本学の内部質保証

 本学は、立命館大学の歴史や特色を踏まえた教育研究の質について、国際標準を目指して高めていくという「立命館憲章」の理念の下、その実現に向けて日々努力を重ねています。
 本学における内部質保証の推進に責任を負う組織は自己評価委員会です。大学評価・IR室は、自己評価委員会の事務局を担っています。

内部質保証3図について

内部質保証推進イメージ図

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 学長の下に自己評価委員会は置かれており、本学の多様な活動について丁寧な点検・評価を行うため、6つの部会(教学部会、教育研究等環境部会、入試部会、学生部会、社会連携部会、大学運営・財務部会)を組織しています。特に、教学部会は各学部・研究科の多様な教育実践と自己点検・評価結果を取りまとめており、本学における教育活動の点検・評価において、重要な根拠資料となっています。

内部質保証組織関係図

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 自己評価委員会の委員長は、教学を担当する副学長が務めています。
内部質保証における「全学的観点」を強化した自己点検・評価の必要性から、自己評価委員会の下に各部会長をメンバーとした幹事会を設置しています。各部会は、関連する領域の各委員会等と連携しつつ取り組みを進めています。内部質保証システム自体の適切性及び有効性については、学外の有識者によって構成される大学評価委員会等の外部評価を通じて得られた指摘をもとに検証しています。

教育に焦点を当てた内部質保証システム体系図

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 教学分野における内部質保証は、学長-自己評価委員会-教学部会-学部・研究科-教員という組織構造になっています。立命館憲章や中期計画、教学ガイドライン等をはじめとした、大綱的かつ全学的な枠組みのもとで、各学部・研究科が自律的に教学や評価の運営に取り組む構造は、多くの学部・研究科等を有する本学に適した仕組みです。