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研究会報告 2006年度

近代日本思想史

2006年度の総括

日本国憲法制定時の憲法関係の地方新聞の社説・論説の採集と分析が、3年間のプロジェクトの目的であり、その2年目として着実に成果を挙げている。2006年度には、西日本と東日本の双方にわたって約8割以上の府県以上の地方新聞のそれを採取した。ただし資料状況の問題もあって、それらの新聞に関しても、すでに調査が完了したものばかりではない。最も占領期の地方紙が収集されている機関は、横浜の新聞ライブラリーであるが、これに国立国会図書館、福島・福岡・宮崎など数県の県立図書館所蔵の地方紙を対象に、本年度は調査をおこなった。また対比の意味で、帝国憲法制定時の新聞論説の調査を、明治新聞雑誌文庫などを中心におこなった。

また、その中間まとめの報告もおこなっている。

研究代表者:法学部教授 赤澤 史朗

開催日 2006年6月16日
テーマ 有機体論の構造転換―長谷川如是閑における「社会の発見」―
報告者(所属) 織田 健志(同志社大学)

報告要旨

開催日 2006年7月14日
テーマ 「『戦時社会政策』の再検討」
報告者(所属) 高岡 裕之(関西学院大学)

報告要旨

開催日 2006年9月15日/td>
テーマ (1)山東牛貿易の研究-膠州湾還付に伴う輸出権益確保をめぐって-
(2)日本国憲法制定と地方新聞
(3)日本における上院の意味-貴族院の職分をめぐって-
報告者(所属) (1)河端 正規(経済学研究科)
(2)梶居 佳広(法学研究科)
(3)吉田 武弘(文学研究科)

報告要旨

開催日 2006年10月20日
テーマ 「戦後沖縄における保革対立軸の規定路線化
―1961年那覇市長選における革新共闘への過程―」
報告者(所属) 櫻澤 誠 (文学研究科史学専攻日本史専修D3)

報告要旨

開催日 2006年12月1日
テーマ 前衛芸術運動と戦争―福井における北荘・北美の運動と挫折―
報告者(所属) 清水 智世(文学研究科)

報告要旨

開催日 2007年3月13日
テーマ (1)「日本の植民地支配-名前に関する政策を通じてみた朝鮮支配-」
(2)「田川大吉郎と台湾 -領台初期を中心として-」
(3)「明治前期の憲法論議-新聞・雑誌を中心に-」
報告者(所属) (1)吉川 絢子(法学部)
(2)岩本 聖光(法学研究科)
(3)福井 純子(文学部非常勤講師)

報告要旨

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