在学生・卒業生の活躍

在学生・卒業生インタビュー

防府読売マラソン大会などを通して 市民がスポーツに触れるきっかけをつくり、 健康寿命の延伸に貢献する

村上 率人 さん

山口県防府市の職員として、さまざまなスポーツイベントの企画運営、体育施設の管理、地域のスポーツ推進委員やスポーツ少年団の活動支援に携わっています。その中でもっとも大きなウエイトを占めているのが、防府読売マラソン大会の運営です。防府読売マラソンは、日本選手権の順位決定や日本代表の選考にも繋がる国内トップレベルの大会の1つで、世界を目指す選手たちが出場しています。市民の皆様と共に大会を盛り上げ成功させるため、1年を通して準備に力を注いでいます。

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 私が所属するスポーツ振興課の役割は、市民が気軽に運動やスポーツに触れられる環境をつくり、健康づくりに貢献することです。スポーツイベントに参加した方の「来年も楽しみです」という感想や、好タイムを出して満足そうに帰ってくださる姿を見たときに、運動を楽しんでもらえたという達成感を味わえるのが最大の喜びです。また近年、健康寿命を縮めてしまう高齢者のサルコペニアやフレイルが問題になっています。それに対しては大学で学んだ知識を生かして予防策をお話しするなど、健康長寿を支える情報を提供することにもやりがいを感じています。


 私は大阪市出身ですが、防府にはマラソン大会や防府天満宮などたくさんの魅力があり、とても暮らしやすいところだと感じます。今後は“外から”の目線を生かした柔軟な発想で、防府の魅力を全国に発信し、市民の皆様に貢献していきたいです。

0519_村上さん机上

※インタビュー及びプロフィールは、取材をした20234月時点の内容です。

PROFILE

村上 率人

2018年3月、立命館大学スポーツ健康科学部スポーツ健康科学科卒業。高校時代は野球部で活躍。大学では、自分の競技力向上に繋がる科学的な知識と、多くの人の健康に役立つ知識の両方を学びたいと考え、健康科学系の学部を志望した。地元に近く、新しく充実した研究設備が整った立命館大学スポーツ健康科学部に進学。上田憲嗣准教授のゼミでは、運動有能感や自己肯定感、成功体験による選手の能力向上をテーマに学びを深めた。また、準硬式野球部で投手としてプレーし、副キャプテンも務めた。

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