研究会報告 2006年度
					暴力論研究会
					
						2006年度の総括
						2006年度は、暴力現象と人間存在の関わりをめぐって、とりわけ従来抜け落ちてきた多様な暴力現象の発掘と、それに密接に結びつく内外の先端的研究者との研究交流・討議に重点を置いて、研究が進められた。その結果、最も基本的な暴力論についての精緻な分析がなされ、あるいは、従来、暴力とは無関係と思われていたところに暴力現象が発掘され、また、従来ごく一部にしか知られていなかった問題事象に光が当てられることにもなった。
						他方、各メンバーの個別的な研究は、研究発表などをつうじて形を示し、またその後の再検討の時間を経て、徐々に熟成してきていると言えるだろう。これらの成果は、2007年度にまとめ上げられる予定である。
						研究代表者:文学部教授 谷 徹
					 
					
					
						| 開催日 | 
						2006年5月12日 | 
					
					
						| テーマ | 
						『9・11テロ事件後の建築:イメージ・エコノミーと同時代』 | 
					
					
						| 報告者(所属) | 
						Terry Smith(ピッツバーグ大学教授)
						 報告要旨  | 
					
					
					
					
						| 開催日 | 
						2006年7月7日 | 
					
					
						| テーマ | 
						『恐怖を原動力とするアメリカ文化』 | 
					
					
						| 報告者(所属) | 
						ウェルズ 恵子(文学部教授)
						 報告要旨  | 
					
					
					
					
						| 開催日 | 
						2006年10月7日 | 
					
					
						| テーマ | 
						「暴力と形而上学」を読む ─ レヴィナスとデリダ | 
					
					
						| 報告者(所属) | 
						合田 正人(明治大学文学部教授)
						 報告要旨  | 
					
					
					
					
						| 開催日 | 
						2006年11月10日 | 
					
					
						| テーマ | 
						「悪魔の楽園」への旅 ─ あるいは、プトゥマヨ・スキャンダルにおける「真実」の政治学 ─ | 
					
					
						| 報告者(所属) | 
						崎山 政毅(文学部助教授)
						 報告要旨  | 
					
					
					
					
						| 開催日 | 
						2006年11月17日 | 
					
					
						| テーマ | 
						「贈与と暴力」(Gabe und Gewalt) | 
					
					
						| 報告者(所属) | 
						ハンス・ライナー・ゼップ(プラハ現象学研究センター)
						 報告要旨  | 
					
					
					
					
						| 開催日 | 
						2006年12月22日 | 
					
					
						| テーマ | 
						「どこから─どこで─どこへ。テレサ・マルゴレスの作品における死の病理学」 | 
					
					
						| 報告者(所属) | 
						カトリン・ニールセン(オイゲン・フィンク・アルヒーフ研究員)
						 報告要旨  | 
					
					
					
					
						| 開催日 | 
						2007年2月13日 | 
					
					
						| テーマ | 
						「ライプニッツにおける三重の自由の問題」 | 
					
					
						| 報告者(所属) | 
						ハンス・ポーザー(ベルリン工科大学)
						 報告要旨  | 
					
					
					
					
						| 開催日 | 
						2007年3月10日 | 
					
					
						| テーマ | 
						暴力と音楽:音楽の「暴力性」、音楽が暴力を触発、暴力に触発された音楽、暴力としての音楽 | 
					
					
						| 報告者(所属) | 
						三井 徹(金沢大学名誉教授)
						 報告要旨  | 
					
					
					