示され、有意義であっただけでなく、2時間にもわたる熱心な講義をしていただきました。次年度は、客員教授として、BKCにお越しいただけることを楽しみにしたいと思っています。

(ニュース)20200821-1

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2020.08.21 research

本研究科博士課程前期課程1回生杉本岳史さんの研究が「Medicine and Science in Sports and Exercise」に原著論文として掲載されることが決定しました。


スポーツ健康科学研究科博士課程前期課程1回生杉本岳史さんのスポーツ健康科学部・同研究科橋本健志教授、伊坂忠夫教授、菅唯志助教、塚本敏人助教と共同まれた研究論文Medicine and Science in Sports and Exerciseに原著論文として掲載決定しました

 

この研究論文は、15分間の歩行運動中に下肢の血流制限を伴いながら行うことで、通常の歩行運動よりも運動直後の認知機能(とりわけ実行機能)を改善させることを明らかにしました。この結果は、血流制限下歩行運動が通常歩行運動よりも乳酸産生を亢進させるとともに、一酸化窒素やノルアドレナリンの増加を基軸として脳の活性化を促し、実行機能を改善させうる可能性を示唆するものです。血流制限下歩行運動は、低強度かつ短時間で行えることから、高強度や長時間の運動を行うことが困難な高齢者や有疾患者でも比較的に実施しやすいことから(ただし、血流制限を伴うことから、安全に行うための適切な処置が必要とされます)、このような対象者における認知症の予防効果が期待できます。したがって、血流制限下歩行運動は、認知機能の維持・改善に有効な運動方策の1つとして役立つことが考えられます。

 

Takeshi Sugimoto, Tadashi Suga, Keigo Tomoo, Kento Dora, Ernest Mok, Hayato Tsukamoto, Shingo Takada, Takeshi Hashimoto, Tadao Isaka. Blood flow restriction improves executive function following walking. Medicine and Science in Sports and Exercise, 2020.

https://doi.org/10.1249/MSS.0000000000002446

(ニュース)20200821-5

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2020.08.21 research

本研究科博士課程前期課程1回生杉本岳史さんの研究が「Physiological Reports」に原著論文として掲載されました。


スポーツ健康科学研究科博士課程前期課程1回生 杉本岳史さんのスポーツ健康科学部・同研究科同研究科橋本健志教授、伊坂忠夫教授、菅 唯志助教、塚本敏人助教と共同まれた研究論文Physiological Reportsに原著論文として掲載されました

 

この研究論文は、20分間の中強度自転車運動を20分間の休息を挟んで、2セット行う間断的運動が、40分間継続して行った中強度自転車運動と同程度に運動後の認知機能(とりわけ実行機能)を改善させることを明らかにしました。また、本研究の結果では、間断的運動条件の2セット目の主観的運動強度が、継続的運動条件中の後半20分間よりも低値を示すことを明らかにしました。運動中の主観的運動強度が低いこと(つまり、より楽に感じること)は、運動の継続性を高めると考えられています。したがって、間断的運動は継続的運動よりも高い運動継続性を伴って、認知機能の維持・増進において有効な運動様式である可能性が示唆されました。

 

Takeshi Sugimoto, Tadashi Suga, Hayato Tsukamoto, Keigo Tomoo, Kento Dora, Takeshi Hashimoto, Tadao Isaka. Effect of repeated bouts versus a single bout of moderate-intensity exercise on postexercise inhibitory control. Physiological reports, 2020.

https://doi.org/10.14814/phy2.14528

(ニュース)20200821-2

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2020.08.21 education

運動処方論特別講義【生活習慣病の運動処方(高血圧、糖尿病、脂質異常症)】

2020/07/03 「運動処方論」の授業において、大阪大学大学院医学系研究科 老年・総合内科学
杉本研先生に「生活習慣病の運動処方(高血圧、糖尿病、脂質異常症)」についてご講演頂きました。

 杉本先生は、高齢者糖尿病管理におけるフレイル、サルコペニアの意義の解明や骨格筋と多臓器連関におけるマイオカインの意義の解明など主に高齢者の骨格筋を対象としたサルコペニアの機序に関する研究活動をされています。また、臨床面においては、ふらつきや転倒といった、高齢者のADL低下に直結する老年症候群の診療にも力をいれています。医局長という多忙な仕事をこなしつつ、教育、臨床、研究に従事されている若手の先生です。今回の授業では、身体活動の有益性に始まり、高血圧、糖尿病、脂質異常症の有病者のための個別の運動処方についてわかりやすくお話しいただきました。学生のレポートでは、生活習慣病を有する高齢者に対して運動処方を行う際に注意する点について、具体的な方法や数値を示し、簡潔にまとめられていました。ご講演ありがとうございました!

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2020.07.21 education

WEBでみるオープンキャンパス公開!


動画で学部のこと、⼊試のことがわかるスポーツ健康科学部の「WEBでみるスポーツ健康科学部のOPENCAMPUS」特設ページを公開しました。

いつでもどこからでもスマートフォンやパソコンがあれば動画でOPENCAMPUSを体験することができます。

そして81日(土)、2日(日)には、魅力的な教授陣による模擬講義をリアルタイムでお届けします。模擬講義の参加者も募集中です。

 

WEBでみるスポーツ健康科学部のOPENCAMPUS」はこちら

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2020.07.15 education

【掲載情報】真田教授/京都新聞(7月12日)


7月12日(日)の京都新聞(p.7)にて、真田教授のインタビュー記事が掲載されました。
コロナ禍におけるフレイル(虚弱)予防のための筋力トレーニングが紹介されております。

みなさま、ぜひご覧になってください。

20200715-1


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2020.07.14 education

スポーツ健康科学セミナーⅡ 特別講義:スポーツ用品業界の仕事


去る79日に、キャリア形成科目「スポーツ健康科学セミナーⅡ」の授業において、アシックスジャパン株式会社の永家信洋氏と原田絢子氏に「スポーツ用品業界」の仕事について特別講義をしていただきました。

アシックスジャパン株式会社は、立命館大学との包括連携協定先の企業でもあり、これまで学園のスポーツ振興や大学スポーツの発展に寄与する様々な取り組みをしてきました。まず、永家氏からスポーツ業界を取り巻く環境について、話をされました。とりわけ、ビックイベントが到来する「ゴールデン・スポーツ・イヤーズ」という2019年から3年間に訪れる「好機」について説明され、とりわけ、東京オリンピック・パラリンピックの開催後にもたらされる「レガシー(遺産)」をどのようにビジネスチャンスに結びつけるかが重要であると述べられました。また社会環境の変化について取り上げられ、少子高齢化が進行する状況での「アクティブシニア(活動的な高齢者)」が増大していること、「ウィズコロナ・アフターコロナ」の状況下における在宅ワークにともなう運動不足などの状況を取り上げられ、社会的・経済的な環境が激変する状況で、人々の「ライフスタイル」に寄り添い、さらには、新しい「ライフスタイル」を提案するようなビジネスが求められていると説明されました。

とりわけ、印象に残ったのは、「ウィズコロナ・アフターコロナ」でアシックスが企業として発信してきたメッセージが「深くしゃがんで高く跳ぶ」というものであり、厳しい状況だからこそ、その環境に適応するだけでなく、新しいビジネス環境を作り出すような仕掛けが重要であるものでした。今後、アシックスが手掛けようとしている事業展開として、「Anima Sana In Corpore Sano(健全な身体に健全な精神があれかし)」という社名の由来である創業哲学を見つめ直し、「スポーツ工学研究所」という製品開発の基盤を担う化学的英知を活かしたものづくりや、欧州を中心として人気を博している「オニツカタイガー」というファッション性豊かなスポーツスタイル市場の成長、さらには、グローバル事業での強みを活かしながら、ランニング事情での復権を目指し、ECelectronic commerce)サイトを中心としたデジタル市場の強化を図っていきたいと述べられました。

次に、原田氏から本学とアシックスジャパンが行っている連携事業について説明されました。その大前提とし、いまやアマチュアスポーツにおける市場規模の拡大は、国家戦略といえ、「ゴールデン・スポーツ・イヤーズ」も踏まえ、この好機をマーケットの拡大だけでなく、新しいスポーツビジネスの創造につなげていきたいと述べられました。アシックスジャパンは、これまで本学以外にも大学と連携事業を展開しており、このような大学との連携によって、「アシックス」というブランドに学生が触れるためのタッチポイントを生み出すだけでなく、大学と企業の双方が有する資源を掛け合わせ、そのシナジーによって両者のブランディングを図りたいと述べられました。

また附属校や大学、とりわけ、体育会運動部との連携を図りながら、「スポーツ」という文化について考える機会を生徒や学生と一緒になって創造し、地道ではあるものの、学園全体における「スポーツ文化の醸成」にこれからも貢献したいと述べられました。同時に、学生と一緒になり、PBLProject-based Learning)を中心とした授業や、ニーズ探索から企画・運営までの一連のイベントをともにプロデュースするような機会を模索し、この連携事業を軌道に乗せるだけでなく、この取り組みが新たな事業機会を創出することができるようなことを学園とともに生み出していきたいと述べられました。

(ニュース)20200714-5

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