EIZO NEWS
2025.12.17
「EIZO EX 2025」実施レポート ■映像×研究 映像研究の現在地を知る —— 国際的に活躍する専門家が示す道筋
映像研究の現在地を知る —— 国際的に活躍する専門家が示す道筋
EIZO EXでは、映像制作のみならず、研究の最前線に触れる機会も積極的に設けています。これまでに、ドイツ・ボン大学の湯川史郎氏、大阪大学の福島可奈子氏、本学産業社会学部の近藤和都氏をお招きし、メディア考古学という、映像研究における最新分野の研究動向や、国際的に活躍する研究者としてのこれまでの歩みについてご紹介いただきました。映像研究という学問の広がりと新たな可能性に触れられたことは、研究を志す学生たちにとって大きな刺激となり、今日の複雑に進化する「メディア生態系」を捉え直す契機になりました。
またEIZO EX特別版として、弁士の大森くみこ氏、楽士の鳥飼りょう氏、イマイアキ氏をお招きし、サイレント映画の活弁上映会を開催しました。伝統的なピアノ伴奏上映に加えて、トイ楽器を用いた実験的なパフォーマンス上映も実施しました。サイレント映画を現代的に更新したライブ形式の上演は、会場から大きな反響を呼び、メディア考古学の研究実践として、映像体験の可能性を拡張する貴重なイベントとなりました。映像に加え、演奏・語り・観客が一体となるパフォーマンスに、多くの学生が「映像表現の多様性」を実感した様子でした。
「EIZO EX 2025」実施レポート
■第1回 松本 渓さん(松竹 株式会社)2017年卒業
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