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1 中国語とは?
 
1)日本と切っても切れない関係にある中国
 「21世紀は中国の時代」と言われるほどの驚異的な発展を遂げつつある中国。―2005年には、ついにアメリカを抜いて、日本の最大の貿易相手国となりました。
 皆さんもご存知のように、現在、日本と中国との間には、「過去」の問題に象徴されるような様々な矛盾も存在します。しかし、同じ東アジアに位置するという地理的配置も含めて、日本の「未来」は、中国との関係を抜きには考えられません。よきライバルとして、お互いをより深く理解しながら率直に対話を進めていくことが、今、とても大切になってきています。
 これは、大学における法律学や政治学の勉強との関係でも同じです。現在、8000社以上の日本企業が中国に進出しており、また、30万人以上の中国人が日本で暮らしています。法律・政治は、企業活動や社会生活に密接に関わる分野ですので、中国そして中国人との関係は、法学部で学ぶ皆さんにとっても、今まで以上に深くなってきていると言えるでしょう。国際政治面でも、国連の安全保障理事会の常任理事国として、大きな影響力を持ちつつある中国です。法学部においても、中国語は重要な外国語の1つとなっており、「中国法」関連の授業も増えつつあります。

 



 


2)中国語=「普通話」とはどういう言葉なのだろう?
 人口は日本の10倍、面積は26倍という中国。――しかも、あまり知られてはいませんが、中国は56の民族によって構成されている多民族国家なのです。ですから中国には、広東語・福建語といった方言や、ウイグル語・チベット語といった少数民族の言語も数多く存在しています。
 では、皆さんが学ぶ中国語とは、どういうものなのでしょうか。一般に中国語と呼ばれているのは、「普通話」(意味は「広く通じる言葉」)という共通語を指しています。これは、人口の92%を占める漢民族の言葉である「漢語」、その中でも、中国の北半分で用いられている「北方方言」を基礎としています。表記する文字は、もちろん「漢字」です。
 同じ漢字を用いているので、日本人には学びやすい言葉であるのは確かでしょう。でも、そこに安住していては、中国語を習得することはできません。「とっつきやすいが奥が深い」のが中国語です。では、中国語には、どんな特徴があるのでしょうか。
 まず、発音です。中国語を耳にして、リズミカルな言葉だな、と感じた人は多いと思います。中国語には4つの高低アクセントがあり、すべての音節(音の最小単位)が、高いか低いか、上げ調子か下げ調子かで発音されます。だからリズミカルに聞こえるのです。同じ「ma」の音でも、高く発音すると「媽」(お母さん)、低く発音すると「馬」という意味になります。難しそう(すぐに慣れます!)ですが、でも、おもしろそうですよね!
 文法は、どちらかと言うと英語に近く、「S+V+O」構造が基本です。ですが、欧米言語のような格変化はもちろん、日本語のような活用や助詞もありません。ですから、語順(単語の並べ方)がきわめて重要になります。また、動詞それ自身には、時制の概念がありません。不思議ですね。英語とも日本語とも全く異なるタイプの文法ルールとは、どんなものなのか、ちょっと興味がわきませんか?
 先ほど「同じ漢字を使っている」と言いましたが、実は、日本の漢字と異なるものも多いのです。日本でも戦前までは、いわゆる旧漢字(これが元々の漢字です。中国語では「繁体字」と呼びます)を使っていましたが、戦後、簡略化を進めたわけです。中国も同じで、1950年代中頃に簡略化を決めました。その際に、例えば、「學」は日中ともに「学」と簡略化しましたが、「樂」は日本では「楽」、中国では日本以上に大胆に簡略化して「赤」としたのでした。こうした漢字は「簡体字」と呼ばれています。「簡体字」を用いた文章を後に掲げておきますので、ちょっと類推してみてください。どこまでわかりますか?
 日本語とも欧米言語とも異なるタイプの中国語に、少しでも興味を持ってもらえればうれしく思います。ともに楽しく学んでいきましょう。





 

 


3)中国語を学んで広がる世界
 中国語を母語とする人々が生活しているのは、中華人民共和国だけではありません。香港・マカオの特別行政区や台湾の人々、さらに世界中にチャイナタウンがあるように、海外で生活する華人も数多くいます。
 すべて合計すれば、世界の人口の20%以上が、中国語を母語としているのです。中国語を学んで、世界に飛び出してみてはどうですか?
 2008年には北京オリンピックが開催されます。1年間と少し、中国語をしっかり勉強したら、北京1人旅行も十分に可能になるかもしれません!?

 

 

 
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