第5回には、株式会社セガで『龍が如く』シリーズなどのマーケティングを担当する山脇航さんが登壇しました。世界30兆円規模へと成長するゲーム市場の動向、アジア地域での販売戦略、文化の違いを踏まえたローカライズ／カルチャライズの重要性など、グローバル展開に関する貴重な知見が語られました。

特に、海外キャスティングを用いたプロモーションや、SNS・インフルエンサーを活用したコミュニティ形成、さらにはSteamを中心としたデジタル販売戦略など、現場で実践されているマーケティングは学生にとって新鮮で刺激的な内容でした。「どんな環境でも楽しめる人が強い」というメッセージも印象深く、ゲーム業界を志望する学生に大きな励みとなりました。

　

2016年に映像学部を卒業してからだいぶ経ちますが、いまだに大学の友人とは連絡を取ったり、仕事の話をしたり、今でも刺激を受けることが多いです。大学での交友関係は本当に貴重なので、卒業後も大切に。何にも気にせず話せる友人って社会に出てから貴重なので。 あと映像学部は様々なジャンルの専門的な学びが得られる学部ですし、経験が必ず将来に活きると思います。将来の仕事が決まってなくても、何やってもいいし、何学んでもいいので、全力で今を楽しんでほしい。社会に出ても今の状況を楽しんでいる人が本当に強いので。 様々な出会いや学びをくれた映像学部に感謝しています。

■第1回 松本 渓さん（松竹 株式会社）2017年卒業